対処すべき課題

2019年07月03日更新

 2019年3月期において、当社グループは過去最高の売上収益を達成することができました。しかし、今後継続的な成長のためには以下に挙げるような対処すべき課題が存在します。

1.コーポレート・ガバナンスの強化

 当社は創業時より一貫して社外取締役を2名以上選任し、また2017年6月以降は社外取締役を過半数の構成とし、社外の目と知見による取締役会の監督を実行しております。今後も株主との対話や構成の多様性を重視したコーポレート・ガバナンスの強化・充実が継続的に必要であると認識しております。

2.戦略的な投資と事業連携強化

 当社は、新たな技術の獲得や将来的な投資先企業との協業により市場拡大を期しています。投資先企業の財務状況や市場環境によっては減損処理を行う必要性が生じることもあるため、ガイドラインに則った慎重な投資 判断及び投資後の管理(PMI = Post Merger Integration)を行うことが今後ますます重要となると認識しております。

3.新市場の開拓

 当社製品による売上収益のさらなる伸長のためには、当社製品を活用した具体的な用途を提案し、その市場に確固たる地位を確立することが課題となります。当社グループとしては、特に市場性の見込まれる以下のような新たな市場開拓を図る計画です。

(ア) クラウド連携市場
企業で進展している情報システムのクラウド化において、データ連携基盤は新たにクラウド連携の基盤として の用途も大きな成長が期待されています。「ASTERIA Warp」シリーズは、クラウドの課金形態に即した月額利用 料(サブスク型)モデル「ASTERIA Warp Core」の販売を順調に拡大しており、中期的に売上収益の安定化に貢献 できる製品に成長させてまいります。

(イ) フィンテック連携市場
フィンテックの進展において、データ連携とブロックチェーンによる価値移転、自律的契約履行は中長期的に大きな市場に育つと見込まれています。このような市場において、「ASTERIA Warp」シリーズだけでなく、新製 品においてもブロックチェーンやフィンテック連携の機能やサービスを提供していくことが重要であり、各種ア ダプターや連携機能の研究開発を進めてまいります。

(ウ) IoT連携市場
IoTは、大きな市場拡大が見込まれています。企業におけるIoT活用のためには、機器連携、クラウド連携、シ ステム連携が重要であり、これは当社の得意とする領域でもあるため、IoT連携における市場開拓を進めてまいり ます。当連結会計年度においては、新「Gravio」の出荷に続き、現場ですぐに利用できる100種類のテンプレート を追加した新「Platio」の出荷を開始いたしました。

4.ブロックチェーン技術の普及

 当社は、フィンテックの中核技術であるブロックチェーンと「ASTERIA Warp」との接続アダプターを通じ、さまざまな業種におけるブロックチェーンの適用を推進し、「ASTERIA Warp」シリーズを拡販してまいります。 ブロックチェーン技術は金融業界だけでなく、幅広い分野で応用できる技術と注目されております。このような 新技術が幅広く活用されるためには、市場における新たな技術の普及促進、啓発活動が課題であると認識しております。

5.海外市場への展開

 当社グループは、設立時より海外に通用するソフトウェアの開発と提供を目指しております。特に世界的にプラットフォーム(技術基盤や販売環境)が統一されているネットサービスにおいては、積極的に海外展開を行っています。当社グループのソフトウェアは、日本語、英語、中国語の3ヶ国語で開発していますが、多言語展開を含めた海外市場への取り組みが引き続き重要な課題であると認識しております。

6.成長のための人材の強化

 「ASTERIA Warp」や「Handbook」の顧客企業数が増え、ターゲットとなる業種業態も幅が大きく広がっています。また、今後マルチプロダクト/サービス化、グローバル化により様々なターゲット分野における成長をより確固たるものにするために、開発、マーケティング、営業、管理などの各職務において優秀な人材をタイムリーに採用することが重要な課題となっており、グローバル化の強化の為に、日本国籍以外の人材採用を積極的に行っております。
 また、グローバルビジネスを展開する上で必要な海外の法的リスクに関する研修を充実し、グローバル人材を育成することが重要であると認識しております。




もっと知りたい方は、こちらもおすすめ

X

アステリアについて

X

経営理念・創業理念

X

CSR/ESG

X

採用情報