ニュースプレスリリース

総選挙(10/31)での選挙管理委員会への報告業務をスマホアプリで完結!
Platioで国政/地方選挙における自治体業務のDX「投票テック」が実現

報道発表資料
2021年11月1日
熊本県阿蘇郡小国町
アステリア株式会社

 熊本県阿蘇郡小国町(町長:渡邉誠次、以下 小国町)とアステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、10月31日に行われた第49回衆議院議員総選挙(以下 総選挙)で、小国町役場から熊本県選挙管理委員会への投票人数などの報告業務に、ノーコード※1のモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」で作成した「投票者報告アプリ」を導入し、国政/地方選挙における自治体業務のDXを実現したことを発表します。

    <投票者報告アプリ担当者のコメント>

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    Platioはパーツを組み立てるような感覚で簡単にアプリを作成できることから、現場で紙や電話で行っていたアナログ業務をすぐに移行することができるようになりました。
    今回の取組みでは選挙管理委員会への各投票所における投票者数の報告を電話で行っていましたが、スマホ1つで手軽に報告できるようになり、現場での業務効率化にもつながっています。
    今後もPlatioを活用し役場における業務のデジタル化を推進していきます。

     小国町役場 政策課 地域振興係長
     長谷部大輔

「投票者数報告アプリ」導入の背景

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投票者数報告アプリ使用イメージ

 10月31日に行われた総選挙において、小国町は約6,000名の有権者に対して町内に13カ所の投票所を設置し投票を受け付けました。
 国政/地方選挙の投開票日には、小国町役場の職員から小国町選挙管理委員会に対して投票人数などの報告が数時間おきに定期的に行われます。今までは、電話等の通信手段で各投票所からの情報を収集していましたが、同時刻に一斉に報告を受けることで電話を受けた後の集計作業が発生するなど、アナログな手法ならではの課題を抱えていました。
 そこで、小国町では情報共有の効率化を検討するなか、「被災状況報告アプリ※2」でも実績のあるアステリアのPlatioに着目。10月31日に実施された総選挙では、小国町政策課の職員が投票所の累計投票者数を効率的に報告・収集できる独自アプリを1日で作成し、今回の総選挙当日に初めて運用しました。
 当日は町内13カ所の投票所に配属された役場職員がスマートフォン端末から男女別の投票者数を「投票者数報告アプリ」で報告。報告された情報は選挙管理委員会本部とリアルタイムで共有することが可能となりました。
 このアプリの導入により、選挙における報告業務をIT活用によって正確にリアルタイムで実施できる「投票テック」が、業務効率の改善に大きく貢献しました。
 小国町では現在、日常的にPlatioによる勤怠・検温アプリを利用し庁舎内業務の一つのDX基盤とするとともに、2021年8月からは防災テックとしてもPlatioを活用。今後は、自治内の様々な業務にPlatioを導入することで現場のより一層の業務効率化に活用していく方針です。

<投票者数報告アプリ概要>
実施期間 2021年10月31日
実施選挙 第49回衆議院議員総選挙
投票所数 13か所(小国町内)
作成者 小国町政策課職員
報告内容 累計投票者数(男女別)
報告回数 5回(午前2回、午後3回)

「Platio」の今後の展開

 Platioは、各企業独自の業務アプリをノーコードで作成し僅か3日間で運用開始することができることが高く評価され、幅広い業種の企業・団体で採用されています。現場業務のデジタル化とプロセス改善により、現場のDX推進にも大きく貢献しています。2020年度は対前年比約3倍の増収を記録しましたが、今期もそのトレンドは継続中で、現場業務のアプリ化による業務プロセスの効率化を支援しています。Platioは、地方自治体などでの採用も拡大していきながら、2022年度末までに500件の採用を目指しています。

※1:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。ノーコードで開発することができるPlatioは、プログラミング言語に関する専門的な知識がなくても、必要とする機能の実装や現場の運用に合わせたアプリ仕様の調整等が可能。

※2: www.asteria.com/jp/news/press/2021/08/02_01.php(2021年8月2日発表)



「熊本県阿蘇郡小国町」について( Web サイト www.town.kumamoto-oguni.lg.jp/

 九州のほぼ中央、熊本県の最北端、阿蘇外輪山の外側にあり筑後川の上流に位置しています。東西北部を大分県、南部を南小国町と隣接し、東西 18 ㎞・南北 11 ㎞総面積 136.72 ㎢で総面積の 74 %を山林が占める農山村地域です。自然は九州山脈の屋根に位置しているため変化がはげしく、夏は涼しく冬は厳しい高冷地帯(平均気温 13 ℃)であり、雨も多く年間降雨量は 2,300mm 、多雨多湿で森林の成育に適しています。

『アステリア株式会社』について( Webサイト www.asteria.com/

 アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,398社(2021年6月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,618件(2021年6月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

『Platio』について( Webサイト plat.io

 Platioは、誰でも簡単に自社の業務にフィットするモバイルアプリをノーコードで作成し、活用できるクラウドサービスです。誰もが自社の業務に合った最適なアプリを活用することで、ビジネスの現場におけるIT化を推進し、人手に頼っていた業務プロセスを効率化します。Platioで作成したアプリは、すぐに配信して現場で使い始められます。現場担当者がアプリから入力したデータはクラウド上に保管、管理者へリアルタイムに共有され、タイムリーに現場の状況を把握できます。また、入力データの変化を自動で検知し、管理者へ通知する検知機能により、異常にいち早く対応できます。複雑かつ高価格になりがちな業務用アプリを、手軽に作れるソリューションであることが評価され「2018年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。

【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】

アステリア株式会社
広報・IR部:長沼史宏・齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297
E-mail:

以上
日時:2021年11月01日 16:30

アステリア、ASTERIA、Handbook、Platioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

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