インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 インフォテリア)と株式会社ハイマックス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中島 太、証券コード:4299、以下 ハイマックス)は、この度、ASTERIAサブスクリプションパートナー※1契約、およびASTERIAテクニカルパートナー※2契約を締結しました。ハイマックスはこの提携と同時に、同社が販売代理店を務めるRPAツール「WinActor」(NTTアドバンストテクノロジ株式会社製)と「ASTERIA WARP Core」を連携し、データ加工やデータ連携・クラウド連携が可能なリモートRPAサービス「RPA on DaaS Connect」の提供を開始します。
昨今、多くの企業が「働き方改革」の名のもとに、より多様な働き方の実現に取り組んでいます。このような取り組みの背景として日本の少子高齢化に伴う労働人口(生産年齢人口)の減少が挙げられます。平成27年国勢調査によると2015年の生産年齢人口(15歳~64歳)は7,629万人でしたが2030年には約6,800万人(参考資料1参照)まで減少すると想定される中※3、ITを活用した業務効率化や場所を問わずに業務を遂行できるテレワークなどの新たなワークスタイルの導入といった、ビジネス機会の創出を推進する環境の整備が急務となっています。こうした背景も踏まえて、ハイマックスは定型業務を自動化するRPA(Robotic Process Automation)ツールWinActorをDaaS(Desktop as a Service:クラウド上で一元的に管理・提供されるデスクトップサービス)で提供するサービス「RPA on DaaS」を通じ、業務の効率化を実現するとともに情報漏洩のリスクのないテレワーク環境を提供してきました。
【参考資料1】総務省
「我が国の生産年齢人口推移」(単位:千人)※3
今回サービス提供を開始するASTERIA WARP Coreと連携した「RPA on DaaS Connect」により、データ加工やデータ連携・クラウド連携などのRPAツール単体では煩雑になりがちな操作をノンプログラミングでスムーズに実行することが可能になります。また、クラウド上のAI(人工知能)/Cognitive(認知技術)機能などとの連携で、RPAのカバー領域がより一層拡張されます。「RPA on DaaS Connect」は、テレワークなどのリモート環境下でも安定した動作を可能にし、さらなる業務の効率化を実現します。
サービス名 | RPA on DaaS Connect |
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価 格 | お問い合わせください |
特 長 | ・環境構築の手間をかけずに気軽にRPAの導入が可能 ・情報漏洩のリスクなく、RPA動作の可能なテレワーク環境を実現 ・既存の各種業務システムや各種クラウドサービスと簡単に接続・連携し、 連携したデータの加工が可能 ・RPA導入による投資対効果の最大化・早期効果創出のサポート |
NTTデータは、ハイマックス社の「RPA on DaaS Connect」の提供開始を心より歓迎いたします。DaaS(クラウド上で一元的に管理・提供されるデスクトップサービス)と、WindowsPCから操作可能なあらゆるアプリケーション操作を自動化するRPAツール「WinActor/WinDirector/OCR」には、良い相関関係があります。WinActorとDaaS、ASTERIA WARPそれぞれの技術を培ってきたハイマックス社が提供する「RPA on DaaS Connect」は、RPA活用における高いサポートと低いコストを両立する新サービスとして、RPAによるお客様の業務自動化や働き方改革の推進に大きく貢献すると期待しています。
株式会社NTTデータ 第二公共事業本部 第四公共事業部
第二統括部 RPAソリューション担当
課長 中川 拓也 氏
銀行、証券、保険、公共、流通、クレジットを中心にシステム化計画からメンテナンスフェーズまで幅広く対応します。システムエンジニアは500名を超え、大規模案件から小規模案件まで多数の実績があります。パートナー会社は国内だけでなく、オフショア・ニアショアにも対応し、お客様の幅広いニーズにお応えします。基盤領域においては、お客様のご要望に応じたシステム構成や機種選定のご提案から基盤の構築、運用保守まで幅広く対応することができます。
EAI/ESB製品の国内市場において11年連続シェアNo.1※4製品である「ASTERIAシリーズ」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるASTERIA WARPを主力製品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。ASTERIA WARP Coreは、ASTERIA WARPの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
1998年に国内初のXML※5専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に6,596社(2017年12月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,357件(2017年12月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
※1:「ASTERIAサブスクリプション パートナー」(略称:ASP)は、小規模システムや特定製品、クラウド型サービスとの連携をターゲットとしたASTERIAシリーズの新ラインアップ「ASTERIA WARP Core」を中心とした月額課金サービスの販売を担うパートナー企業のこと。
※2:「ASTERIAテクニカル パートナー」(略称:ATP)は、ASTERIAシリーズを使った開発に習熟した専門技術者を保有しているパートナー企業のこと。
※3:(出典)2015年まで:総務省「国勢調査」、「人口推計(各年10月1日現在)」、2016年以降:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年4月)」(出生中位・死亡中位推計)
※4:シェア出典:テクノ・システム・リサーチ「2017年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB市場編」。出荷量ベース。
※5:Extensible Markup Languageの略で、任意のタグを使用してデータを記述する言語のこと。
以上
日時:2018年05月07日 11:30
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