2026年2月17日
日本初となる金融機関とエンターテインメント企業の共創を目的とした「Entertainment × FinTechコンソーシアム」が設立! 約30社にのぼる参画企業が集まったコンソーシアムのキックオフイベントに参加してきました。イベントの様子をレポート形式でご紹介します。
2026年1月、日本初となる金融機関とエンターテインメント企業の共創を目的とした「Entertainment × FinTechコンソーシアム」が設立されました。
アステリアも本コンソーシアムへの参画を発表しており、当社の強みである「つなぐ力」を活かしてエンターテインメント市場への参入を図るとともに、ステーブルコイン(JPYC等)をはじめとするWeb3技術の実装を通じて、次世代の“推し活”体験を支えるインフラ構築に貢献していく方針です。
【日本初の金融機関とエンタメ企業の共創のためのコンソーシアム】 「Entertainment × FinTechコンソーシアム」の設立に参画 https://jp.asteria.com/news/2026012927342/
そうした中、2月3日(火)にはコンソーシアム設立を記念したキックオフイベントが開催されました!
約30社にのぼる参画企業による事業紹介に加え、企業間の交流を目的としたネットワーキングも行われ、業界の垣根を越えた活発な議論が交わされた本イベント。
ここからは、キックオフイベント当日のプログラム内容や、印象に残った発表・交流の様子についてダイジェストでレポートしていきます!
「次世代クレジットカード」を発行するナッジ株式会社が事務局を務める本コンソーシアム。イベントの冒頭では、ナッジ代表の沖田貴史氏が本コンソーシアム設立の趣旨について説明しました。
「エンタメとフィンテック、金融の両業界は非常に大きなポテンシャルがある一方で、これまで十分な接点がなかった」と話す沖田氏。
本コンソーシアムの設立を通じて、両者の強みをつなぎ、新しい価値や偶発的なイノベーションを生み出してもらいたいとまとめました。
続いては、各参画企業による事業紹介!
各社3分ほどで事業内容や、【Entertainment × FinTech】において興味のある領域、さらに本コンソーシアムで取り組みたい内容についてのプレゼンが展開されます。
クレジットカードなどの金融事業を展開する参画企業からは、エンタメのファン層に寄り添った決済体験や、IPと親和性の高い金融サービスの構想についてのプレゼンも。決済を単なる “支払い手段” ではなく、体験の一部として再定義しようとする動きが語られていました。
一方のエンターテインメント領域の企業からは、映像・音楽・VTuberなど、多様なIPビジネスの現場から、ファンとの継続的な関係性や高いエンゲージメントを前提とした新しい収益モデルへの期待が示されました。従来の興行や物販にとどまらず、ファンが “応援” を通じて事業に参加するような仕組みづくりに、金融やテクノロジーが果たす役割への関心が高まっていることがうかがえます。
また、こうしたIPビジネスは「推し活を通じた地方創生」などに通じることも多く、NFTなどを活用したデジタルスタンプラリーなど、具体的な取り組み例が多かったのが印象的。どの企業も、スピーディーにPoCを回しながら、事業化につなげていく姿勢も共通して語られていました。
銀行や投資ファンドなどの参画企業は、安心・信頼性のある金融基盤を前提にした「推し積立・推し投資」などファン向けの金融サービスの可能性も……!
ファンの熱量から生まれる従来の枠組みを超えた発想の数々。各社のプレゼンを聞いていて、おもわずワクワクしてしまいました!
今回、事務局であるナッジ株式会社に続いて、2番手でプレゼンをさせていただいたアステリア。当社は2016年に設立した「ブロックチェーン推進協会(BCCC)」の中心メンバーとして、ブロックチェーン技術の普及啓発を、約10年にわたって推進してきました。また出資先であるJPYCがステーブルコインの発行を開始してからは、「JPYCゲートウェイ」を発表するなど、Web3時代の非中央集権型金融の普及に取り組んでいます。
コンテンツ配信、会員管理、決済、ポイント・特典管理など、エンタメ × FinTech領域では複数のシステムやサービスを横断した連携が不可欠です。当社としては、ノーコードでデータ連携が可能となる「ASTERIA Warp」などの製品を通じて、実装の負担を低減し、次世代エンタメソリューションの構築を支援していきたいと考えています。
プレゼンテーションでは、当社のこうした取り組みについてお話ししつつ、本コンソーシアムに参画することで、さらなる事業拡大を図れたら……! という想いも、アステリアのエバンジェリストの森一弥からお話しさせていただきました!
各社による多様な取り組みや問題意識が共有されたキックオフイベント。 パリッとした会場の空気を一変させたのが、プレゼンのトリを務めた株式会社R11RによるIPコンテンツのサプライズ演出!
シュールな世界観でYouTubeやSNSを中心に人気を集める「教育番組」から、人気キャラクターの「タマ」と「しゃちょう」が会場に登場! 思いがけない演出に、会場からはどよめきが……!(笑)
金融やテクノロジーといったテーマが続く中で、会場の空気がふっと和らぎ、参加者たちの笑顔がこぼれたひとコマ。まさにエンターテインメントやIPが持つ “場を和ませる力” を体感できたのではないでしょうか?
アステリア代表の平野をはじめ、イベントに参加したメンバーたちも一緒に記念撮影をしてもらいましたよ〜!
さて、各社のプレゼンテーション終了後には、参加者同士の交流を目的としたネットワーキングが行われました。会場には彩り豊かな料理が並び、おいしいお酒を片手に、終始リラックスした和やかな雰囲気が広がっていました。
各所で名刺交換や情報交換が活発に行われ、「こういう領域でコラボできれば…」などといった声も聞かれるなど、ゆるやかな交流会ならではの前向きなコミュニケーションがあちこちで生まれていました。
業界の垣根を超えて、PoCや共創を進めていこうとする前向きな空気感が印象的だった、Fintech×Entertainment コンソーシアムのキックオフイベント。
エンターテインメント企業が持つコンテンツ力と、金融やテクノロジーが持つ実装力が交わることで、これまでにない価値や体験が生まれていく可能性を強く感じさせられました!
本コンソーシアムでは、すでに4月にも次回イベントの開催が予定されているとのこと。今回のキックオフを皮切りに、エンターテインメントとフィンテックの融合による革新的なサービス創出に向けた取り組みが、今後さらに本格化していくことが期待されます。
◆【Entertainment × FinTechコンソーシアム】の詳細は
こちら
アステリアとしても、本コンソーシアムへの参画を通じて、次世代の“推し活”体験を支える仕組みづくりに貢献していきたいと考えています。
今後どのようなコラボレーションが生まれていくのか、その動向に引き続きご注目ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。