インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下「インフォテリア」)は、本日、インドネシアを拠点にASEAN領域を中心にクラウドソーシング(※1)事業を行うPT Sribu Digital Kreatif(本社: Wisma Gandaria Lt Dasar, Kebayoran Lama, Jakarta Selatan, Jakarta, Indonesia、CEO and co-Founder: Ryan Gondokusumo、以下「Sribu社」)への出資に関してSribu社との合意にいたったことを発表します。この出資により、インフォテリアはSribu社の34.5%の株式を取得し、創業者に次ぐ第2位の株主となり、Sribu社はインフォテリアの持分法適用会社となります。
インフォテリアは「組織を越えたコンピューティングを実現するソフトウェアを開発し、世界規模で提供する」ことをビジョンとして掲げ、世界市場へのソフトウェアの提供へ向けた挑戦を続けております。世界市場の中でも特に、2013年から2018年までのASEAN諸国の年平均GDP成長率は7.5%と高い水準で推移すると予測(※2)されており、インフォテリアはASEAN市場へ向けたソフトウェアの提供を加速させるために、ASEAN市場においてデザインに特化したクラウドソーシング事業において1,000社以上のクライアント企業を有するSribu社への出資を決定しました。
ASEAN市場の成長が期待されている中、インフォテリアは、Sribu社が持つ多様な製品デザインを世界中のデザイナーにクラウドソーシングできるプラットフォームと、インフォテリアが培ってきたエンタプライズ・コンシューマー(※3)に向けた製品づくりの強みを合わせ、世界市場へ向けた製品・サービス提供を行なってまいります。
今回の資本提携により、両社は戦略的に協業し、デザイン面で付加価値の高い商品開発を推進するとともに、クラウドソーシングを核としたサービスの展開を強化し、プロフェッショナル個人と企業をつないでまいります。
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。
主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に4,000社以上(2013年12月末現在)の企業に導入されています。また、パソコン上のあらゆる電子ファイルを、クラウド経由でiPhone/iPad/Android/Windows 8などのスマートフォン、タブレットに配信するサービス「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料など業務文書をタブレットで持ち運べるツールのスタンダードとして、現在600社以上(2013年12月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
PT Sribu Digital Kreatifは、2012年に設立され、インドネシアを拠点に、主にASEAN地域向けにデザインに特化したクラウドソーシング事業を行い、既にASEAN市場において高いシェアを誇るベンチャー企業です。個人や企業などのデザイン業務の発注者は、Sribu社のプラットフォーム上で世界中の不特定多数のデザイナーに発注を容易に行うことができます。現在、Sribu社のサービスは、1,000社以上のクライアント企業を有し、37,000名以上のデザイナーが登録をしています。
※1:(Cloud Sourcing)クラウド上に構築されたシステムと使い、プロフェッショナル個人と企業を必要に応じてつなぐ仕組み。以上
日時:2014年02月14日 11:30
Copyright©1998-2024 Asteria Corporation. All Rights Reserved.