アステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、今期V2リーグへの出場を決めているバレーボールチーム『フォレストリーヴズ熊本』(所在地:熊本県熊本市、代表者:中島裕二)が、様々なカテゴリでNo.1を獲得※1しているモバイル向けコンテンツ管理システム『Handbook(ハンドブック)』を活用し、2ヶ月間の遠隔合宿を実施したことを発表します。
サインプレーの練習&対戦相手の試合等の動画 | 動画による監督から選手へのメッセージや指導 |
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選手自身のスマートフォンを利用して
自宅で練習動画を閲覧
新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで、フォレストリーヴズ熊本では4月からチーム活動を自粛し、集合スタイルでの練習やミーティングができない状況になりました。
そこで、2019年12月から選手と指導者との間で情報共有ツールとして活用していたHandbookに、練習や競合チームの過去の試合動画、対戦相手の分析資料など約70個のコンテンツを掲載。選手や指導者が保有する各自のスマートフォンやタブレットで対戦相手の分析・研究をBYOD※2で行いました。
新年度新たにチームに加入した新人選手にも、チームの歴史や過去の試合内容が把握できるコンテンツを追加。共有したコンテンツを使って勉強会を開催することで、コロナ禍に対応する“遠隔合宿”に取り組みました。熊本では豪雨での被災などもあり危機的状況が続いていますが、試合やチーム活動の再開に向けた準備をHandbookの活用によって進めています。
Handbookを活用した取り組みを実施した結果、選手からは、「今までの試合を見返すなど、選手一人ひとりが集中して対策することができた」、「チームでバレーボールができない期間も繋がることができた」、「自チームの反省や相手チームの対策を全員集まって行ってきたが、自分一人でも勉強できるようになった」など、活動自粛期間中に新たな練習スタイルを習得し、有効活用できたという意見が寄せられました。
Handbookはこれまでも、日本を代表するアスリートの育成に取り組む国立スポーツ科学センター(JISS)に採用され、バレーボールやフェンシングのナショナルチームにおいて動画と分析結果による科学的見地でのチーム力向上に活用されてきました。今回の新型コロナウイルス感染予防対策や、令和2年7月豪雨などのように活動が制限されるような事態は今後も発生する可能性があります。しかし、そのような状況下においても練習や試合に向けて選手個人が強化できることをいつでもスマートフォンから確認、分析ができるという、スポーツにおける新たな練習スタイルを促進します。
自粛期間中は、チームとして集まる活動が行えませんでした。しかし、ハンドブックを活用 し、新しい形でチーム全員での活動を実施することができました。 その中で選手たちのイメージ力や理解力は、とても向上したと思います。 今後の練習の中でも、映像や試合データを使用し、技術の向上や、傾向分 析の活用に取り組んでいきたいと思います。
フォレストリーヴズ熊本 監督 中島裕二 氏
※1: 様々なカテゴリ
①セールスイネーブルメントツール市場:累計導入社数ランキング(初期出荷から 2019 年 9 月末までの累計導入社数)
②年商 100 億~500 億円未満、10 億~100 億円未満(2018 年度)
出典:ITR「ITR Market View SFA/統合型マーケティング支援市場 2020」
③SaaS・ASP 型 MCM 出荷 ID 数
④ユーザー規模別(1000 人未満)MCM・ベンダー売上高(SaaS)
出典:ミック経済研究所「コラボレーション/モバイル管理 パッケージソフトの市場展望」(2019年度版)
※2: BYOD(Bring Your Own Device)個人が所有するスマートデバイスをビジネスや学校等で利活用すること
熊本を拠点に活動する女子バレーボールチーム。2005 年設立。2008 年、現在の V2 リーグにあたる V・チャレンジリーグに昇格。2017/18 年 V・チャレンジリーグIで V1 リーグへの昇格を決めたものの、2018 年 3 月運営会派が経営危機に陥り廃部。リーグを脱退し S1 ライセンスも返上した。その後、同年 7 月に中島監督が中心となり市民チームとして復活。下部リーグで好成績を収め、V リーグ 2020-2021 シーズンでの V2 リーグ出場を決めた。
様々なカテゴリで No.1 を獲得している『Handbook』は、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあらゆる電子ファイルをクラウドに保存し、モバイル(タブレット、スマートフォン)端末で持ち運べ、指先めくりで表示ができるソフトウェアです。一般的なクラウド・ストレージ・サービスやタブレット端末向けの閲覧アプリケーションと異なり、閲覧者ごとの配信設定や端末紛失時の情報漏えいを防ぐ機能、ネットワーク接続できない場所でもファイルを予めダウンロードしておく機能など、モバイル端末をビジネス活用する上で必要な機能が搭載されているのが特長です。対立しやすい情報セキュリティの確保と操作性の高さを丁寧なインターフェース設計で両立している点が高く評価され、『2015 年度 グッドデザイン賞』を受賞しています。
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の ASTERIA Warp は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 8,520 社(2020 年 3 月末現在)の企業に導入されています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで安全に持ち運ぶことのできるサービスのスタンダードとして、1,562 件(2020 年 3 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
フォレストリーヴズ熊本による具体的な導入事例はこちらのサイトで紹介しています。
handbook.jp/case/etc/forestleaves/
以上
日時:2020年08月04日 15:00
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