アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内市場においてソフトウェア市場で15年間連続シェアNo.1※1を継続している「ASTERIA Warp(アステリア ワープ)」シリーズの新バーションの提供を、2021年12月21日より開始することを発表します。
コロナ禍によるニューノーマルな社会にシフトするなかで、業務のデジタル化やクラウド活用が加速しています。これを実現するために、社内外の業務システムやクラウドサービスとのデータ連携ニーズが拡大するなか、ASTERIA Warpシリーズは当社2022年度3月期第2四半期決算において、過去最高の売上を記録しました。一方で、デジタル化やDX推進で不可欠となるIT人材は2030年には45万人不足する※2との試算がなされるなど、IT人材不足は社会的な課題となっています。
データ連携をノーコードで手軽に開発することができるツールであるASTERIA Warpの新バージョンでは、開発画面のUI/UXを改善し、開発の簡易化を図ることで、利便性や操作性を大幅に向上。これによって、非IT人材でもノーコードでデータ連携を実装ができ、IT人材不足への対応や、システムの内製化や現場からのフィードバックへの迅速な反映が促進されます。
また近年、バージョン管理システムの主流となっているGitに対応し、開発環境の利便性をさらに強化。使用頻度が高い項目は、コンポーネントを選択すると表示されるクイックアイコン機能や、マッパー上での連携項目の検索機能も追加し、開発者の作業効率を大幅に向上しました。
ノーコードでシステム開発を実施する様子 | Gitに対応した開発の様子(左) クイックアイコン機能を使って開発する様子(右) |
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バージョン管理機能強化 | ・バージョン管理システムGitに対応 |
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UI/UX改善 | ・フローオブジェクトのクイックアイコン機能の追加 ・マッパーコンポーネントのフィールド検索機能の追加 ・デバッグリンク線の表示機能改善 ・ダイアログウィンドウの表示機能改善 |
機能追加 | ・ユーザー単位でのコンパイル機能の追加 ・実行設定の全トリガー有効化/無効化機能追加 |
コンポーネント拡張 | ・Platioコンポーネントのバルク処理対応 ・Platioビルダーの検索条件の機能追加 |
対応DB環境 | ・Dr.Sum 5.6 |
(今回のバージョンアップに伴う製品ラインアップや価格の変更はありません)
ASTERIA Warpは順調な拡大を継続し、現在の導入社数は9,500社を突破するとともに、企業データ連携市場(EAI/ESB)では15年連続シェアNo.1を継続しています。2022年度3月期第2四半期決算では、テレワークに対応した社内システムの構築など、新たな連携ニーズが拡大していることから、サブスクリプション型製品「ASTERIA Warp Core」に加えてライセンス版の販売も過去最高を記録。また、DX推進におけるIT人材不足の解消手段として、ノーコードを利用した内製でのデータ活用ツールとしての導入事例が増えています。
今後も引き続き、ASTERIA Warpの多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともに社会の要請に応じた機能強化を継続することで、オフィス業務の効率化・自動化を実現します。また、データの連携の活用により、業務プロセスの省力化や残業時間の削減、リモートワーク環境下での新しい生活様式における適用の拡大も推進する方針です。
※1:出典:テクノ・システム・リサーチ社「2020 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」
EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携を司る製品カテゴリーを指す
※2:出典:IT人材需給に関する調査(平成31年4月経済産業省)
www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf
EAI/ESB製品の国内市場において15年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンコーディングで連携できるASTERIA Warpを主力製品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。ASTERIA Warp Coreは、ASTERIA Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,523社(2021年9月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,633件(2021年9月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
以上
日時:2021年12月16日 15:00
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