明和地所株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田英明、証券コード:8869、以下、明和地所)と明和地所の関係会社である明和管理株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:右原愼介、以下、明和管理)とインフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下、インフォテリア)は、明和管理が管理するマンションにおける管理業務の品質を向上させることなどを目的に、インフォテリアのIoTソフトウェア開発基盤「Platio」を利用したマンション管理業務における実証実験を4月中旬より開始することを発表します。
現在のマンション管理業務では、現場の管理員が明和管理の担当者に対して日常的に行われる業務の他、設備の異常や故障に関する報告を行っております。今回の実証実験では、管理員が持つタブレットにインストールしたPlatio基盤とPlatioを使用して開発したモバイルアプリなどを使って、業務報告をクラウドに記録します。現場で起こっている状況が逐次報告され、より正確に担当者が把握することで、故障の未然防止と発生時の迅速な対応につながることを期待しております。
また、IoTを活用することでマンション管理業務にどのような効果があるのかについて検証します。これらの実証実験では、モバイルアプリやクラウドにおけるアジャイル開発および短サイクルでの効果検証・改変を行います。まずは東京都内の同社マンション「クリオ(CLIO)」1物件で開始し、今回の結果を経て、実証実験の対象を他の管理物件へ展開していくかどうかを検討します。
今回の実証実験で使用するIoTソフトウェア開発基盤Platioには以下の特長があります。
Platioが実現するサイクル | モバイルアプリ制作の画面イメージ |
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明和地所グループでは、今回の取り組みをはじめ、IoT分野でのパートナーを募集しており、パートナーとのオープンコラボレーションにより居住者の皆様により良い暮らしを提供していく方針です。
2016年4月に創業30周年を迎えた明和地所株式会社は、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県と北海道札幌、福岡でファミリー向けマンションを供給しています。明和地所グループでは、管理やアフターサービスまでをカバーする製販管一貫体制を確立し、マンション累計供給戸数は4万2000戸を超えています。さまざまなライフスタイルに対応できる住まいを提案しています。
マンションの日常管理から大規模修繕まで快適な居住性と資産価値の維持をサポートし、843棟のマンション管理を受託しています。また子会社の明和ライフサポートには現在900名を超える管理員が所属し、マンションの管理員業務に従事しています。
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に5,928社(2016年12月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,170件(2016年12月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
<プレスリリース 掲載URL>
www.meiwajisyo.co.jp/corp/ir/news/
以上
日時:2017年03月29日 11:30
インフォテリア、Platio、ASTERIA、Handbookはインフォテリア株式会社の登録商標です。
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