ニュースプレスリリース

インフォテリア、高性能XMLエンジン「iPEX」をバージョンアップ

処理の高速化とプラットフォームの拡充でXMLアプリケーションの開発を促進

報道発表資料
1999年6月24日
インフォテリア株式会社

インフォテリア株式会社(本社:東京都大田区:平野洋一郎社長)は、高性能XML*1エンジンとして10社以上の採用実績を持つ「iPEX」のバージョンアップ版、「iPEX 1.1」を1999年7月14日から出荷開始することを発表しました。

iPEX 1.1は、iPEX 1.0の後継製品で、処理の高速化やSolaris、Macintosh環境への対応により、幅広いコンピュータ環境において、より高性能なXMLアプリケーションの開発を可能にします。iPEX は、XMLの読み込み(パーシング)、編集操作(プロセッシング)、書き出し(レンダリング)の各処理を網羅したXMLエンジンで、企業情報システムやアプリケーションソフトウェアのXML対応を低コスト化、短期間化することが可能なため、日本最大のシステムインテグレーターである株式会社NTTデータ様をはじめ10社以上のソフトウェアベンダー、システムインテグレーターにご採用いただいています。

iPEX 1.1の価格は、前バージョンと同額です。iPEX 1.0から1.1へのバージョンアップ価格は、本体60,000円(税別)、開発者ライセンスが6,000円(税別)です。なお、プロフェッショナルエディション、メンテナンス契約者および1999年6月24日以降に購入された場合には無償にてバージョンアップ版が送付されます。

また、iPEX 1.1の評価版の無償ダウンロードをインフォテリア株式会社のウェブサイトにて、1999年6月25日より開始します。

インフォテリア株式会社は、先進のXMLテクノロジーをベースに、XML普及を促進するソフトウェアコア部品製品、企業間やインターネットコマースでのデータ交換をXMLベースで行なうためのツールとサーバー製品などを提供していきます。


Infoteria iPEX 1.1 概要

機能・性能の向上

・XMLデータ読み込み時間の短縮(当社比:最大約50%)
・バリデーション機能の改良によるパフォーマンス向上
・DOM操作(API)のパフォーマンス向上
・標準入出力のサポート
・ファイル読み込み操作メソッドの追加(load, loadByString等)

動作環境

・Windows 95, 98, NT4.0 (Intel CPU)
・Linux
・Solaris 2.6, 7 (SPARC CPU) [1.1より新規]
・Macintosh (PowerPC CPU) [1.1より新規]
・BeOS R4 / R4J (Intel CPU)

提供形態

・C++ 用ライブラリ
・COMモジュール (Windows環境のみ)
・ソースコード (プロフェッショナルエディション)
・カスタマイズ版 (OEM提供)

価格

・プログラム本体:200,000円(1開発者ライセンス付)
・開発者ライセンス:20,000円
・メンテナンス契約:プログラム本体および開発者ライセンス合計の25%
・ランタイムライセンス:200円∼2,000円(本数による)
・プロフェッショナルエディション:2,000,000円
・プログラム本体バージョンアップ価格:60,000円
・開発者ライセンスバージョンアップ価格:6,000円


用語説明/注釈

*1 XML(エックス エム エル) eXtensible Markup Language の略。データの内容とデータの構造を切り離し、意味付けされた情報を双方向に交換するための標準データフォーマット。1998年2月10日にWorld Wide Web Consortiumより勧告された。次世代のウェブ上の情報交換フォーマットとして注目を浴びている。
◎参考情報:www.w3.org/Press/1998/XML10-REC

本リリースに関するお問い合わせ先

インフォテリア株式会社
E-mail:

以上
日時:1999年06月24日 11:00

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