アステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都千代田区、略称:CTC)と、当社が開発・販売するAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」の代理店契約を締結したことを発表します。この代理店契約の締結により、アステリアは小売、流通業や官公庁、自治体への販路を更に拡充し、CTC経由でのGravioの導入は3年間で30社を超えると見込んでいます。また、代理店契約を機にアステリアとCTCは営業活動での連携も強化し、両社共催による初のウェビナーを12月18日(金)に開催します。
官民一体となった本格的なDX※1の普及・拡大に際して、様々なデータの収集・活用・解析ができる「AI/IoTソリューション」はDXの推進に効果的です。また、新型コロナウイルス感染症の予防対策やニューノーマル対応では、様々なシーンでDXによる省力化、自動化、遠隔化が求められています。
しかし、「AI/IoTソリューション」の導入においては、センサーやカメラなどの機器選定や、ネットワーク、ソフトウェアの設計など、広範囲にわたる知識やノウハウが必要となり、専門的な知識が必要になることが導入の障壁になることが少なくありません。
アステリアが提供するGravioは、センサーやカメラからのデータ収集・解析をノーコード※2で簡単に実現するソフトウェアで、企業や自治体のDXの推進に寄与します。また、Gravioはエッジコンピューティング※3技術を用いることで、収集した大容量のデータをエッジ側のみで処理することが可能です。データのセキュリティリスクを低減させるだけでなく、ネットワークやクラウド側の負荷を低減する低コストで効率の良い実装が可能となります。
そこで、CTCが提供するDXソリューションのさらなる拡販を図るためノーコードかつエッジ処理でAIやIoTをつなぐGravioの代理店契約を、CTCはアステリアと締結しました。また、アステリアが出資するGorilla Technology Inc.(本社:台北市、代表:Spincer Koh、以下 Gorilla)が開発したAIモジュール製品「IVARTM」も併せて販売することで、更に高度なDX環境を提供します。 今後、CTCではアステリア及びGorillaと共同で、IoTデータセンシングやAI技術を活用したエッジコンピューティングソリューションを拡充し、お客様の安心・安全な働き方や業務効率化に貢献します。
アステリアと台湾AI技術最大手のGorilla社、AI技術の普及に向けて戦略的業務提携
www.asteria.com/jp/news/press/2019/05/16_01.php (2019年5月16日発表資料)
Standard | Enterprise | Enterprise AI Edition Gold | Enterprise AI Edition Platinum | |
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価格(税別) | ¥20,000/月 | ¥800,000/年 | ¥1,200,000/年 | ¥1,600,000/年 |
無償貸出センサー | 20個 | 100個 | 100個 | 100個 |
Gravio Hub | 1台 | 4台 | 4台 | 4台 |
管理機能 | なし | あり | あり | あり |
ブロックチェーン | なし | あり | あり | あり |
対応カメラ | USB、ONVIF 1台 | USB、ONVIF 各Hubごとに1台 | ONVIF、RTSP 最大8台 (専用PCが必要) | ONVIF、RTSP 最大8台 (専用PCが必要) |
ソフトウェア センサー | 人物検知 | 顔認証 人物検知 車両検知 | 顔認証 人物検知 車両検知 | |
登録可能顔ID数 | なし | 100ID (最大1,000ID) | 1,000ID (最大10,000ID) | |
同時利用AIモデル | なし | 下記より2つ (1つは顔認証必須) | 下記より4つ 選択可能 | |
学習済AIモデル | 人数カウント、人物の性別、年齢層 | 顔認証、人物の性別、年齢層 人の動きや侵入検知、人数カウント |
アステリア、CTCでは代理店契約の締結を受け、12月18日(金)にGravioをベースとしたDXの導入に関する初の共催ウェビナーを実施します。本ウェビナーでは、AIおよびIoTソリューションを活用することで、多様なデータの収集、分析が可能となるDXの推進方法について解説します。今後ともアステリアでは、GravioにおけるGorillaの技術との連携を強化し、AI機能の拡充を図ります。また、IoTやエッジコンピューティングを軸とした「オートメーション・サービス」のソフトウェア、ハードウェア両面における研究開発を継続し、「3密回避」や「新しい生活様式」の実践、さらには「職場クラスター」対策となるソリューション提案を強化します。
日時 | 2020年12月18日(金) 15:00 ~ 16:00 |
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タイトル | DX実現への第一歩!すばやく簡単に導入できるAI・IoTの活用方法とは? |
登壇者 | 松沼 達也 / 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 垂見 智真 / アステリア株式会社 Gravio事業部 事業部長 |
詳細(申込み) | event.on24.com/wcc/r/2846782/87907C4FA0261F427A9D2B0F8703E928?partnerref=asteria |
※1:DX(Digital Transformation)
情報技術の浸透や広がりによって人々のビジネスや生活をより良い方向に変化させること。具体的にはデータ収集や活用によってビジネスや経済行動を見える化することや、そうした技術の活用によって経済活動の効率を高めることなど。
※2:ノーコード
ソースコードを記述することなく開発を行う方法。事前に用意されているアイコンやパーツをドラック&ドロップすることで、非エンジニアでもプログラムの構築が可能となる仕組みを指す。
※3:エッジコンピューティング
小さなエッジサーバーを複数配置し、データ処理の速度や能力を高める技術。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は、お客様のパートナーとなる総合ITサービス企業です。コンサルティングから設計、開発・構築、運用・保守サポートまで、先進のITソリューションやクラウドサービスを組み合わせてお客様の課題を解決します。通信、放送、製造、金融、流通・小売、公共・公益、ライフサイエンス、科学・工学など、全ての分野で最適なサービスを提供します。
2001年に設立された未公開企業であるGorilla Technology Inc.は、ビデオ・インテリジェンス、ネットワーク・インテリジェンス、IoT テクノロジーの世界的リーダーであり、スマートリテール、スマート校務、スマートエンタープライズ、スマート監視、放送メディアなどにおいて利用可能な、ビデオストリームを中心としたコンテンツ管理アプリケーションを開発しています。また、ゴリラは、ネットワーク監視やサイバーセキュリティに対する完全なコンバージドセキュリティソリューションを政府機関、通信会社、民間企業に提供しています。
Gravioは、データ連携ツール国内シェアNo.1の「ASTERIA Warp」で培った技術をベースにIoT向けに進化させ、AI機能を搭載したエッジコンピューティング型のIoT統合ソフトウェアです。ノン・プログラミングと直感的な画面設計により、使い勝手の良さを重視。更にはAIを活用した認識技術の内蔵とマルチプラットフォーム対応が、インテリジェントエッジとしての活用シーンを飛躍的に拡大。各種認証済みセンサーの無償貸出プログラムもご用意し、導入の際の複雑さを解消。様々なデータの収集、加工、連携もインテリジェントに。簡単かつ迅速なIoTの利活用を実現します。
Gravioの貸し出しセンサー | AIカメラ活用イメージ |
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アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に8,824社(2020年9月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,589件(2020年9月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
以上
日時:2020年11月25日 11:00
アステリア、ASTERIA、Gravioは、アステリア株式会社の登録商標です。
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