□■□□□■□■□□□■□■□□□□ Infoteria News
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□□□■□□□■□■□■□■□□□□ 2003.12.25
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□■□□□■□■□□□■□■■■■□ —-Vol.086—-
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このメールは、過去に弊社サービスをご利用いただいた方、または
イベントにご参加いただいた方に無料で配信しております。
※配信中止の方法は、このメールの最後に記載されています。
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*** トピック ***
1.セミナー・イベントのご案内
- 『データ統合・クレンジングソリューションセミナー』(1/27・2/13)
- 『SAP R/3と社内外システムの連携ソリューション・セミナー 』
(東京:1/20・大阪:1/30)
2.XML/BtoB技術動向
- W3C:XSL Version 1.1、ワーキングドラフトへ
- W3C:DOM Level 3 のバリデーションが勧告案に
3.おもしろい記事発見
- ZDNetエンタープライズ 12月18日
「OracleWorldパネルディスカッション:Webサービス標準確立への道のり」
4.コラム:名前空間 ~ XMLよもやま話 ~
- 第9回 『 XML Binary 』
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みなさんはクリスマス島という島があることをご存知でしたか?つい先日、
ある料理屋で出された岩塩がクリスマス島産だったことから少し調べてみま
した。ハワイから2,000キロに位置するこの島は、キャプテンクックが1777年
のクリスマスイブに上陸したことにちなんで命名されたそうで、ダイビング
や釣りで有名なほか、日本向けに輸出される岩塩の生産が盛んだとか。赤道
直下の熱帯にはミスマッチなネーミングがおもしろいですね。
2003年最後のInfoteria Newsをクリスマスの日にお届けします。
2004年度もみなさんが健康で心豊かに過ごせますように。(大橋)
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++++ 1.セミナー・イベントのご案内 ++++
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◆◆“『データ統合・クレンジングソリューションセミナー』”… 1/27・2/13 …
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☆ 情報の統合や整備のためのコスト負担増大の解決策をご提案します ☆
近年CRMというテーマが定着しつつある中、企業戦略の核となる情報の統合や
整備に多大なコスト負担を余儀なくされるユーザが多く存在すると考えます。
このような課題の解決策として株式会社アグレックスのデータクレンジング・
名寄せツール「トリリアム」、インフォテリア株式会社のEAIツール「ASTERIA」
によるデータ統合・クレンジングソリューションをご提案いたします。
ご多忙とは存じますが万障お繰り合わせの上、是非ともご参加いただきますよ
うお願い申し上げます。
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【 主催 】株式会社アグレックス
【 共催 】インフォテリア株式会社
【 日時 】第1回:2004年1月27日(火) 14:30-17:15 (14:00開場)
第2回:2004年2月13日(金) 14:30-17:15 (14:00開場)
【 場所 】株式会社アグレックス 初台開発センター4階会議室
東京都渋谷区初台1-47-1 小田急西新宿ビル
◎地図:http://www.agrex.co.jp/online/profile/map/hatudai.html
【 定員 】20名様
【 費用 】無料(FAX、もしくはWebでの事前登録が必要)
【 URL 】https://www.infoteria.com/jp/seminar/s_040127/index.jsp
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** セミナー内:インフォテリア講演のセッション **
【題目】ビジネス・インテグレーション・プラットフォーム『ASTERIA』
【時間】15:15~16:00 (45分)
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◆◆SAPパートナーズインフォセッション
“『SAP R/3と社内外システムの連携ソリューション・セミナー』”
… 1/20(東京)・1/30(大阪) …
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☆ 「SAP R/3」と社内外のシステム連携を実現! ☆
「SAP R/3」と社内外のシステム連携を実現するビジネス・インテグレーショ
ン・プラットフォーム「ASTERIA」の製品概要とソリューションを、以下の
ようなデモを交えながらご紹介します。
■ 購買システムと社外サービスとの連携をASTERIAが実現
■ 人事システムと経理システムとの連携をASTERIAが実現
これらのデモはSAP R/3とASTERIAのシステム導入に実績を誇る富士ゼロック
ス情報システム株式会社がご紹介します。会場は東京、大阪の2ヶ所となり
ます。
●概要(東京・大阪 会場共通)
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【 主催 】SAPジャパン株式会社 / インフォテリア株式会社 /
富士ゼロックス情報システム株式会社
【 費用 】無料(Webでの事前登録が必要)
【 URL 】https://www.infoteria.com/jp/seminar/s_040120/index.jsp
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▼東京会場:日時・場所
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【 日時 】2004年1月20日(火) 14:00~17:30[受付開始 13:30]
【 場所 】SAPジャパン株式会社 東京サンケイビル パシフィック
◎地図:http://www.sap.co.jp/japan/company/
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▼大阪会場:日時・場所
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【 日時 】2004年1月30日(金) 14:00~17:30[受付開始 13:30]
【 場所 】SAPジャパン株式会社 西日本支社 セミナールーム1
大阪府大阪市北区梅田3丁目3番10号 梅田ダイビル
◎地図:http://www.sap.co.jp/japan/company/
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※訂正とお詫び※
前回の配信時に上記セミナーの開催日を誤って表記しておりました。深く
お詫び申し上げます。皆さまに、誤った情報をお伝えしてしまいましたこ
と、心より深くお詫び申し上げます。
誤)東京会場:2003年1月20日(火) → 正)東京会場:2004年1月20日(火)
誤)大阪会場:2003年1月20日(火) → 正)大阪会場:2004年1月30日(金)
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++++ 2.XML/BtoB技術動向 ++++
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■W3C:2003年12月17日
XSL Version 1.1、ワーキングドラフトへ
◎詳細:http://www.w3.org/TR/2003/WD-xsl11-20031217/
2003年12月17日、XSLワーキンググループはXSL(Extensible Stylesheet Language)
Version 1.1に関する最初の公式なワーキングドラフトと要望を発表しました。
Version 1.1はXSL 1.0の勧告を更新し、インデックス、複数のフロー、ブック
マーク、グラフィックス・スケールのサポート拡張などを変更しています。
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■W3C:2003年12月15日
DOM Level 3 のバリデーションが勧告案に
◎詳細:http://www.w3.org/TR/2003/PR-DOM-Level-3-Val-20031215/
2003年12月15日、W3CはDOM (Document Object Model) Level 3 のバリデーシ
ョン仕様が勧告案となる予定であることを発表しました。DOMは、プログラムとス
クリプトにおいてコンテンツおよび文書のスタイルを動的に更新するものです。
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## その他のXML/BtoB技術に関する情報は ##
https://www.infoteria.com/jp/xmlnote/
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++++ 3.おもしろい記事発見 ++++
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■ オンライン ZDNetエンタープライズ 12月18日
「OracleWorld パネルディスカッション:Webサービス標準確立への道のり」
12月17日、18日の2日間で3年ぶりに開催された“OracleWorld Tokyo”。
その中で、「XML/Webサービスの標準化活動の意義と活動」をテーマにパネル
ディスカッションが行われました。標準化の進展待ちという側面ものぞかせて
いるWebサービスについて、その当事者たちがそれぞれの立場から議論を戦わ
せたものです。参加者は日本オラクル、DOPG、WS-I、OASIS、W3Cの各代表者。
標準化に関わるベンダー間の問題等について率直な意見が述べられていて、興
味深い内容となっています。
▼詳細はこちらから:
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0312/18/epn02.html
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++++ 4.コラム:名前空間 ~ XMLよもやま話 ~ ++++
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■■ 第9回 『 XML Binary 』 ■■
こんにちは、インフォテリアの平野です。
XML Binaryと聞くと、バイナリデータをXMLで記述する方法と想像する人
が多いのではないでしょうか。実は、その逆で「XMLをバイナリ化する」
という議論です。「テキストで書かれていてHuman Readableである」という
のがXMLの根本の特徴の一つですから、これだけ聞くとXMLの掟破りの
ように聞こえます。しかし、XMLが幅広く普及する中で、あらゆる環境で
XMLを処理する必要性が増し、携帯機器メーカーなどを中心にW3C内で
討議が始まったものです。
略称「XML Binary」、正式には「Binary Interchange of XML Information
Item Sets」。今年9月の初回のミーティングで出たニーズは以下のような
点に整理されます。
1)メモリ、記憶装置の容量が限られる環境で処理したい
2)CPU処理スピードが貧弱な環境で処理したい
3)オーバーヘッドの高いWebサービスを高速化したい
4)映像などのバイナリデータをエンコーディングしないで埋め込みたい
5)XMLデータにランダムアクセスをしたい
このミーティングに、いくつかのプロポーザルが出されましたが、日本から
唯一出されたプロポーザルがKDDI研究所の「XEUS」(ゼウス)です。
XEUSは携帯電話での実装を目的に開発されたXMLのバイナリ化手法で
あり、上記のニーズでは特に1と2ににフォーカスしていますが、仕様自体
は携帯電話や特定のスキーマに限定されたものではありません。XEUSで
は、任意の与えられたスキーマに最適の圧縮ルールを作り、そのルールに基
づいて圧縮/伸張を行ないます。
XEUSのアーキテクトである同研究所の小林亜令(あれい)さんによると、
XEUSは次のような特長を持っています。
・WBXML(WAP用圧縮)などと違い、特定のボキャブラリに依存しない
・gzip(既存技術の一つ)やXMill(XML特化圧縮の一つ)に比べて高圧縮率
・gzipやXMillに比べてencode, decodeの速度が速い(MXP1対比9倍)
・既存技術に比べてencode, decodeのプログラムサイズが小さい
いささか、XEUSの宣伝のようになってしまいました。しかし最近XML
の話題としては、Webサービスや業界ボキャブラリの標準化など上位層で
の技術開発への注目が高い中、XML活用環境をさらに広げるための下位層
における技術開発の動きの一つとして紹介しました。
XEUSは近い将来に同社の携帯電話の一部に搭載される予定とのこと。
このような、一見根本を覆すようにも見える挑戦がブレークスルーを実現し
ていくのでしょう。日本発のこの技術が、W3Cの議論を経て世界的なユビ
キタス環境でのXMLの活用に役立てるよう願ってやみません。
※興味のある方は↓(PDFファイル:英語です:-)
www.w3.org/2003/08/binary-interchange-workshop/34-KDDI-Binary-XML.pdf
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## 連載コラムのバックナンバーはこちらから ##
https://www.infoteria.com/jp/xmlnote/column/
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以上、ご確認の上 宜しくお願い申し上げます。
※ご質問等はお気軽に下記問い合わせ窓口までお寄せください。
なお、ご連絡先など変更がございましたらご一報頂ければ幸いです。
※今後「Infoteria News」の配信を希望されない場合はメールにて、その旨
をご連絡ください。 E-Mail:sales@infoteria.co.jp
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www.infoteria.com/jp/contact/
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インフォテリア株式会社
メール:sales@infoteria.co.jp URL:https://www.infoteria.com/
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TEL.03-5718-1260 FAX.03-5718-1261
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以上
日時:2003年12月25日 13:00
ASTERIA Warp製品の技術情報やTips、また情報交換の場として「ADNフォーラム」をご用意しています。
アステリア製品デベロッパー同士をつなげ、技術情報の共有やちょっとしたの疑問解決の場とすることを目的としたコミュニティです。