ニュースプレスリリース

インフォテリア、新世代BtoBサーバー「Asteria」を発表

ソニー株式会社が、VAIOなどの部材調達に採用を決定

報道発表資料
2000年10月30日
インフォテリア株式会社

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎)は、2000年10月30日、XMLネイティブのBtoB(企業間電子商取引)サーバー「Asteria」(アステリア)を発表しました。AsteriaはXML専業ソフトウェア企業であるインフォテリアが各種BtoBフレームワーク*1の実装において要求される高度な技術やノウハウを結集して開発したサーバーソフトウェアです。

Asteriaは、インターネットを介したサーバー対サーバーでのデータの入出力、データ形式の変換、ビジネストランザクションの管理など、BtoBに必要な機能に最適化された強固なアーキテクチャを有しています。RosettaNet(ロゼッタネット)*2をはじめとする各種BtoBフレームワークに対応したビジネスプロトコルを組み込むことで、異なるシステムを持った取引先との間でBtoBシステムを構築したり、マーケットプレースに接続することができます。

こうした特長を評価し、ソニー株式会社が、世界各国の調達先ネットワークを対象としたVAIOなどの部材調達システムとしてAsteriaの正式採用を決定しました。

Asteriaの特長は以下の通りです。

XMLネイティブ
内部モジュール間・インターネット側・イントラネット側との通信には、全てにおいてXMLを採用した一貫性あるアーキテクチャを採用しており、取引先やマーケットプレース、そして社内データベースやERPシステムなどとの高接続性を実現しています。

ビジネスプラグイン
RosettaNetをはじめとするBtoBのための各種ビジネスプロトコルを、プラグインとして装着することで、実装リードタイムを大幅に短縮することができます。またビジネスプロトコルの処理がAsteria内部で完結していますので、社内システムとのインテグレーションでは各ビジネスプロトコルの細かなシーケンスを意識する必要がありません。

B2Bアプライアンス*3
サーバーソフトウェア以外に、株式会社デジタルデザインとの提携により世界初のB2Bルーター(専用ハードウェア)である「Asteria.Planet」(アステリアプラネット)のラインナップも用意しました。標準ビジネスプロトコルのネットワークに中小規模の事業者が低コストでかつ容易に参加できる、初めてのプラグアンドプレイのソリューションです

Asteriaの導入決定にあたって、ソニー株式会社パーソナルITネットワークカンパニーのバイスプレジデント田谷善宏氏は「ソニーは、ブロードバンド時代をリードするe-Sony構想の一環として、ビジネス上の様々な事業プロセスにおけるデジタル化を積極的に進めており、VAIOを中心とするIT商品の新たなオペレーション構築においても継続的投資を行っています。さらにこれを推し進めるために、ロゼッタネットを積極的に活用してまいります。本日インフォテリアから発表されたAsteriaは、ロゼッタネットを幅広く普及させる仕組みに加え、将来的発展性も備えているため、ソニーのネット調達WEBであるSPIRITSに実装するのに最適と判断しました。これらの取り組みにより、市場ニーズや動向に迅速に対応できる一気通貫のバリューチェーンの実現が可能になると確信しています。」と述べられました。

インフォテリア株式会社の平野洋一郎代表取締役社長は、「Asteriaとは、ギリシア語で『星座』の意味です。輝くビジネスの星々を繋いで、グローバルなBtoBネットワークの実現と普及に大きな役割を果たすよう期待を込めて名付けました。今回、Asteriaがソニー株式会社の調達システムに採用されたことで、その品質と価値が証明されたとも言えます。今後RosettaNetの導入を通じて、取引先を含めたソニーのバリューチェーン強化はもちろんのこと、国内外の企業におけるBtoBシステムの導入に貢献していきたいと考えています。」と述べました。

Asteriaは、まずRosettaNetビジネスプラグインを装着したバージョンを2001年1月に出荷し、以後様々なBtoBフレームワークに対応したバージョンを順次提供していく予定です。RosettaNetビジネスプラグインによってAsteriaがRosettaNetの規定する複雑な企業間プロセスの処理を全て内部に完結させるため、社内システムとの接続を行うだけで短期間に稼動することができます。また、成長を続けるRosettaNetの仕様に柔軟に適応し、主たるPIPに標準対応しています。「Asteria」の価格は2,400万円(税別)から、ハードウェアとして提供する「Asteria.Planet」の価格は95万円(税別)からとなります。これらの製品は、日本語版のほか、英語版も順次発売する計画です。


製品概要

Asteria (アステリア)

正式名称 Asteria
Asteria.Planet
概要 ・HTTP/SMTPによるデータ入出力
・XMLネイティヴでの一貫したアーキテクチャ
・ECMA Scriptによるビジネスロジック実行環境
・各種B2Bフレームワーク標準にプラグイン方式で対応
・トランザクション管理による整合性の保持
・SSLやS/MIMEなどによるセキュリティ
・社内システムとのインテグレーション用インターフェース
価格(税別) Asteria
 -ロゼッタネット対応ライセンス :24,000,000円∼
Asteria.Planet
 -本体(2接続込み) :950,000円
 -追加接続ライセンス :400,000円
稼働環境 Asteria : Solaris,Linux(予定)
Asteria.Planet : 専用ハードウェアのみ
出荷日 2001年1月

インフォテリア株式会社について

インフォテリア株式会社は、1998年、日本初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたXML分野のリーディングカンパニーです。東京と米ボストンに拠点を置き、世界市場に向けてXML製品の開発と販売を行っています。インフォテリアでは、先進のXMLテクノロジーをベースにXMLの普及を促進するコンポーネント製品や、企業間電子商取引(BtoB-EC)および企業間アプリケーション統合をXMLベースで行うためのソフトウェアを提供しています。
→ www.infoteria.com/

用語説明/注釈

*1 BtoBフレームワーク(ビートゥービー フレームワーク) 企業間電子商取引を実現するための、標準化された手続きを定めた技術仕様のこと。RosettaNetなどの非営利業界団体が提供するものもあれば、マイクロソフト社のBizTalkやアリバ社のcXML、コマースワン社のxCBLなどのように特定の企業が中心となって策定されたものもある。
*2 RosettaNet(ロゼッタネット) ハイテク業界で、製品から電子部品に至るまでのサプライチェーンを標準化するために組織されたコンソーシアム。
◎RosettaNet:www.rosettanet.org/
◎ロゼッタネットジャパン:www.rosettanet.gr.jp/
*3 アプライアンス(アプライアンス) 特定用途向けの、ソフトウェア組み込み型ハードウェアのこと。利用目的を絞り込むことでインターフェースをシンプルにする。セットトップボックス、ファイアーウォールサーバ、ルータなどが典型的なアプライアンスとして知られている。

本リリースに関するお問い合わせ先

インフォテリア株式会社
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以上
日時:2000年10月30日 11:00