内田洋行、インフォテリアのBtoBサーバー「Asteria」を利用

オールインワン・パッケージの採用により、BtoB参加を短期間かつ効率的に実現

インフォテリア株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：平野洋一郎）は、専門商社の大手、株式会社内田洋行（東京都中央区、代表取締役社長：向井 眞一）が、「Ariba(r) Buyer(（アリババイヤー）」を導入した顧客企業向けのオフィス家具販売において、インフォテリアの「Asteria（アステリア）」を採用し、2001年9月11日より本格的なBtoB（企業間電子商取引）を開始したことを発表しました。

「Ariba Buyer」は、アリバ社の展開する文具やチケット、オフィス家具などの企業消費財購入を支援するｅプロキュアメント（電子調達）製品で、導入企業（バイヤー）は企業間取引ネットワーク「Ariba Commerce Service Network（以下、ACSNと略記）」を経由して、サプライヤが提供する電子カタログから納品時期や価格などの最適な商品を選んで購入することにより、コスト削減が可能となります。

オフィス家具の大手メーカー・サプライヤでもある内田洋行では、「Ariba Buyer」を導入した企業とのBtoB取引を短期間に構築するため、さまざまなBtoB関連製品を検討した結果、サプライヤがBtoB参加時に必要な機能をオールインワンのパッケージで提供する「Asteria.Planet for Ariba」を採用することに決定しました。「Asteria.Planet for Ariba」は、内田洋行をはじめとするサプライヤ企業がバイヤー企業から提示された『Ariba標準のXML形式を採用したBtoBを構築可能であること』という要望を、容易にしかも安価に実現する最適なソリューションです。

「Asteria.Planet for Ariba」の導入により、内田洋行では、ACSNに登録する電子カタログの作成や管理、受注時の社内システムとの連携、納品書の対応など、BtoBシステムに関わるさまざまな場面で作業の効率化を図ることができました。

内田洋行への「Asteria.Planet for Ariba」導入に際しては、同社情報システム部門の協力を得て、松下電工インフォメーションシステムズ株式会社（本社：大阪府門真市、代表取締役社長：浜田正博、略称：NAIS-IS〔ナイス・アイエス〕）がシステム・インテグレーションを行い、NAIS-ISが提供している受注・出荷管理パッケージ「イプロス」を「Asteria.Planet for Ariba」と連携させてバイヤー指定の伝票フォーマットへの対応を行いました。

また、内田洋行では情報システムビジネスにおいても積極的に事業展開しており、今回の取引経験・ノウハウをいかし、今後は「Asteria.Planet for Ariba」を販売するパートナーとして、インフォテリアと協業を行い、企業のバックエンドシステムと連携したBtoBシステム構築の提案を展開していく予定です。

□ Asteria.Planet for Aribaについて

「Asteria.Planet for Ariba」は、インフォテリアが提供するBtoBサーバー「Asteria」ラインアップのエントリレベル製品で、ACSN(Ariba Commerce Service Network)に参加するサプライヤ企業が、簡単で安価にネットワークに参加するためのアプライアンス・モデルのハードウェア一体型ソリューションです。ACSN接続に必要な機能と社内システムへの接続機能をオールインワンで提供します。

株式会社内田洋行について

民間企業、官公庁、教育という３つの市場に対し、施設や備品を含めた環境系ソリューションとe-businessやネットワークを中心とした情報系ソリューションを提供する専門商社。XMLを中心とした企業間情報のソリューションにも力を入れており、自社においてもサプライヤユーザとしての経験・ノウハウを蓄積しながら、最適なソリューションを提供しています。
→ www.uchida.co.jp/

インフォテリア株式会社について

インフォテリア株式会社は、XMLを中心とした先進の技術を、リアルワールドで適用できるソフトウェアおよびソリューションとして提供する会社です。インターネット基盤データ技術「XML」を活用するためのコンポーネント製品や、企業内外のさまざまなシステム連携を容易に実現するビジネス・インテグレーション・プラットフォーム「ASTERIA（アステリア）」を提供しています。
→ www.infoteria.com/