製品関連ニュースメールマガジン

IN#84 — 【12/12開催】『データ連携にコーディングはいらない!? 』

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□□□■□□□■□■□■□■□□□□      2003.11.27
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 このメールは、過去に弊社サービスをご利用いただいた方、または
 イベントにご参加いただいた方に無料で配信しております。
 ※配信中止の方法は、このメールの最後に記載されています。
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 *** トピック ***
   1.セミナー・イベントのご案内
     - 『データ連携にコーディングはいらない!? 』 (12/12)
2.XML/BtoB技術動向
     - OASIS:「SPML 1.0」を標準として承認
     - OASIS:XML関連のローカライズ情報を提供するWebサイトを開設
   3.おもしろい記事発見
     - CIOマガジン 11月号
      「柔軟な組織運営に向けた‘共通ガイドライン’とは」
   4.オピニオン
     - 続『Linux著作権問題から目をそむけるべきではない』
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 11月25日、XMLの技術者認定制度である「XMLマスター」の2周年と取得者
 6,000名突破を記念して、「XMLマスターDAY 2003」というセミナーが青山ダ
 イヤモンドホールにて開催されました。肌寒い雨の夕方であったにもかかわ
 らず、会場には300名を超えるXMLマスターの皆さんが集まり、主催者である
 XML技術者育成推進委員会のメンバーとともに、初の海外展開開始を祝いま
 した。日本で生まれ、海外に進出していったIT認定制度はオラクルマスター
 についで2番目。XML技術者の世界的な育成・普及の一端を、インフォテリ
 アがXML技術者育成推進委員会の事務局として担うことができたことを嬉し
 く思った瞬間でした。(大橋)

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++++ 1.セミナー・イベントのご案内 ++++
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◆◆“『データ連携にコーディングはいらない!? 』” … 12/12 …
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 ☆ 企業内・企業間の異種データ連携を最短・容易・低コストで実現 ☆

  社内外を問わずシステムを「つなぐ」ことが重要な命題とされ、経営のスピ
  ードアップや効率化効果に大きく寄与するネットワーク時代に、システム間
  を「コーディングレス」で「つなぐ」革新的なツール「ASTERIA」が登場しま
  した。システム間をつなぐために費やされる開発工数を飛躍的に低減させ、
  フレキシビリティやメンテナンス性に優れた統合システムの稼働を実現させ
  る、それが全く新しいシステム連携ツール「ASTERIA」です。

  また、今回はそのシステムを24時間365日サポートする高信頼サーバ
  「PRIMEPOWER」を組合せたモデル「ASTERIA on PRIMEPOWER」のご紹介もおこ
  ないます。是非この機会にご参加ください。

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 【 主催 】松下電工インフォメーションシステムズ株式会社 /
       インフォテリア株式会社 / 富士通株式会社
 【 日時 】2003年12月12日(金) 14:30~17:00[受付開始 14:00]
 【 場所 】PRIMEPOWER CENTER
       東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビル11階
  ◎地図:http://primeserver.fujitsu.com/primepower/pwc/partner/guide/access/
 【 定員 】20名様
 【 費用 】無料(Webでの事前登録が必要)
 【 URL  】https://www.infoteria.com/jp/seminar/s_031212/index.jsp
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 ** セミナー内:インフォテリア講演のセッション **
 【題目】『データ連携ツール『ASTERIA』のご紹介およびデモ』
 【講師】インフォテリア株式会社 開発本部 技術部 部長 井下田 久幸
 【時間】14:55~15:45 (50分)
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++++ 2.XML/BtoB技術動向 ++++
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■OASIS:2003年11月19日
 「SPML 1.0」を標準として承認
 ◎詳細:http://www.oasis-open.org/news/oasis_news_11_19_03.php

 2003年11月19日、OASISは、プロビジョニング情報交換仕様「Service
 Provisioning Markup Language(SPML)version 1.0」をOASIS標準として承認
 したことを発表しました。SPMLは、組織内や組織間でユーザーのアクセス権と
 リソース情報を交換・管理するためのXMLベース・フレームワークを提供します。
 リソース管理をライフ・サイクル全体に拡張し、ユーザー・アカウントやシス
 テム、ネットワーク、アプリケーションへのアクセス権など、デジタル・サー
 ビスに関するプロビジョニング情報を定義することができます。さらに携帯電
 話機やクレジットカードなどのようなリソースについても,同様の定義が可能
 です。

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■OASIS:2003年11月18日
 XML関連のローカライズ情報を提供するWebサイトを開設
 ◎詳細:http://www.oasis-open.org/news/oasis_news_11_18_03.php

 2003年11月18日、OASISは、XML標準に関するローカライズ情報を提供するWebサ
 イト「XML.org Focus Area on Localisation」http://localisation.xml.org を
 Localisation Research Centre(LRC)と共同で開設したことを発表しました。
 LRCは、ヨーロッパの言語および文化をソフトウェアに適用させるための調査・
 教育を行う研究機関です。

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 ## その他のXML/BtoB技術に関する情報は ##
  https://www.infoteria.com/jp/xmlnote/
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++++ 3.おもしろい記事発見 ++++
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■ 雑誌 CIOマガジン 11月号

 「柔軟な組織運営に向けた‘共通ガイドライン’とは」

 アイ・ティ・アール代表取締役の内山悟志氏が、CIOマガジン11月号に「柔軟
 な組織運営に向けた‘共通ガイドライン’とは」というテーマで記事を執筆さ
 れています。内山氏は、ITを活用した業務改革や新規ビジネスの創出に対する
 期待が高まるなか、企業のCIOは実際にどのような取り組みを進めるべきか暗
 中模索しているとし、IT部門の役割、社内における位置づけ、持つべき機能、
 求められる人材とスキル、組織形態などを共通のガイドラインとして提示して
 います。情報システム部門に関わる方、特にCIOの方には注目いただきたい記
 事です。

 この記事はCIO ONLINEでもお読みいただけます。
 http://www.idg.co.jp/CIO/contents/special/special172.html


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++++ 4.オピニオン
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■■ 続『Linux著作権問題から目をそむけるべきではない』 ■■

 こんにちは、インフォテリアの平野です。

 前回、話題となっているLinuxの著作権問題に関して話題をお届けしました。
 私としては、少し挑発的に書いたつもりで、通常の「XMLよもやま話」に
 比べて、多くのご意見いただくのではないかと予想していましたが、結果は
 残念ながらその予想を裏切るものでした。この反応の少なさが、単に本稿が
 読まれていないことの現われであれば、問題はありません(笑)。しかし、
 この問題への関心が低かったり、自分とは関係ないと思われているのであれ
 ば、私の懸念は拭えません。

 それは、今回の著作権問題ではSCO、SCOのライセンシーそしてLinuxコミュ
 ニティが当事者ですが、同様のことが他の企業、他のオープンソフトウェア
 でも発生しうると考えるからです。「Linux問題が解決すればOK、自分とは
 関係ない」ということではなく、全てのソフトウェア開発関係者が、他山の
 石とすべきと考えるのです。

 前回、私自身が経験した知的財産権侵害の話をしました。ソフトウェアが現
 在ほどオープンに開発されていない時代でも、身近にこういう話があったの
 です。ネットワークの発達にともないソフトウェアが様々な形態で開発され
 るようになった現在、あなたやあなたの会社が、いつSCOや、SCOの契約企業
 や、Linuxコミュニティの立場になっても不思議ではない状況ではないでしょ
 うか。

 例えば、オープンソースソフトウェアの開発に貢献しているエンジニアが、
 自社または他社の権利が絡むソースコードやデータを流用してしまうという、
 今回の紛争と類似したケース。また逆に、オープンソースソフトウェアのソー
 スコードをそのライセンス条件に反して自社製品に組み込んでしまうケース。

 組織的にこのようなことを行なうことはもちろん論外ですが、現実には、こ
 のような著作権侵害を行なおうと思えば個々のエンジニアが実行でできてし
 まうことが多いでしょう。つまり、このような問題が発生するかどうかは多
 分に現場の意識、モラルに依存しているとも言えるのです。

 そのような中、私が危惧するのは、今回のLinux著作権問題がグレーなまま残
 り、先に述べたようなケースが「見つからなければOK」と暗に許されるよう
 な意識を育んだりすることです。実際、今回の問題を通じて感じたことは、
 ソフトウェア開発に携わる人の中に、著作権に敏感でない人々がまだまだい
 るということです。

 自社ソフトウェア開発、オープンソースソフトウェア開発への参加などにお
 いて、著作権に関する意識、認識は十分でしょうか?

 今回のLinux著作権問題を、他人事とせず、足元においても著作権の意識と不
 正防止の仕組みを再確認することが、自分自身、自社、そして参加している
 オープンソフトウェアが、次なる著作権紛争の当事者となることを防ぐと同
 時にソフトウェア産業の健全な成長につながると考えるのです。

 健全なソフトウェア開発を支えるのは一人一人の意識です。


                  インフォテリア株式会社 平野 洋一郎
                        yhirano@infoteria.co.jp

 補足:

 1)前回の記事に関して「インフォテリアは、SCOにライセンス料を払うつも
 りなのか?」というご質問をいただきました。私の意見は、Linux利用者は
 SCOにライセンス料を払うべきということではなく、タイトルにも示したとお
 り、この問題を、斜視、無視すべきではない、ということです。現在のライ
 センス料問題に関する責任の範囲は、SCOと契約をしているライセンシーの範
 囲を超えないと考えています。もし、SCOのライセンシーで契約に違反した企
 業があれば、その企業は責任を取るべきだと考えています。

 2)日経マーケットアクセスの調査に関して表現が不十分でした。以下の通
 り、補足訂正させていただきます。
 原文:「業界内でもSCOの主張は不当だとする意見をよく聞きます。」
 訂正:「業界内でもこの報道を取り上げてSCOの主張は不当だとする意見を
     よく聞きます。」


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 ## 連載コラムのバックナンバーはこちらから ##
  https://www.infoteria.com/jp/xmlnote/column/

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 以上、ご確認の上 宜しくお願い申し上げます。

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  なお、ご連絡先など変更がございましたらご一報頂ければ幸いです。
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  をご連絡ください。 E-Mail:sales@infoteria.co.jp

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以上
日時:2003年11月27日 13:00

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