日本IBM(本社・東京都港区、社長・大歳 卓麻)とXMLソフトウェアのリーディングカンパニーであるインフォテリア(本社・東京都品川区、代表取締役社長・平野 洋一郎)は9日、日本IBMのIA(インテル・アーキテクチャー)サーバーのエントリー・シリーズ「eServer xSeries 200」と、インフォテリアのB to B(企業間電子商取引)アプライアンス用ソフトウェア「Asteria.Planet for RosettaNet IBM eServer xSeries 200対応版」を組み合わせ、主に中堅・小規模企業向けのソリューションとして提供する、と発表しました。
日本IBMのパートナー企業が、Linux OSを組み込んだ「Asteria.Planet for RosettaNet IBM eServer xSeries 200対応版」を「eServer xSeries 200」に導入し、本年5月29日から販売を開始する予定です。
e-ビジネス、なかでもB to Bの急速な需要拡大に伴い、さまざまな企業が電子商取引ネットワークに迅速に参加できるインフラ構築の必要性が高まっています。本日の発表は、BtoBシステムを比較的安価なオールインワンのソリューションとして提供することにより、主に中堅・小規模企業のe-ビジネスへの参画を促進するものです。さらには、BtoBをハイテク業界全体に普及させ、産業全体でのe-ビジネスの実現を目指します。
「Asteria.Planet for RosettaNet IBM eServer xSeries 200対応版」は、インフォテリアが本年2月に発表した、世界初のB to Bアプライアンス「Asteria.Planet for RosettaNet」に採用されているソフトウェアをベースに開発されました。ハイテク業界におけるBtoBの代表的な標準規格であるRosettaNet(ロゼッタネット)に対応しています。価格は個別見積もりとなります。
本日の発表によりお客様は、オープン・プラットフォームのeServer xSeriesをハードウェアとして採用した一体型ソリューションを利用して、従来にくらべてさらに低コストで本格的なBtoBシステムを導入できるばかりでなく、操作や保守の容易性というアプライアンスの特長を享受することができます。
日本IBMはハードウェアの信頼性とLinuxに関するノウハウ、IBMパートナー企業はBtoBシステムの構築技術、インフォテリアは優れた次世代BtoBソフトウェアをそれぞれ提供し、この事業を推進していきます。
なお、日本IBMとインフォテリアは、インフォテリアのソフトウェアを活用したソリューションとして、今後アリバ標準への対応も予定しています。
IBMプレス・リリースは、インターネットのIBMホームページ(www.ibm.com/)でもご覧いただけます。
また、日本IBMのプレス・リリースは、日本IBMのホームページ((www.ibm.com/jp/)でご覧いただけます。
インフォテリアのプレス・リリースは、ホームページ(www.infoteria.com/)でご覧いただけます。
□ 「Asteria.Planet for RosettaNet」について
「Asteria.Planet for RosettaNet」は、XMLネイティブの本格的BtoBサーバー「Asteria」のアーキテクチャをベースに開発された、RosettaNet対応のハードウェア一体型ソリューション(アプライアンス)です。取引先との接続数が無制限のサーバーソフトウェア「Asteria」に対して、ハードウェアとセットにして接続数を限定したアプライアンスである「Asteria.Planet for RosettaNet」は、(標準ビジネスプロトコルのネットワークに中小規模の事業者が低コストでかつ容易に参加できる初めてのオールインワン・ソリューションです。
インフォテリア株式会社は、1998年、日本初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたXML分野のリーディングカンパニーです。東京と米ボストンに拠点を置き、世界市場に向けてXML製品の開発と販売を行っています。インフォテリアでは、先進のXMLテクノロジーをベースにXMLの普及を促進するコンポーネント製品や、企業間電子商取引(BtoB-EC)および企業間アプリケーション統合をXMLベースで行うためのソフトウェアを提供しています。
→ www.infoteria.com/
※IBM, eServerは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標です。
以上
日時:2001年04月09日 11:00
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