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ビーコンITとジェットフォーム・ジャパンXMLソリューション提供で提携

TaminoFormFlow99連携により、既存業務・既存システムと親和性の高いXMLソリューションを提供

2000年11月13日
株式会社ビーコンIT
ジェットフォーム・ジャパン株式会社

 株式会社ビーコンIT(登記社名:株式会社ビーコン インフォメーション テクノロジー、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:末舛 史郎)とジェットフォーム・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:岩満 直樹)は、ビーコンITのXMLインフォメーションサーバーTaminoを中心とするXML技術と、ジェットフォームのWeb/XML対応電子フォーム製品「FormFlow99」をはじめとするXML製品の連携により、今後需要の高まりが確実な企業内および企業間の情報交換や、社会インフラのWeb/XML化等のためのXMLソリューションの開発販売およびマーケティング活動を、共同で推進して行くことで合意しました。

 両社の提携は、従来紙ベースを中心として行っていた企業内や企業間の情報交換を、フロントエンドにFormFlow99を採用することにより、Webで利用できるようにすると共に、XMLによるデータ交換が可能となり、業務の効率化、スピード化が実現できます。さらに、バックエンドにTaminoを使うことにより、レガシーシステムとXMLシステムをシームレスにつなぐことができるため、既存のIT資産をそのまま生かしたXMLソリューションの導入を可能にします。

 具体的には、従来エンドユーザーが紙の伝票や各種指示書で確認していた業務情報が、自席のブラウザから簡単に利用することができるようになり、既存のメインフレームを含むすべてのデータベース情報を直接活用できるようになります。また、システム開発者にとってもTaminoとFormFlow99の連携機能と既存資産の有効活用を行えることで、システム開発効率を向上させ、新たなシステム開発コストの低減を可能にします。こうしたソリューションは、製造業におけるWeb/XML?EDIをはじめ、金融、公共に至るまで幅広い分野に適用できます。

 Tamino~FormFlow99連携によるシステムインテグレーションは、シャープシステムプロダクト株式会社や、株式会社日立システムアンドサービスよりユーザーに提供されます。このソリューションを提供できるシステムインテグレーターを、今後さらに拡張していく予定です。

 今回の提携について、インフォテリア株式会社の代表取締役社長 平野洋一郎氏は、「インフォテリアは、BtoBサーバーAsteriaをはじめとし、BtoBECを強力に推進しています。その中で、そのフロントエンドとしての帳票・ワークフローは重要なアプリケーションです。そして、XMLは企業間の異なるシステムを繋ぐキーテクノロジーであり、その意味で、今回のTaminoとFormFlow99の連携はたいへん意味のあることであり、BtoBの推進に大きく寄与するものと大いに期待しております。」と歓迎しています。



FormFlow99

 ジェットフォーム・ジャパンの電子フォームアプリケーションFormFlow99は、印刷物の帳票をそのままのイメージで電子フォームに移行することができ、作成したフォームはWebブラウザ上で閲覧および記入することが可能です。フォームデータや入力されたデータをXMLデータとして活用でき、かつ、フォーム上にActiveXコンポーネントやADO(データベースとの連携)等、最新オブジェクトの組み込みができる等、高機能かつオープンな次世代電子フォームアプリケーションです。

 今後、インターネット上での各種申込み、官公庁等への申請、領収書・請求書・明細書の配信等をはじめ、イントラネット/エクストラネット環境での各種申請、企業間取引等のツールとして用途の拡大が期待されています。

◎URL: www.jetform.co.jp/products.html

Tamino

 ビーコンITが提供しているネイティブXMLインフォメーションサーバーTaminoは、XMLをネイティブにサポートできるXML DBMSシステムです。従来、XML をサポートしたデータベースは、格納されたデータをXML データへ変換する機能を持った RDBMS か、データの複雑な階層構造をオブジェクトとしてサポートするオブジェクト指向データベース(OODBMS)が主流でした。しかしながら、インターネット時代の本格的業務アプリケーションでは、XML変換機能付き RDBMS、OODBMS では十分なパフォーマンスが実現できません。さらに既存業務との連携のためにはRDBMS等の既存システムとの連携もできなければなりません。Taminoは、これらの問題を根本的に解決するために生まれました。

 Taminoは、今後、企業間取引や社内ドキュメント管理等のシステムを構築する際のXML DBMSとして用途の拡大が期待されています。 なお、Taminoは、去る10月ロンドンで行われた全世界のXML開発者が集合した技術者会議「XML One」において、”Best XML Database”最高XMLデータベース賞を受賞しました。

 ◎URL: www.beacon-it.co.jp/products/inet/Tamino/index.html



株式会社ビーコンITについて

 株式会社ビーコンITは、メインフレームからクライアントサーバーシステムまでを含む基幹系システムの構築ソリューションを提供してきました。その後長年にわたって蓄積したデータベースノウハウをもとに事業の幅を広げ、情報系システム構築運用のための統合的なデータウェアハウス概念およびこれに基づくプロダクト群を発表し、日本のデータウェアハウス分野の第一人者としての地位を築いてきました。現在では、さらに企業のビジネスイッシューを解決するために、「エンタープライズ コンピューティング分野」、「エンタープライズ データウェアハウジング分野」、「インターネット&エンタープライズ インテグレーション分野」にフォーカスしつつ、これを統合してE-ビジネス構築運営を行うためのコンセプト”eBeacon”を提唱して展開しています。今後ともこの3分野毎に独特の優良なプロダクトをベースに、ユーザーのビジネスに対応したコンサルテーションを含んだプロフェッショナルサービスを提供し続けるとともに、Strategic Corporate Portal?(戦略的コーポレートポータル)を中心に、顧客の企業戦略に合致した企業戦略を推進するためのE-ビジネスソリューション”eBeacon”の提供に邁進しています。
www.beacon-it.co.jp/

ジェットフォーム・ジャパン株式会社について

 ジェットフォーム・ジャパン株式会社は、電子フォームならびにワークフロー分野のリーディングカンパニーであるカナダJetForm Corporationの100%出資子会社です。JetForm Corporationは、電子帳票の分野で80%、ワークフローの分野で15.8%と、共にNo.1のシェアを誇ると共に、XMLにフォーカスした先進的なソリューションを提供し、JetForm製品は、55カ国1,700の金融機関、36カ国2,400以上の政府機関、”Fortune100″ の70%の企業で使われています。電子フォームの分野では、Web/XML対応の電子フォーム作成ツールや、データ入力業務を自動化するフロントエンド・ツール、既存のERPのデータベースからデータを取り込み、高品質な出力を実現するツールを提供しています。また、先進的なエンタープライズ・ワークフローは、業務工程の分析、最適化を実現しています。
www.jetform.co.jp/

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社ビーコンIT
マーケティング本部 山崎 絵里香(ヤマザキ エリカ)
TEL:03-3340-2466
E-mail:

本リリースに関するお問い合わせ先

ジェットフォーム・ジャパン株式会社
製品統括部 小島 英揮、 山崎 万里
TEL:03-3340-3775
E-mail:

以上
日時:2000年11月13日 11:00

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