インフォテリア、SaaS専業子会社「インフォテリア・オンライン」を設立

SaaS市場に本格参入し、市場におけるリーディングポジションを目指す

インフォテリア株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：平野洋一郎、証券コード：3853、以下「インフォテリア」）は、需要の高まるSaaS (Software as a Service)※１ビジネスを専業とする100％ 出資子会社「インフォテリア・オンライン株式会社」を本日10月22日（月）に設立し、同市場へ本格参入することを発表します。
URL：online.infoteria.com/

新会社設立の背景には、企業における情報システムに対する考え方や、ソフトウェアの利用形態の変化があります。インターネットの普及により、企業では活動に必要なIT資産を全て所有するというこれまでの概念から、インターネットを通じて必要なソフトウェアを必要なタイミングで利用するということが強く意識され、個人においてもインターネット上のサービスとPCにインストールされたソフトウェアの違いを意識しないユーザーが増加しています。

SaaSはこうした変化を反映した大きな潮流であり、そこにはサービスと企業内システムを「つなぐ」、サービス同士を「つなぐ」、サービスを介して人を「つなぐ」といった新たな需要が生まれ、インフォテリアが長年培ってきた技術とノウハウが大きな価値となります。

インフォテリアでは国内No.1の出荷シェア※２を誇る「ASTERIA（アステリア）」で培われた「つなぐ」技術を中核としながらも、事業内容、ターゲット顧客、営業政策、パートナーシップ政策の異なる新会社を設立することで市場のスピードに呼応し、SaaS市場におけるリーダーシップたるポジションの確立を目指します。インフォテリア・オンラインでは、SaaSの第1弾として「OnSheet（オンシート）」の提供を本日より開始し、さらにSaaSのラインナップを充実させてまいります。インフォテリア・オンライン株式会社は３年後の売上目標を10億円とし、インフォテリアグループ全体の成長を図ります。

※１　SaaS：Software as a Serviceの略ソフトウェアをインターネット上に搭載してユーザはブラウザからその機能を使用することができる新しいソフトウェア提供形態。

※２　テクノシステムリサーチ刊「2006年ソフトウェアマーケティング総覧」による。

□ インフォテリア・オンライン株式会社について

□ 社長略歴

藤縄 智春（ふじなわ ともはる）
マイクロソフト株式会社において、長年サーバー製品の製品マーケティングを担当、その後同社の経営企画に携ったのち, Microsoft Office関連製品の日本市場における製品企画とマーケティングならびに製品横断の販売推進を統括。2007年10月インフォテリア株式会社入社。1971年新潟県生まれ。最終学歴、英国国立ウェールズ大学大学院経営学修士号(MBA)。

※ 「OnSheet」および「オンシート」は、登録商標申請中の商標です。

インフォテリア株式会社について

1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、ビジネスにおける企業内外の多種多様な「つなぐ」を実現し、コミュニケーションを迅速化、可視化するためのソフトウェアを開発・提供しています。主力製品の「ASTERIA」は大企業、中堅企業を中心に360社以上（2007年３月末現在）の企業に導入されています。
→ www.infoteria.com/