2025年10月2日
in.LIVE の人気連載であり、小学館から書籍化もされた「マンガでわかるブロックチェーン」が、4年ぶりに【特別編】として帰ってきました! 今回は、いま話題の「ステーブルコイン」についてマンガで解説しています。
in.LIVEの人気連載であり、小学館から書籍化もされた「マンガでわかるブロックチェーン」が、4年ぶりに【特別編】として帰ってきました! 今回は、いま話題の「ステーブルコイン」についてマンガで解説してみました。
◆「マンガでわかるブロックチェーン」シリーズ(第1話〜第13回)はこちらからお読みいただけます!
漫画の原作者である、アステリア株式会社 ノーコード変革推進室 エバンジェリストの森が、今回のお話の概要や会話に登場したキーワードについて簡単に解説します!
ステーブルコイン
何らかの方法で価格が安定するようにしたブロックチェーン上のコインのこと。法定通貨(米ドル)と安定を図ったUSDC、USDTが有名。暗号資産との安定を図ったものや、アルゴリズムで安定を図ったものなどがある。
日本円でペッグ
法定通貨と安定を図ったステーブルコインの中で、日本円と安定を図ったものが話題となっている。正確には2025年8月の時点で発行できる会社の許可が降りたという状況で発行は今秋とされている。
ステーブルコインの手数料
ここでは送金時の手数料のこと。実際はEthereumなど、パブリックブロックチェーンを使って実現されるので、ブロックチェーンのいわゆる「ガス代」がかかる。Ethereumなら、Etherが必要で、ステーブルコインを入れたウォレットと同じウォレットにEtherも入っていなければならない。以前はこのガス代の高騰が問題となっていたが、Ethereumのバージョンアップと、レイヤー2ソリューションがある程度普及したことで、現在のガス代は落ち着いている。
レイヤー2
ブロックチェーンのレイヤー2(もしくはセカンドレイヤー)は、「処理の混雑や手数料の高さ」といった課題を解決するために、メインのブロックチェーン(レイヤー1)の上に構築される仕組み。レイヤー2では取引をまとめて処理した後に結果だけをレイヤー1に記録します。これにより、多くの取引を高速かつ安価に扱えるようになります。代表例には、ビットコイン向けの「ライトニングネットワーク」や、イーサリアム向けの「Polygon」「Arbitrum」「Optimism」など。レイヤー2を活用することで、ブロックチェーンの安全性や分散性を維持しつつ、スケーラビリティ(処理能力)を大幅に向上させられる点が特徴です。
MCP(Model Context Protocol)
生成AIが様々なサービスやツールとの連携を可能とするための取り決め企画。生成AIのClaude の開発元Anthropicが提唱し、「生成AI拡張のためのUSB-Cポートのようなもの」と説明されている。ChatGPTやGoogle、Microsoftなども相次いで導入を決定しており、一部ではすでに利用されている。様々な自動処理を可能にするAIエージェントとは切っても切れない重要な技術。