アステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、コロナ禍とニューノーマルな時代に対応する新しい働き方を推進するために、本社オフィスのスペースを半減することを決定しました。また、テレワークが常態化したことでほぼ無人となることが多いオフィスは、約50個のカメラやセンサーによるAI・IoTを活用した監視と管理を行うスマートオフィスとしてリニューアルし、CO2センサーを活用した3密回避(監視)、顔認証を用いた出社確認、部門毎の郵便物通知、観葉植物の灌水自動化など様々なオフィス管理の自動化・遠隔化を開始することを発表します。
本社執務スペースでの祈祷式の様子
12 月 2 日午後 @ 品川区大井
アステリアでは新型コロナの感染拡大を受け2020年1月末から全社員対象のテレワーク推奨を実施、4月の緊急事態宣言から現在にいたるまで9割以上のテレワーク実施率を継続しています。このようなニューノーマルな時代に対応した新しい働き方を推進する中で、テレワークが常態化したことから本社オフィス1,140m2の半分以上にあたる約610m2の執務スペースからの退去を決定。本日、20年にわたる執務スペースの利用に感謝の意を表し、祈祷式を実施しました。 また2021年1月より、ほぼ無人となることが多い本社オフィスには、アステリアが開発・販売するAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」が制御するIoTセンサーを約50個設置し、スマートオフィスとしてリニューアルします。具体的には、CO2センサーによる3密状態の自動検知と警告の発令、オフィス内の観葉植物への給水を自動化し、AIカメラソリューションと連携し出社した社員の自動検知(認識)など、無人オフィスでもAIとIoTが監視するスマートオフィスの運用を開始します。
各会議室に設置されるCO2センサー | オフィスの状況(温度、湿度、CO2濃度、在室状況)を 社員のスマートフォンから確認する様子 |
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アステリアでは中長期的にテレワークを主体とした働き方を継続していくため、今後も自宅の就業環境をより良くする上での施策を継続していく方針です。また、テレワーク実施率90%以上が常態化するなかで本社スペースの稼働率が著しく下がっていることから、地方分散や移住などを含めて時代にマッチした働く環境のあり方についても推進していく方針です。
Gravioセンサー |
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湿度センサーを活用した植物の給水システム | オフィス入り口に設置される各会議室の状況 |
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アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に8,824社(2020年9月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,589件(2020年9月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
Gravioは、データ連携ツール国内シェアNo.1の「ASTERIA Warp」で培った技術をベースにIoT向けに進化させ、AI機能を搭載したエッジコンピューティング型のIoT統合ソフトウェアです。ノン・プログラミングと直感的な画面設計により、使い勝手の良さを重視。更にはAIを活用した認識技術の内蔵とマルチプラットフォーム対応が、インテリジェントエッジとしての活用シーンを飛躍的に拡大。各種認証済みセンサーの無償貸出プログラムもご用意し、導入の際の複雑さを解消。様々なデータの収集、加工、連携もインテリジェントに。簡単かつ迅速なIoTの利活用を実現します。
以上
日時:2020年12月02日 16:30
アステリア、Asteria、Handbook、Gravioは、アステリア株式会社の登録商標です。
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