製品関連ニュースメールマガジン

IN#82 — 『SAPユーザにおけるデータウェアハウス構築の課題解決と成功への道

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□□□■□□□■□■□■□■□□□□      2003.10.30
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 このメールは、過去に弊社サービスをご利用いただいた方、または
 イベントにご参加いただいた方に無料で配信しております。
 ※配信中止の方法は、このメールの最後に記載されています。
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 *** トピック ***
   1.セミナー・イベントのご案内
     - 『SAPユーザにおけるデータウェアハウス構築の課題解決と
      成功への道』 (11/11)
     - 『XML利用のAtoZ Part4』 (11/14)
     - 『XMLマスターDAY 2003』 (11/25)
2.XML/BtoB技術動向
     - OASIS:ebXML Business Process仕様が進化
     - W3C:「W3C Day Japan 2003」を来たる11月14日に開催
     - W3C:MathML Version2.0の勧告を発表
   3.おもしろい記事発見
     - 日経ITプロフェッショナル 11月号
      「ユーザー視点で提案力を磨く」
   4.コラム:オピニオン
     - 『Linux著作権問題から目をそむけるべきではない』
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 明日10月31日は、キリスト教の万聖節の前夜祭「ハロウィン」です。クリス
 マスほどメジャーではありませんが、これだけ街中にかぼちゃをモチーフに
 したグッズやお菓子が溢れていれば、意識せざるを得ませんね。日本では12
 月21日の「冬至」にかぼちゃを食べる風習がありますが、冬至の時期よりも
 今の方が、断然かぼちゃの消費率は高いようです。日本のお菓子メーカーは、
 本当に西洋行事の取り込み方がうまいですね。毎年登場する新商品を見ると、
 「こんなにかぼちゃを使った食べ物のバリエーションがあるのか」と感心さ
 せられるばかりです。(八木)

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++++ 1.セミナー・イベントのご案内 ++++
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◆◆“『SAPユーザにおけるデータウェアハウス構築の課題解決と
   成功への道』” … 11/11 …
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 ☆ このセミナーで基幹データ活用への課題がずばり解決! ☆

  コストパフォーマンスを求められる現在、SAP R/3などのERP基幹システムを
  ご利用のお客様にとって、貴重な蓄積されたデータを再利用し、企業競争力
  を高めることが注目されています。基幹データを各部門において一層の活用、
  分析するために、現場のすみずみまで必要な時に必要なデータを業務に利用
  できるデータウェアハウスシステムとERPの統合こそが、IT費用対効果に優れ
  かつ実用性の高い企業システムを実現します。

  サイベースの高速データウェアハウスソリューション Sybase IQ、インフォ
  テリアのシステム連携ツールASTERIA、日本ビジネスオブジェクツのBIツール
  Business Objects、そしてSAP社のERP製品であるSAP R/3を利用したシステム
  構築に高い実績をもつ富士ゼロックス情報システム社の強力なソリューショ
  ンをご紹介する当セミナーは、3社共同開催により、SAP R/3導入のお客様に
  おけるデータウェアハウス導入の課題解決をご提案する「ERPとデータウェア
  ハウスの活用法」決定版です。

  ERPデータの一層活用をプラン中である皆様のご参加を、心よりお待ちいたし
  ております。

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 【 主催 】インフォテリア株式会社/サイベース株式会社/
       富士ゼロックス情報システム株式会社
 【 協賛 】株式会社アイエイエフコンサルティング
 【 日時 】2003年11月11日(火) 13:30~17:00 [13:00開場]
 【 場所 】サイベース株式会社 セミナールーム
       ◎地図:http://www.sybase.co.jp/company/map_tokyo.html
 【 費用 】無料(Webでの事前登録が必要)
 【 URL  】https://www.infoteria.com/jp/seminar/s_031111/index.jsp
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 ** イベント内:インフォテリア講演のセッション **
 【題目】『システム連携ツール ASTERIA のご紹介』
 【講師】インフォテリア株式会社 開発本部 技術部 部長 井下田 久幸
 【時間】15:20~16:10 (50分)
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◆◆“『XML利用のAtoZ Part4』” … 11/14 …
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 ☆ 皆様の業務に即したソリューションをご紹介! ☆

  半年に1度「XML」をキーワードにして開催される『XML利用のAtoZ』が4回
  目を迎えました。今回もXMLをより身近に、皆様の業務に即したソリューショ
  ンをご紹介いたします。

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 【 日時 】2003年11月14日(金) 13:00~17:15[受付開始 12:30]
 【 場所 】大塚商会 ITソリューションセンター7F
       大阪市北区大淀南1-10-6 ※地図はURLを参照のこと
 【 定員 】50名様
 【 費用 】無料(Webでの事前登録が必要)
 【 URL  】http://www.otsuka-bs.co.jp/otsuka/event/kansai/xml11-14/
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 ** イベント内:インフォテリア講演のセッション **
 【題目】『デモ満載でお贈りする「つなぐ」サーバASTERIAの紹介とその価値』
 【講師】インフォテリア株式会社 開発本部 技術部 部長 井下田 久幸
 【時間】14:35~15:50 (75分)
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◆◆“『XMLマスターDAY 2003』” … 11/25 …
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 ☆ XMLの標準化、Webサービスの最新動向が分かる! ☆

  XML技術者育成推進委員会では『XMLマスター』の2周年、および取得者6,000
  名達成を記念して2003年11月25日、『XMLマスターDAY 2003』を開催します。

  今回の『XMLマスターDAY 2003』では、経済産業省からの「電子政府システム
  の課題と現状」に関する講演、XMLコンソーシアムから「XMLの標準化、Webサ
  ービスの最新動向」に関する講演、XML/Webサービスを推進しているテクノロ
  ジリーダ達による「Webサービスのテクノロジーに死角はないか?」と題したパ
  ネルディスカッションなど盛りだくさんの内容を凝縮してお届けいたします。

  皆様のご参加を心よりお待ちしています。

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 【 日時 】2003年11月25日(火曜日)16:30-19:30
 【 場所 】青山ダイヤモンドホール「エメラルド」
       ◎地図:http://www.diamondhall.co.jp/access.html
 【 費用 】無料(Webでの事前登録が必要)
 【 URL  】http://www.xmlmaster.org/event/xm031125/
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  **** プログラム ****
  1.ご挨拶
  2.特別記念講演:電子政府システムの構築における課題と現状
    ~ XMLへの期待も含めて ~
  3.XMLによる標準化およびWebサービスの最新動向
  4.パネルディスカッション:テクノロジーリーダーが語る
    『Webサービスのテクノロジーに死角はないか?』
  5.表彰式及び閉会の辞
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++++ 2.XML/BtoB技術動向 ++++
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■OASIS:2003年10月20日
 ebXML Business Process仕様が進化
 富士通、スターリングコマース、サイクロンコマース、サンマイクロシステム
 ズなどがOASISでの拡張版ebXMLをサポート
 ◎詳細:http://www.oasis-open.org/news/oasis_news_10_20_03.php

 2003年10月20日、ebXML Business Process Specification Schema(BPSS)の
 開発者はOASISの技術プロセスのもと、仕様を進化させることを決定しました。
 新しく形成されたOASIS ebXML Business Process技術委員会では、ロイヤル
 ティフリーのebXML BPSS モデルを、企業内外における2者、多者間でのビジネ
 ス連携のために定義します。

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■W3C:2003年10月29日
 「W3C Day Japan 2003」を来たる11月14日に開催
 ◎詳細:http://www.w3.org/2003/11/14-W3CDay-Japan/

 2003年10月29日、W3Cは日本での第2回目の開催となる W3C 主催の一般公開技術
 カンファレンス 「W3C Day Japan 2003」を来たる11月14日 (金) に慶應義塾大
 学 三田キャンパスにて終日開催することを発表しました。本カンファレンスで
 は、W3Cにおいて現在標準化が進められている最新のWeb技術についてW3Cスタッ
 フ自らが講演します。「W3C Day Japan 2003」は、慶應義塾大学湘南藤沢キャ
 ンパス (SFC) にて行われている研究活動成果を広く一般に向けて公開する年次
 開催のオープンハウスイベント SFC オープンリサーチフォーラム (ORF) 2003
 のプレイベントとして、慶應義塾大学 SFC 研究所との共催で行われます。

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■W3C:2003年10月21日
 MathML Version2.0の勧告を発表
 ◎詳細:http://www.w3.org/TR/2003/REC-MathML2-20031021/

 W3Cは2003年10月21日、 Mathematical Markup Language (MathML) Version 2.0
 をW3C勧告として発表しました。仕様はW3Cメンバーによってレビューされてい
 ます。MathMLは、数学の表記方法やコンテンツがWeb上に提供され、受け取られ、
 処理されるためのXMLアプリケーションです。

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 ## その他のXML/BtoB技術に関する情報は ##
  https://www.infoteria.com/jp/xmlnote/
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++++ 3.おもしろい記事発見 ++++
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■ 雑誌 日経ITプロフェッショナル 11月号

 「ユーザー視点で提案力を磨く」

 日経ITプロフェッショナル11月号に「ユーザー視点で提案力を磨く」と題
 する特集記事が掲載されています。「もう少し踏み込んだ提案書を出して
 ほしい」「単なる製品紹介ならいらない」といった苦言をユーザー企業か
 ら受けたプロジェクト・マネジャーの苦労や、これを乗り越えるために企
 業として組織的に行った対応策などが紹介されています。解答はどうやら、
 ユーザーの視点に立ち、ニーズを聞き出すスキルにあるようです。一方で、
 ユーザー企業から見た提案の実態が座談会形式で紹介されていて、「私た
 ちが本当に求めているのは一緒に知恵を出し合ってシステムを作っていく
 パートナーなんです」といった、情報システム部門の生の声が聞こえてく
 る興味深い内容となっています。


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++++ 4.オピニオン
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■■ 『Linux著作権問題から目をそむけるべきではない』 ■■

 こんにちは、インフォテリアの平野です。

 いつもなら「XMLよもやま話」のコーナーですが、最近気になることが
 あり、今日はXMLと直接関係のないことを「オピニオン」として書かせて
 いただきます。しかし、直接は関係ないとはいえ、XMLは数多くのオープン
 コミュニティとの関係も深く、実際に他人事ではない人も多いと思います。
 それは、SCOのLinux著作権問題。

 ITに携わる人なら、一度は耳にしたことがあるでしょう。簡単にいえば、
 Linuxに米SCO社が著作権をもつUnix(System V)のソースコードが盗用され
 ているということを同社が主張している問題です。SCOの発表によれば、
 セキュリティや分散処理などの部分にソースコードの盗用が見つかり、バ
 グやソースのコメント文などまで同じだといいます。

 Linuxの根幹を揺るがしかねない「事件」だけに、業界では大きな話題とな
 りました。しかし、私が気になるのは、Linuxを活用するベンダー、コミュ
 ニティ、ユーザーの反応が極めて冷ややかだということです。例えば、日
 経マーケットアクセスの調査(2003年7~8月)での、「UNIX知的財産権問題で
 米SCOの主張を認めた企業はわずか1.6%」という報道がありました。業界内
 でもSCOの主張は不当だとする意見をよく聞きます。Linux関係者からは、
 「SCOは利己主義だ」とか「Linuxの普及を妨害するのか?」と言った話も聞
 かれ、SCOがLinuxの成長を阻む悪者扱いだったり、できれば無視したいとい
 う風潮があったりしますが、本当にこういう対応でいいのでしょうか?

 実は、私がこの問題に神経質になるのは、過去に自分のソフトウェアを盗用
 されたことがあることが関係しています。20年ほど遡る話になりますが、あ
 る日本語ワープロの辞書を競合メーカに盗用されました。盗用の決定的証拠
 は、今回の問題に似ており、バグ(間違い)と辞書データに不要に入ってい
 る文字でした。そのメーカに、盗用を問いただしたところ、「証拠」を見せ
 ろと言うことだったので、リストを提出しました。そうしたら、なんの連絡
 もなく半月後には指摘された箇所を修正したバージョンが出荷されていたの
 です。しかも、その後、そのメーカの社長のコメントは「うちの開発陣を信
 じている」というもの。信じられませんでした。このときは、実は全ての問
 題点を開示していなかったことが幸いし、その後も盗用を追及し、最後には
 認めさせることができたのです。

 Linuxはオープンコミュニティの多くの開発者が関わっているためにさらに
 原因解明も責任問題も複雑です。そのため、Linuxコミュニティでは、証拠
 を全て開示しろという話も出ていますが、既に開示された部分ではSGIが問
 題を認めてソースコードを改修するなどの動きがでており、完全潔白でない
 ことは既に明らかです。また、白黒をつけるためには全ての証拠を開示する
 ことを躊躇するのは私の経験からすると至極当然のことと思います。関係者
 はこの問題に真剣に取り組むべきですし、ユーザーも、問題解決に向けての
 機運を作ることはできるでしょう。

 Linuxは、フリーソフトウェアということから、著作権の問題も軽視されが
 ちな傾向を感じています。しかし、「ソフトウェアがフリー(無償)である
 こと」と「著作権」は、独立していることであって、フリーソフトウェアで
 あっても著作権やそのライセンスについては、商用ソフトと同様に敏感でな
 くてはなりません。

 Linuxには世界中から大きな期待がかかっています。これからもLinuxを健全
 に成長させていくためには、この問題を過小評価すべきではありません。
 問題から逃避するのではなく正面から取り組んで、解決し、今後はこのよう
 なことの起こらないような開発のしくみを作るべきだと考えます。そして、
 この問題をきちんと解決することができれば、Linuxだけでなく、オープン
 ソースのソフトウェア開発手法にとっても大きなステップとなることと確信
 しています。

                 インフォテリア株式会社 平野 洋一郎


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 以上、ご確認の上 宜しくお願い申し上げます。

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  なお、ご連絡先など変更がございましたらご一報頂ければ幸いです。
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  をご連絡ください。 E-Mail:sales@infoteria.co.jp

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以上
日時:2003年10月30日 13:00

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