ニュースプレスリリース

三井物産とインフォテリア、XML対応商品のカーナビ分野での事業展開につき業務提携

報道発表資料
2000年7月24日
三井物産株式会社
インフォテリア株式会社

三井物産株式会社(本社:東京都千代田区大手町1?2?1、社長:清水愼次郎)、インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区東大井5?12?10、社長:平野洋一郎)は、インフォテリア株式会社が提供しているXML処理エンジン、「iPEX」(アイペックス)をベースにカーナビ向けの商品としての開発・販売に関して業務提携を行いました。インフォテリア株式会社の「iPEX」はさまざまなプラットフォームに対応した高性能XML処理エンジンであり、XMLデータの読み書きから、データ操作、XSLTによるXML変換処理、URL処理まで、アプリケーションソフトがXMLデータを扱うために必要な機能を網羅し、そのインターフェースを提供します。三井物産では、インフォテリアの技術協力のもと「iPEX」を、今後開発が進むG-XMLをベースの通信カーナビ向けのアプリケーションソフトウェアや、システムインテグレーションの基本的なソフトウェアとして幅広く活用し、ソフトウェアの開発期間と開発コストの大幅削減に貢献していく計画です。

G-XML

XMLをGIS向けに拡張したプロトコル。通産省が呼びかけた、産官学共同プロジェクトである「GIS関連情報の相互流通に関する技術開発及び実証実験事業」の中で、GISの相互運用の一つの手段としてプロトタイプの開発と実証実験が計画されております。プロトコル標準化のために「G-XML標準化検討委員会」が結成されております。

インフォテリア株式会社は、国内最大のXML専業ソフトウェア会社です。インフォテリアでは、先進のXMLテクノロジーをベースに、XMLの普及を促進するコンポーネント製品や、企業間ECでのデータ交換をXMLベースで行うためのツールとサーバ製品などを提供いたしております。

三井物産株式会社は、電子地図上での駐車場情報、タウン情報、レストラン情報、観光情報、介護情報、等のコンテンツと組み合わせて、在宅介護、配送計画、保守メンテサービス、観光地案内など、あらゆるニーズに対応するナビゲーションを使用したシステムを提案しております。今後、通信を使ったカーナビゲーションの発展を期待し、通信で地図を取り扱うエンジンとしてインフォテリア株式会社の高性能XML処理エンジンに注目致しました。

今後も両社で協力し、新システムの開発・開拓にあたり、より一層の充実を図ります。

本リリースに関するお問い合わせ先

インフォテリア株式会社
E-mail:

以上
日時:2000年07月24日 11:00

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