ディーコープ株式会社(本社:東京都港区, 代表取締役社長:谷口健太郎、以下、ディーコープ)とインフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野 洋一郎、以下、インフォテリア)は、ディーコープが提供する「見積@Dee」のシステム刷新にあたりマスター一元管理専用システムにインフォテリアの「ASTERIA MDM One MH」を導入し、システムの本番稼動を開始したことを発表いたします。
ディーコープは、2006年4月から買い手企業と売り手企業の購買活動を総合的に支援する「見積@Dee」サービスを提供しています。買い手企業へは継続的なコスト削減、売り手企業へはビジネス機会の創出というメリットをもたらしており、企業間取引における日本最大級の購買調達支援活動を展開しています。
この「見積@Dee」を提供する中で、取引先企業データの正確な管理やシステムの運用などの課題に直面し、今後のシステムの拡張を見込み、顧客マスターを仮想的に統合する「マスターの一元管理専用システム」の構築に着手しました。 全体の開発工数は「ASTERIA MDM One MH」を使用しない場合の見積もりと比較して60%削減され、実質2か月という短期間でシステムを完成することが出来ました。IT戦略部ITサービス開発グループの担当者は当時を振り返り「テスト稼働時期には大幅な改修が頻発しましたが、ASTERIA MDM One MHを選ばずにフルスクラッチで開発を進めていたらこのような大幅改修は不可能でした」と語る。
ディーコープでは、マスターデータを仮想的に統合するシステムの構築は第1フェーズと考えており、次のフェーズでは各システムのインターフェースを統合し、今回整備した統合マスターを中心にデータ運用することを目指しています。「ASTERIA MDM One MI」で統合マスター管理を行うなど、より洗練されたマスター統合システムのブラッシュアップを推進しています。
この顧客マスターの仮想化と統合により、これまで、ユーザはサービスメニューごとに個別のIDを利用していましたが、1つのIDですべてのサービスが利用できるようになりました。また、今後、Open ID※などを活用し、他のシステムとの連携をはかり、サービスの拡張を進めていく予定です。
※「OpenID」とは、1つのIDでインターネットのさまざまなWebサイトの認証を実現するしくみ。IDにURLを使うのが特徴で、米国ではすでに、30余りのWebサイトがOpenID認証に対応しており、国内でも、ヤフーを初めとする多くのサイトで採用されている。
ディーコープは買い手企業と売り手企業の購買活動を総合的に支援するサービス、「見積@Dee」を提供しており、これまでに550社を超える大手買い手企業が調達先選定のために利用しています。「見積@Dee」とは、購買要件・仕様の適正化?新規取引先の開拓?見積・提案取得?取引先決定における一連のプロセスにおいて、買い手企業へは継続的なコスト削減を支援し、売り手企業へは大手買い手企業とのビジネス機会を創出するサービスです。2008年度の実績は見積・提案依頼総額約1,600億円、発生案件数は約14,000件となっており、企業間取引における日本最大級の購買調達支援活動を展開しています。
→ www.deecorp.jp/
→ bb.deecorp.jp/ (ビジネスポータルサイト)
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、ビジネスにおける企業内外の多種多様な「つなぐ」を実現し、コミュニケーションを迅速化、可視化するためのソフトウェアを開発・提供しています。主力製品の「ASTERIA」は大企業、中堅企業を中心に660社以上(2009年3月末現在)の企業に導入されています。
→ www.infoteria.com/
※Infoteria およびインフォテリアは、インフォテリア株式会社の商標です。
※ASTERIAは、インフォテリア株式会社の登録商標です。
※本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
※テクノシステムリサーチ社「2008年ソフトウェアマーケティング総覧」
以上
日時:2009年05月29日 13:00
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