インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下、インフォテリア)は、国内 EAI/ESBソフトウェア市場で11年間シェアNo.1※1を継続している「ASTERIA WARP(アステリアワープ)」の新バーション(バージョン名:「1806」)の販売を2018年6月19日より開始することを発表します。
・連携フロー開発を自動化する「フローテンプレート」10種類(サイボウズ社のkintone連携など)
・ASTERIA WARP Coreに「メール監視トリガー」を追加しメールで受信したデータ入力を自動化
新バージョンでは、連携処理用のアイコンを一つずつ並べて設定していくフロー開発を不要にする「フローテンプレート」を10種類追加しています。具体的には、kintone連携の7種類、データベースのレコードやファイルの更新日時を監視し差分データを抽出するフローテンプレートなどが3種類。これらのフローテンプレートにより、予め用意されているナビゲーション画面に必要な情報を入力するだけで、連携フローを自動的に生成します。今後、フローテンプレートは、Office 365、G Suite連携用など数多くの追加を予定しており、ユーザのフロー開発工数の削減や、連携処理の標準化を実現していく方針です。
また、新バージョンでは、ASTERIA シリーズをサブスクリプション(月額課金)形式で利用できる「ASTERIA WARP Core」の新機能として「メール監視トリガー」を追加。これにより、受発注処理などで行われている、メールで受信したデータをシステムへ入力する手作業を自動化することが可能となります。この機能追加により、人手を介して行う事が多いメール関連業務のRPA(Robotic Process Automation)化が可能になり、業務効率の改善、残業時間の削減など働き方改革の推進にも貢献します。
テンプレート名 | 概要 |
---|---|
kintoneからCSVへ | kintoneアプリのデータをCSVファイルに出力 |
CSVからkintoneへ | CSVファイルのデータをkintoneアプリに登録 |
kintoneからExcelへ | kintoneアプリのデータを定型のExcelファイルに出力 |
kintoneファイルダウンロード | kintoneアプリの添付ファイルをダウンロードしファイル出力 |
kintoneファイルアップロード | ファイルをkintoneアプリの添付ファイルとしてアップロード |
kintoneサブテーブル取得 | kintoneアプリのサブテーブル情報を取得しCSVファイルに出力 |
kintoneサブテーブル更新 | CSVファイルのデータをkintoneアプリのサブテーブル情報に更新 |
DB更新日時監視 | データベースの更新日時フィールドを監視し、前回実行時以降に更新されたレコードを抽出 |
更新ファイル取得 | フォルダーでファイルの更新日時を監視し更新されたファイルを取得 |
メールニュース配信 | メールで配信するニュース内容を指定したリストにメール送信 |
※今回のバージョンアップに伴う製品ラインアップや価格の変更はありません。
インフォテリアのASTERIAビジネスは順調な拡大を継続しており、現在の導入社数は6,500社を突破するとともに、企業データ連携市場(EAI/ESB)では11年連続シェアNo.1を継続し、業界のリーディングカンパニーとしての地位を更に強固なものにしています。 今後もインフォテリアでは、ASTERIA WARPの多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともに社会の要請に応じた機能強化を継続することでオフィス業務の効率化・自動化を実現。さらには、業務プロセスの省力化や残業時間の削減など、働き方改革の推進にも貢献していくことで、ASTERIAシリーズ全体での国内市場シェアを50%以上(出荷数量ベース・2020年)に高める目標を掲げています。
サイボウズ株式会社は、インフォテリア株式会社による「ASTERIA WARP」の新バージョン提供開始を心より歓迎いたします。新しいテンプレートによりフロー開発が不要になったことで、データ連携作業が飛躍的に効率化されました。業務改善プラットフォーム「kintone」もシステム連携を強化することで、お客様に一層快適な業務環境をご提供してまいります。今後もインフォテリアとのパートナーシップを高め、kintoneの特徴であるエコシステムの推進に向け邁進してまいります。
サイボウズ株式会社 ビジネスマーケティング本部長
執行役員 林田 保
※1 テクノ・システム・リサーチ社「2017年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」
EAI/ESB製品の国内市場において11年連続シェアNo.1製品である「ASTERIAシリーズ」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるASTERIA WARPを主力製品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。
ASTERIA WARP Coreは、ASTERIA WARPの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に6,771社(2018年3月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,384件(2018年3月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
以上
日時:2018年06月18日 16:00
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