ニュースプレスリリース

デジタルデザインとインフォテリア、世界初のBtoBアプライアンスで提携

RossettaNet対応を始め、XMLベースのBtoBを簡単に実現するソリューションを提供

報道発表資料
2000年9月20日
株式会社デジタルデザイン
インフォテリア株式会社

オープンソースソフトウェアによるベストソリューションの提供を行う株式会社デジタルデザイン(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:寺井和彦)とXMLソフトウェアのリーディングカンパニーであるインフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野 洋一郎)は、世界初のXMLベースのBtoBアプライアンス*1の開発と販売にあたり業務提携したことを発表しました。

今回発表したBtoBアプライアンスは、企業間取引ネットワークへの接続を簡単に実現するための専用ハードウェアで、RosettaNet*2(ロゼッタネット)、ARIBA(アリバ)社およびCommerceOne(コマースワン)社などが中心となって定めたXMLベースの各種BtoBフレームワーク*3に対応するために必要なソフトウェアをあらかじめ搭載したものです。

この製品の主な特徴は以下の通りです。

> サーバーハードウェア(ゲートウェイ)として提供
> XMLベースの各種BtoBフレームワーク標準に対応
> インストール・メンテナンス不要による簡易オペレーション
> 安価であり、小規模事業者の各種BtoBネットワーク参加を促進

各種BtoBフレームワーク標準をあらかじめ搭載することで、RosettaNetをはじめとする大企業が運営するBtoB取引ネットワークに、企業規模の大小を問わず容易に参加することが可能となります。デジタルデザインが開発する専用のハードウェアに、インフォテリア開発のメンテナンスフリーなBtoBソフトウェアを内蔵することで、安価ながら堅牢なセキュリティを保つ特定用途ハードウェアとして提供されます。

また、このサーバーはLinuxをベースプラットホームとして構成され、CD-ROMから起動します。これにより、メンテナンスサービス契約により新バージョンがCD-ROMで提供された際にはCD-ROMを入れ替えて起動すればバージョンアップが完了し、インストールやアップグレードに伴うトラブルが起きない仕組みとなります。さらに、インフォテリア独自の専用ソフトウェアを搭載することで、低価格を実現します。これにより、例えばRosetaNetの場合には従来のソフトウェアパッケージを利用したカスタム開発と比較して10分の1以下のコストで企業間取引に参加することができるようになります。

これらの特徴により、BtoBで最もネックとなっていた中小規模事業者のインターネット取引への参加を促進し、マーケットプレイス、サプライチェーンの実現を加速します。

株式会社デジタルデザインの寺井和彦社長は、「デジタルデザインは、関連子会社であるアクアリウムコンピューターの『blue grass』『white neon』『silver neon』など、Linuxアプライアンスのマイクロ・サーバーを既に開発、販売しております。今回、世界初のBtoBアプライアンスサーバーの開発にあたっては、我々の持っているLinuxおよび各種オープンソースソフトウェアによるソリューション提供のノウハウを最大限活用して、簡単でかつ高度なセキュリティを保つことの出来る製品を開発いたします。」と述べました。

インフォテリア株式会社の平野洋一郎社長は、「インフォテリアは、いち早くXMLとBtoBに取り組んできており、各種のXMLベースの企業間取引ネットワークへの接続ノウハウも蓄積しています。XMLベースのBtoBが先行する米国でも、大企業が運営する企業間取引ネットワークへの参加コストが中小企業の参加のバリアーになっています。そこで我々は、BtoBサーバーを、インターネットのルーターと同じように単機能ハードウェア化することで、大幅なコストダウンと簡易化を図りました。このようなハードウェア組み込みのBtoBアプライアンスは世界初のものであり、部品サプライアの多いアジア圏を始めとし、欧米にも販売を行っていきます。」と述べました。

今回のサーバーは、ハードウェアとして提供され、特定のビジネスパートナーとのビジネスゲートウェイとして機能します。デジタルデザインとインフォテリアでは、このBtoBハードウェアの販売代理店を募り、2001年末までに300社への導入を計画しています。さらに、インフォテリアでは、内蔵のサーバーソフトウェアを他のハードウェアベンダーにも提供していく計画です。

ハードウェアの開発はデジタルデザインの子会社である株式会社アクアリウムコンピューターが担当します。

ハードウェアのリファレンスデザインを含めた製品詳細を10月下旬に発表、製品の出荷開始を2001年の年初より予定しております。


株式会社デジタルデザインについて

デジタルデザインは、Linux OS で稼働するミドルウェア、ハードウェア、ソフトウェアの企画・開発・販売を行うとともに、法人向け業務システムの構築を行っています。インターネット/ネットワーク、データベースのアプリケーション開発に強く、各種オリジナル製品を提供しています。デジタルデザインは、ナスダック・ジャパン登録第1号企業です。
→ www.d-d.co.jp/

インフォテリア株式会社について

インフォテリア株式会社は、1998年、日本初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたXML分野のリーディングカンパニーです。東京と米ボストンに拠点を置き、世界市場に向けてXML製品の開発と販売を行っています。インフォテリアでは、先進のXMLテクノロジーをベースにXMLの普及を促進するコンポーネント製品や、企業間電子商取引(BtoB-EC)および企業間アプリケーション統合をXMLベースで行うためのソフトウェアを提供しています。
→ www.infoteria.com/

株式会社アクアリウムコンピューターについて

株式会社アクアリウムコンピューターは、Linuxを組み込んだユニークなデザインのマイクロ・サーバーを企画・開発・販売しており、日本発のLinuxハードウェアベンダーとして注目されています。
→ www.aqua-computer.com/

用語説明/注釈

*1 アプライアンス (アプライアンス) 特定用途向けの、ソフトウェア組み込み型ハードウェアのこと。利用目的を絞り込むことでインターフェースをシンプルにする。セットトップボックス、ファイアーウォールサーバ、ルータなどが典型的なアプライアンスとして知られている。
*2 RosettaNet(ロゼッタネット) ハイテク業界で、製品から電子部品に至るまでのサプライチェーンを標準化するために組織されたコンソーシアム。
→ www.rosettanet.org/
*3 BtoBフレームワーク(ビートゥービー フレームワーク) 企業間電子商取引を実現するための、標準化された手続きを定めた技術仕様のこと。RosettaNetなどのコンソーシアムが提供するものもあれば、マイクロソフト社のBizTalkやアリバ社のcXMLなどのように特定の企業が中心となって定められたものもある。

本リリースに関するお問い合わせ先

インフォテリア株式会社
TEL:03-5718-1250
E-mail:

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社デジタルデザイン
広報担当:宮原 徹
TEL:03-3996-0271
E-mail:

以上
日時:2000年09月20日 11:00