ニュースプレスリリース

昭和リース、「ASTERIA R2」を利用して間接材調達システムとリースプロセスの連動を国内で初めて実現

まず松下電工(株)グループで導入・運用を開始し、業務効率の大幅な向上を支援

報道発表資料
2003年1月16日
松下電工インフォメーションシステムズ株式会社
インフォテリア株式会社

松下電工インフォメーションシステムズ株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:濵田 正博、略称:NAIS-IS〔ナイス・アイエス〕)とインフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野 洋一郎)は、昭和リース株式会社(本社:東京都新宿区、社長:村松 兼伍)が間接材の電子調達システムとリースプロセスを国内で初めてインターネット上で連動したことを発表しました。すでに2002年11月25日より、松下電工株式会社(本社:大阪府門真市、社長:西田 一成)との間で運用を開始しています。

このたび昭和リースが開発した間接材・リースプロセス連動システムは「LeasePro3(リースプロスリー)」と呼ばれ、アリバ社が提供する間接材の電子調達システム「Ariba Buyer」と、昭和リースが提供する既存のオンライン・リースプロセス「カスタマープラットフォーム」をインターネット上で連動させます。「LeasePro3」のシステム開発は、「Ariba Buyer」導入に実績のある松下電工インフォメーションシステムズと、昭和リースの既存システムの開発・運用に携わるあさひ銀総合システムが行い、コア技術としてはBtoBをはじめとする優れたシステム連携技術を誇るインフォテリアのビジネス・インテグレーション・プラットフォーム「ASTERIA R2(アステリア アールツー)」が採用されました。

昭和リースでは、「LeasePro3」の提供により、大手企業との取引機会拡大を狙い、将来的には「Ariba Buyer」だけでなく、SAP社の提供する間接材の電子調達システム「SAP Enterprise Buyer」等との連動により、3年で100社との接続を目指します。

昭和リースの営業推進部 EC推進チーム課長 藤本 裕哉 氏は、このたびの「LeasePro3」提供開始について「すでにNAIS-ISがASTERIAを使ってAriba、SAPの両調達システムとサプライヤシステムを接続したという実績を知り、システム構築を依頼しました。ASTERIAのデモを見て、すぐれたGUIで簡単に設計・運用ができることがわかり、将来的な接続先企業の増加にも柔軟に対応できることが採用の決め手となりました」と述べられました。

◎詳細はインフォテリアのサイト内 導入事例をご参照ください。
 → www.infoteria.com/jp/product/case/showalease/


LeasePro3システム概要

特長

(1)電子調達システムと汎用的かつシームレスに連動可能

各種電子調達システムとリース処理がインターネット上でシームレスに連動可能となりました。従来、リースを利用する際には、物品、金額、購入先、リース期間といった情報を別途、対面、FAX、電子メールや電話などで伝達するか、リース会社固有のWeb画面に入力する必要がありました。電子調達システムとリース処理の連動により、物品情報は電子調達システムと「LeasePro3」の間で引き継がれ、利用者はリースに必要な契約期間を選択するだけで、即時にリース料の見積りを受け取ることができるようになりました。

(2)国内電子商取引におけるリースプロセスの標準に対応

国内では電子購買コンソシアム(国内における電子商取引に関する各種標準化を推進する非営利団体)で電子調達に関する方法論およびリースプロセスの標準化が進みつつあり、これらの標準仕様が策定された場合にも、「LeasePro3」は「ASTERIA R2」をベースとしているため柔軟に対応し、拡張も可能です。

効果

電子調達システム利用企業は、「LeasePro3」と連動することで、従来、見積りから契約締結まで約1週間かかっていたところを約30分で完結させることが可能となり、業務効率が大幅に向上します。昭和リース側では、「LeasePro3」を利用した電子調達システムとの連動により、利用企業の複数の窓口間業務を集約でき、プロセスの削減を実現します。これにより、従来は約20名程度の人員が必要であった業務を1名で処理可能とし、さらなるビジネスチャンスの拡大に適した人員配置を行うことができます。


松下電工インフォメーションシステムズ株式会社について

松下電工インフォメーションシステムズ株式会社(NAIS-IS)は、コンピュータ専用ビルや超高速ネットワークのインフラを保有し、豊富なシステム構築経験と運用ノウハウを強みとして、情報システムに関わるインテグレーション全般、アウトソーシング、ASPサービスなどの多岐にわたるサービスを提供しています。
→ www.naisis.co.jp/

インフォテリア株式会社について

インフォテリア株式会社は、XMLを中心とした先進の技術を、リアルワールドで適用できるソフトウェアおよびソリューションとして提供する会社です。インターネット基盤データ技術「XML」を活用するためのコンポーネント製品や、企業内外のさまざまなデータ変換・システム連携を容易に実現するビジネス・インテグレーション・プラットフォーム「ASTERIA(アステリア)」を提供しています。
→ www.infoteria.com/

本リリースに関するお問い合わせ先

インフォテリア株式会社
TEL:03-5718-1250
E-mail:

以上
日時:2003年01月16日 11:00

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