インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野 洋一郎)は、Microsoft®Excel上で任意のXMLデータ構造を設計し、Excelデータをその構造のXMLデータに変換したり、様々な構造のXMLデータをExcelに読み込むことを可能にするソフトウェア「iMaker for Excel」(アイメーカー フォー エクセル)および、無償配布の実行ソフトウェア「iMaker Express for Excel」(アイメーカーエクスプレス フォー エクセル)を2月21日から出荷開始することを発表しました。
「iMaker for Excel」の価格は1ライセンス当たり80,000円(税別)で、インフォテリアXMLプロフェッショナルインテグレータおよび全国の主要ソフトウェア販売店を通じて販売いたします。また、「iMaker Express for Excel」は、インフォテリアのサイトから同日より無償でダウンロード可能となります。
iMaker for Excelの発売にあたって、インフォテリアはマイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)と共同で製品広告、セミナー、事例モデルサイトの構築を中心とする販売促進プログラムを実施します。
iMaker for Excelは、Microsoft Excel 2000あるいはExcel 97によって、目的に適合した任意の形式によるXMLデータファイルを作成したり読み込んだりすることを可能にする世界初の製品です。XMLデータは企業内や業界ごとに交換形式(スキーマ)を定めてやりとりを行いますが、iMaker for ExcelによってXMLデータの形式に関わらずExcelへのインポート、Excelからのエクスポート、Excelから直接のメール送信が可能になるため、Excelを広くXMLフロントエンドとして活用することができます。
さらに、iMaker for Excelであらかじめ設定した形式のXMLデータをExcel上で作成し、メールを使って送信できるiMaker Express for Excelが無償で提供されるため、ユーザーは自社の顧客にiMakerの設定ファイルとExcelのテンプレートを配布するだけで、顧客にはExcelを使用してもらいながら、自社にはXMLでデータを収集するという仕組みを容易に構築できます。この場合、顧客は、インターネットメールさえ使える環境であればよく、改めてファイアーウォールやサーバーの設定などを行う必要はありません。
このように、iMaker for Excelは、ExcelによるXMLデータの作成ツールとして使用するだけでなく、インターネット接続環境のみで自社サーバーを一切持たない中小企業や、大企業の一部門で大規模なECシステムを組めないような場合でも、使い慣れたExcelを使用してXMLデータを活用した受発注管理や製品情報管理等を行い、XML ベースのECシステムを構築・展開することができます。
マイクロソフト株式会社の阿多親市常務取締役は、「マイクロソフトは、インフォテリア社のiMaker for Excelの発表を歓迎します。マイクロソフトが提唱するBizTalk(tm)およびWindows DNA 2000においてXMLは中心的な役割を果たします。その中で、ビジネスツールとして幅広く普及しているExcelから、それぞれの用途に応じたXMLデータ入出力が可能になることは画期的であり、iMaker for Excelは、まさに当社の戦略にマッチした製品といえます。マイクロソフトは、XMLソフトウェアのリーディングカンパニーであるインフォテリア社と共同でExcel 2000およびiMaker for Excelの普及を推進してまいります。」と述べられました。
インフォテリアでは、Excel 2000によるECフロントエンド環境の推進を目指しマイクロソフト株式会社と共同で積極的な販売促進プログラムを実施します。具体的には、製品の共同広告告知、製品セミナー、事例モデルサイトの構築などを行います。また、インフォテリアXMLプロフェッショナルインテグレータで、既に「iPAD」などを使用したXML基礎講座などを開始しているシーアイエス株式会社では、この3月よりiMaker for Excelを中心としたトレーニングプログラムを開始する計画です。
なお、iMaker for Excelの出荷と同時に、XMLデータエディタ「iPAD」とのバンドル製品、「iMaker for Excel + iPAD」のバンドルパッケージを出荷します。バンドルパッケージの価格は、1ライセンスあたり85,000円(税別)で、iMaker for Excelと同様にインフォテリアXMLプロフェッショナルインテグレータおよび全国の主要ソフトウェア販売店にて販売されます。
iMaker for Excelが対応するMicrosoft Excelのバージョンは、Excel 2000およびExcel 97 で、Windows 95/98, Windows NTR 4.0およびWindows 2000上で稼動します。
インフォテリア株式会社は、1998年に設立された国内唯一のXML専業ソフトウェア会社です。インフォテリアでは、先進のXMLテクノロジーをベースに、XMLの普及を促進するコンポーネント製品や、エレクトロニックコマースでのデータ交換をXMLベースで行うためのツールとサーバー製品などを提供しています。
□ 製品概要
製品名称 | iMaker for Excel 1.0 (アイメーカー フォー エクセル) |
機能概要 | ・Microsoft Excelのデータを任意のXML形式のデータに変換し書き出す。 ・上記のデータを生成と同時にSMTPで送信する。 ・任意のXMLデータをExcelワークシートに読み込む。 ・読み込み、書き込みのための設定ファイルを作成する。 |
対応Excelバージョン | Microsoft Excel 2000、Excel 97 |
価格 | 80,000円/ライセンス (税抜き、1ユーザーあたり) |
稼働環境 | Microsoft Windows 95/98, Windows NT 4.0, Windows 2000 (予定) |
出荷開始日 | 2000年2月21日 |
製品名称 | iMaker Express for Excel 1.0 (アイメーカー エクスプレス フォー エクセル) |
機能概要 | iMaker for Excel から設定ファイル作成機能を除いたもの。特定の様式のXMLデータの作成、読み込み、メール送信が可能。 |
対応Excelバージョン | Microsoft Excel 2000、Excel 97 |
価格 | 無償(ダウンロード等で提供) |
稼働環境 | Microsoft Windows 95/98, Windows NT 4.0, Windows 2000 (予定) |
出荷開始日 | 2000年2月21日 |
製品名称 | iMaker for Excel 1.0 + iPAD 1.0 |
機能概要 | iMaker for Excel 1.0 と iPAD 1.0のバンドルパッケージ |
価格 | 85,000円/ライセンス (税抜き、1ユーザーあたり) |
稼働環境 | Microsoft Windows 95/98, Windows NT 4.0, Windows 2000 (予定) |
出荷開始日 | 2000年2月21日 |
以上
日時:2000年02月03日 11:00
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