継続請求管理ロボット「経理のミカタ」を運営する株式会社Cloud Payment(本社:東京都渋谷区、代表取締役:清久 健也、以下 Cloud Payment)は、インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 インフォテリア)、株式会社信興テクノミスト(本社:東京都品川区、代表取締役:池野 大助、以下 信興テクノミスト)とRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ソリューション※1の提供に向けて協業を開始し、3社製品による新サービス「RPAソリューション」を1月10日より発売します。
多くの企業では加速するビジネススピードに対応するため、業務の工数削減などの見直しが実施されています。様々な業務改善のテーマの中でも経理業務に関連する作業工数の見直しは重要なテーマとして多くの企業で検討が進み、特に請求業務においてはクラウドを利用して請求書の作成や送付、集金、消込、催促などのプロセスを自動化する動きもみられます。その場合、請求業務システムと基幹システムが別々のシステム上で運用されるためシステム間のデータ連携が出来ず、一部の業務を人の手を介して行う必要があり完全な自動化が実現できないことが課題となっています。この課題に対して、Cloud Payment、インフォテリア、信興テクノミストの3社は協業を開始し、「経理のミカタ×データ連携」による「RPAソリューション」の提供を開始することで請求業務の完全な自動化を実現し経理業務の工数削減に貢献していきます。
基幹システムとの連携、料金計算から催促までの一連作業を「経理のミカタ×データ連携」で自動化!
「RPAソリューション」では、インフォテリアのデータ連携ツールASTERIA WARPを通じて既存の基幹システムから請求データを取得。ASTERIA WARPで料金計算を行いCloud Paymentの「経理のミカタ」へデータ連携を行うことで、請求業務全般を完全自動化する仕組みを提供します。ASTERIA WARPと「経理のミカタ」のデータ連携は、信興テクノミストが開発した「経理のミカタ アダプター」が実現。このASTERIA WARP専用アダプターによりGUIの画面操作のみで連携フローの構築が可能となるため、高速かつ簡単に、高品質な開発が実現されます。また、導入後もGUIの画面操作によるノンプログラミングで仕様変更が可能であることから、「RPAソリューション」は業務内容の見直しや業務量の拡大に伴うシステム変更にも柔軟に対応できます。
「RPAソリューション」の販売目標は2017年度に50社、2018年度は100社の導入を目指し、メインターゲットに掲げている大手・中堅企業の経理業務の工数削減に貢献していきます。
ソリューションの構成 | 経理のミカタ×ASTERIA WARP+経理のミカタアダプターの提供 |
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販売価格(税別) | 初期費用(導入時):30万円~ / 月額利用料金:25万円~ |
提供開始日 | 2017年1月10日 |
販売目標 | 導入社数 2017年度 50社 2018年度 100社 |
担当分野:
継続請求管理ロボット「経理のミカタ」の提供
企業概要:
Cloud Paymentはオンライン決済の技術を活かした、継続請求管理ロボット「経理のミカタ」を提供しております。15年間に渡って決済サービスの提供を通じて発見した、企業における共通の業務課題をロボットが解決します。
<継続請求管理ロボット「経理のミカタ」について>
「経理のミカタ」は金融機関と連携したバーチャルロボットが顧客からの代金回収と入金管理を代行するクラウドサービスです。24時間365日、請求、集金、消込、催促業務をオートメーション化。社内外におけるやり取りを円滑にし、ミスの元となる属人的な作業を効率的に処理する仕組みづくりを実現します。社内のお金と情報の集積地点として、経営課題や業務効率化にチャレンジする経理担当者を助け、ビジネスを成功へと導きます。
担当分野:
データ連携ツール「ASTERIA WARP」の提供
企業概要:
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に5,788社(2016年9月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,138件(2016年9月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
<データ連携ツール「ASTERIA WARP」について>
「ASTERIAシリーズ」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるASTERIA WARPを主力製品とするミドルウェアで、企業データ連携(EAI/ESB※2)製品の国内市場において10年連続シェアNo.1※3製品です。
メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。
担当分野:
「経理のミカタアダプター」の開発・提供、および「RPAソリューション」の導入支援・構築・運用
企業概要:
信興テクノミストは1930年創業のIT企業です。2013年よりASTERIA テクニカルパートナーに認定され、ASTERIA WARPを使った開発に習熟した専門技術者が約40名おり、お客さまのシステム構築から開発、運用までをサポートしています。また、当社はこれまでに官公庁や自治体、医療・介護、金融など幅広い業種のシステムを数多く手掛けてきました。その実績が信頼につながり、大手SIerを中心とした各社さまからパートナーとして認定されて、たくさんのお客さまにお付き合いいただいています。
※1:情報入力や画面認識技術を用いたソフトウェアによるプログラミングを必要としない業務自動化の取組み。
※2:企業データ連携のこと。EAIは、Enterprise Application Integrationの略、ESBは、Enterprise Service Busの略。
※3:出荷量ベース。出典は、テクノ・システム・リサーチ「2016年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」。
以上
日時:2016年12月20日 11:30
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