ニュースプレスリリース

インフォテリア株式会社、W3Cに加盟

インターネット上のデータ交換の新技術、「XML」の実用化を推進

報道発表資料
1998年10月6日
インフォテリア株式会社

インフォテリア株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:平野洋一郎)は、1998年10月1日付けで、ウェブ技術の世界的標準化組織である、W3C (ダブリュー・スリー・シー:World Wide Web Consortium) に、日本国内で第23番目の企業として加盟し、同時に北原淑行常務取締役をW3Cのアドバイザリーコミッティ*1のメンバーとして任命しました。

W3CのAssociate Chairmanである、慶應義塾大学の斎藤信男環境情報学部長は、「今後、インターネットがさらに普及するにあたって、その適用範囲を広める新技術の標準化が重要です。しかし、良い技術も、実用化され世に普及しなければ標準とは言えません。インフォテリアのような実用化指向のソフトウェア会社のW3Cへの参加は、 W3Cの成果の一つであるXML*2の普及に向けた動きとして、大いに歓迎します。」と、述べられました。

W3Cは、インターネットの爆発的普及をもたらしたWWW (World Wide Web) を発明したTim Berners-Lee氏によって率いられている、ウェブ技術の標準化組織で、MIT*3(米国)、 INRIA*4(フランス)、慶應義塾大学*5(日本)によって運営されています。最近の代表的な標準化の成果としては、HTML 4.0 (Hyper Text Markup Language) *6、XML 1.0 (eXtensible Markup Language) などがあります。

インフォテリアのW3Cへの加盟の目的は、XML関連ソフトウェアの実用化にあります。XMLは、多くの企業や研究所で研究され始め、その将来が期待されていますが、現在実用化されているソフトウェアはまだ多くありません。インフォテリアは、今年2月にW3Cから勧告されたXML及びその関連技術を活用した実用的なソフトウェアや、XMLの実装を促進する良質なコアソフトウェアを、W3Cの活動に基づいて、いち早く提供していく計画です。

インフォテリア株式会社は、国内初のXML専業ソフトウェア会社として、本年9月に設立されました。インフォテリアでは、XMLをベースとした、インターネット上の企業間電子取引向けの各種ソフトウェアを企画開発してまいります。


国内のW3C 加盟企業・団体

(株)アクセス 電子ネットワーク協議会
(有)イメージ・ソース 東芝(株)
インターネット弁護士協会 トヨタ自動車(株)
インフォテリア(株) 日本電信電話(株)[NTT]
NTT移動通信網(株)[NTT DoCoMo] 日本電気(株) [NEC]
エヌ・ティ・ティ・データ通信(株) (株)ビクター・データ・システムズ
(株)エン・コーポレーション (株)日立製作所
キヤノン(株) 富士通(株)
(株)次世代情報放送システム研究所 松下電器産業(株)
シャープ(株) 三菱電機(株)
ソニー(株) 他1
(株)ディジタル・ビジョン・ラボラトリー  

(1998年10月1日現在:50音順)


用語説明/注釈

*1 アドバイザリーコミッティ Advisory Committee. W3C内で技術標準化を討議・決定したり、W3Cの全般的な発展と方向性を提言する。
◎参考情報:www.w3.org/Consortium/
*2 XML(エックス エム エル) eXtensible Markup Language の略。データの内容とデータの構造を切り離し、意味付けされた情報を双方向に交換するための標準データフォーマット。1998年2月10日に第1.0版が勧告された。
◎参考情報:www.w3.org/Press/1998/XML10-REC
*3 MIT(エム アイ ティー) the Massachusetts Institute of Technology の略。米国マサチューセッツ工科大学。 同大学の計算機科学研究所が、W3Cの米国地区のホスト機関を運営する。
◎参考情報:www.lcs.mit.edu/
*4 INRIA(インリア) INRIA = the Institut National de Recherche en Informatique et en Automatique の略。フランス国立情報処理自動化研究所。 同研究所が、W3Cのヨーロッパ地区のホスト機関を運営する。
◎参考情報:www.inria.fr/
*5 慶應義塾大学 同大学のSFC(Shonan Fujisawa Campus)研究所が、W3Cのアジア地区のホスト機関を運営する。
◎参考情報:www.sfc.keio.ac.jp/
*6 HTML 4.0(エッチ ティー エム エル 4.0) Hyper Text Markup Language の略。ウェブページ(ホームページ)を記述するための言語。W3Cで標準化が進められ、1997年12月18日に最新バージョンの4.0が勧告された。Netscape Communicator, Microsoft Internet Explorer, Lotus Notes/Domino 等がこの仕様のサポートを既に表明している。
◎参考情報:www.w3.org/Press/HTML4-REC-fact.html

本リリースに関するお問い合わせ先

インフォテリア株式会社
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以上
日時:1998年10月06日 11:00