ニュースプレスリリース

SAPとインフォテリア、SAP R/3ユーザー向けにBtoB分野で協業

国内化学業界向けBtoBソリューションをこれまで以上に容易に、短期間で構築

報道発表資料
2002年9月25日
インフォテリア株式会社
SAPジャパン株式会社

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野 洋一郎、以下インフォテリア)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤井 清孝、以下SAPジャパン)はこの度、SAPソフトウェア・パートナー契約を締結し、両社がBtoBソリューションの提供について協業していくことを発表しました。

両社は協業の第一弾として、化学業界のSAP R/3既存顧客向けにインフォテリアのBtoB(企業間電子商取引)プラットフォーム「ASTERIA(アステリア)」を利用したBtoBソリューションの共同提供を推進していきます。今回の協業により、顧客企業は、コラボレーティブ・e-ビジネス・プラットフォームである「mySAP.com」環境における企業間連携を、これまで以上に容易に、短期間で構築することが可能となります。また、柔軟かつ優れたシステム開発の効率化によるトータルコストの削減が実現可能となります。さらに国内に開発拠点を置くインフォテリアの迅速なサポート体制により、ユーザ企業は安心してBtoBソリューションの導入ができるようになります。

化学業界にはSAPソリューションの導入企業が多く、現在、国内主要化学メーカーにおいて、約up52%*のお客様が、SAPの中核製品である統合基幹業務パッケージSAP R/3を利用されています。一方「ASTERIA」は、標準ビジネスプロトコルを使用したデータ交換システムや様々なアプリケーション間のデータインテグレーションの設計・開発が短期間に実現できるという利点を持ち、数々の業界で採用が進んでいます。また、「ASTERIA」は、SAP R/3の顧客企業の多い化学業界の標準XMLプロトコルであるChem eStandards(tm)(ケム イースタンダーズ)**への対応や、既存Web-EDIの画面データをSAP R/3をはじめとする基幹系システムに取り込むアプリケーションの構築などを可能とするBtoBプラットフォームです。

*SAPの利用率 52%は会社四季報国内化学メーカー上位50社より算出
**Chem eStandardsは、化学業界でEDIやバーコードなどの標準化を行ってきた団体であるCIDX(TM)(サイデックス:Chemical Industry Data Exchange)により開発された標準XMLプロトコル

両社は化学業界の企業を中心にしたBtoBソリューションの導入により、化学業界での企業間取引の推進を目標とします。さらに、今後は化学業界以外の幅広い業種にも対応したBtoBソリューション提供を進めます。

> インフォテリア株式会社 代表取締役社長 平野 洋一郎のコメント

「インフォテリアは、2001年12月よりSAP-EBP向けにAsteria for SAPを出荷し、富士ゼロックスオフィスサプライ様、プレオマート様など数々の実績を積み重ねています。今回のSAPソフトウェア・パートナー契約締結によって、SAPを中核に使用する企業が、さまざまな形での対外接続ソリューションの展開を加速することができることと確信しております。」

> SAPジャパン株式会社 アライアンスマネージメント本部
 バイスプレジデント 竹田 邦雄のコメント

「インフォテリアのソフトウェア・パートナー契約締結とBtoBソリューションでの協業を歓迎いたします。また協業により、両社の関係を一層緊密にするとともに、お客様に役立つ新しいソリューションを今後ますます発展させていきたいと願っております。」


ASTERIAについて

「ASTERIA R2」は、社内外のビジネス・ネットワークを柔軟につなぎ、さまざまなレベルのデータ連携を可能にするBtoBプラットフォーム・ソフトウェアです。企業間でのデータ交換によるコラボレーションを容易に実現するだけでなく、企業内や事業所間のさまざまなシステムやアプリケーション間のインターフェイスを自動生成することが可能です。直観的かつプログラミング不要な設計環境が提供されることにより、システム連携のためのインターフェイス開発にかかる時間が劇的に短縮され、しかも継続的に発生するシステム要件の変更にも柔軟に対応することが可能になります。さらに、システム・インターフェイスの新しい標準であるWebサービスのプラットフォームや、EAI(Enterprise Application Integration)のプラットフォームとしての利用も可能です。(www.infoteria.com/jp/asteria/

SAPジャパン ソフトウェア・パートナー・プログラムについて

ソフトウェア・パートナー・プログラムは、外部ソフトウェア製品がSAPの製品群とインターフェイスがとれていることを認定するプログラムです。 SAP はそのオープン技術に基づき、 数多くのインターフェイス方法および専用ビジネス API を提供しています。
本プログラムでは技術的に信頼ができ、お客様のご要望により近いソリューションを、 短い導入期間と最適な価格にてご提供することを目的にしています。そしてお客様のITに対する効果的な投資を実現いたします。


インフォテリア株式会社について

インフォテリア株式会社は、XMLを中心とした先進の技術を、リアルワールドで適用できるソフトウェア・パッケージ、ソリューションとして形にする会社です。次世代インターネット技術「XML」を活用するためのコンポーネント製品や、企業内外のさまざまなデータ変換・通信を容易に実現する新世代BtoBプラットフォーム「ASTERIA」(アステリア)を提供しています。
→ www.infoteria.com/

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、18,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。
→ www.sap.co.jp/

※SAP、SAPロゴ、mySAP.com、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツ及びその他の国における登録商標または商標です。

本リリースに関するお問い合わせ先

インフォテリア株式会社
E-mail:

本リリースに関するお問い合わせ先

SAPジャパン株式会社
広報担当:マーケティング本部 広報部 寺岡 豪
TEL:03-3273-3713
E-mail:

本リリースに関するお問い合わせ先

SAPジャパン株式会社
広報担当:三浦 睦子
TEL:03-3273-3102
E-mail:

以上
日時:2002年09月25日 11:00

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