2025年3月10日

【イベントレポート】子どもたちとAIカメラ体験! 軽井沢リゾートオフィスで開催された地域交流ワークショップ

地域の交流を育むコミュニティ施設としてオープンした「Karuizawa Commongrounds」。その敷地内に設立されたアステリアの軽井沢リゾートオフィスにて、初めての試みとなるキッズ向けのワークショップを開催いたしました! 子どもたちとAIカメラを体験したイベントの様子を、レポート形式でお届けします♪


アステリアの「軽井沢リゾートオフィス」は、自然豊かな土地で、生産性とウェルビーイングの向上を実現することを目的に設立された、近未来型のワークスペース。2023年7月のオープン以来、社員同士が交流できる場として、ワーケーションやチームミーティングなど、さまざまな用途で積極的に活用されています。

アステリア軽井沢リゾートオフィス
そんな軽井沢リゾートオフィスが入居しているのが「Karuizawa Commongrounds」。
こちらはカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が開発したコミュニティハブで、書店「軽井沢書店 中軽井沢店」をはじめ、インターナショナルスクール、カフェ、飲食店・コワーキングスペースなどが点在する複合施設です。

私たちアステリアも、このコミュニティの仲間入りをするということで、グランドオープンセレモニーでは「ぜひ地域とのコラボレーションを図りたい」と代表の平野も強調していました。

アステリアが軽井沢にリゾートオフィスを新設! 近未来のワークスペースのグランドオープンをレポート

さて、そんな想いを実現するイベントが、この冬、ついにリゾートオフィスで開催されました。同じくコモングラウンズに入居するインターナショナルスクール「EtonHouse International School Karuizawa(イートンハウス軽井沢)」の子どもたちを、リゾートオフィス内のハーフムーンシアターにお招きし、当社メンバー主催の「キッズ向けワークショップ」を体験してもらったのです!

午前/午後の部と分かれて開催されたワークショップでは、アステリアが自社のサービスの中でも活用している「AIカメラ」を使い、最新のテクノロジーでどんなことができるのか? 子どもたち視点での楽しい活用方法をワークショップ形式で紹介しました。

本記事では、実際のワークショップの様子を簡単にレポートします!

みんなの知ってるぬいぐるみは、AIカメラで認識されるかな?

230度のスクリーンが設置されたハーフムーンシアターにやってきた、プリスクールに通う子どもたち。ここではどんなことが始まるのかな? とワクワクした表情で着席してくれました。未就学児が対象の午前の部では、みんながよく知っているキャラクターのぬいぐるみやアイテムを活用! とにかく難しい説明は抜きにして、実際にAIカメラでできることをその場で体験してもらうワークショップです。

本ワークショップの進行を務めたのはアステリアで人事として働く高橋。「僕のことはくまさんって呼んでね!」と自己紹介すると、かわいい笑い声が挙がりました(良かった、ウケた……! ほっ。笑)。

簡単に仕組みを説明して「やってみたい人いるかな?」と投げかけると、「はーい!」と元気いっぱいの子どもたちの手が挙がります。

ワークショップでは、子どもたちが選んだぬいぐるみを机に置いて、AIカメラで撮影。撮影が完了すると、画面上のスクリーンには「ぬいぐるみがつくえのうえにあります。このキャラクターは◯◯◯です」と説明が読み上げられ、ひらがなでも表示されます。「他のぬいぐるみで試してみたらどうだろう?」「2種類のぬいぐるみを同時に置くとどうなると思う?」と、みんなで予想したり、考えたりしながらワークショップは進んでいきます。

AIカメラでできることを少し知った上で、さらにステップアップ。
今度は、置いてあるものを使って「AIにお話を作ってもらう」という段階に。「さあやってみよう!」と高橋が言うと、「えー!」「そんなことができるの?」というような声も。

子どもたちがその場で選んだアイテムをAIが撮影し、それらのアイテムが登場するお話をAIが作ると、子どもたちからは笑い声が。人間ではなく、AIが作ったユーモアあふれる物語に驚きです!

「今度はあれもこれも置いてみたい!」「そのボタンを押してみたい!」と盛り上がる子どもたち。実際にカメラで読み取る対象物を増やすと、その分、お話も長くなります。「このキャラクターはお話に出てこなかったね」と気付いた子どもたちもいましたよ。

イートンハウスのみんなが持ってきてくれたまつぼっくりや楽器を配置してみたり、どうやって置いたらカメラが認識するかな? と考えてみたり。子どもたちから飛び出すたくさんのアイデアをその場で色々試しながらワークショップを進めていきました。

最後は、イートンハウスの先生が、一人の子が被っていたオオカミのかわいい帽子に注目。「この帽子をAIカメラに読み込ませてみたら、なんて認識するかな?」「アイテムをもう一つ組み合わせると、どんなお話ができるかな?」と子どもたちと予想タイム。結果、AIカメラはオオカミの帽子に「ルル」という可愛い名前をつけて物語を作成。高橋さんが物語を読み上げると、みんなからも笑顔がこぼれました。

カメラに写ったアイテムは物語に登場するけれど、その場にはあるけどカメラには写っていないアイテムは物語に登場しない」ということにも気付いた子どもたち。30分という短い時間ではありましたが、AIカメラの面白さを少しでも感じてもらえていれば嬉しいです。

小学生キッズたちとAIカメラ体験。みんなの想像力が爆発!

そして午後の部。今度は、イートンハウスのアフタースクールに通う小学校低学年の子どもたちが遊びに来てくれました。先ほどの未就学児向けのワークショップよりも、さらにレベルアップしたプログラミング体験を実施します。

参加してくれた子どもたちに「AIって聞いたことある人?」と呼びかけると、なんと半分以上の子どもたちが手を挙げていて驚き。AIがすっかり私たちの生活にも身近になっている今日この頃。本やテレビで見たり聞いたりした子や、AlexaやSiriなど、実際にAIを体験したことがある子も多いかもしれませんね。

さて、午前の部と同じように、用意したアイテムをAIカメラに読み込ませるとどうなるかな? と実験していきますが、さすがは小学生!「これはできるけど、ちょっとこれは難しいんじゃない?」と程度を予想したり、「置く場所はこうした方がいいんじゃない?」と実際にカメラの視点で調整してくれたりと、非常に頼りになります。

実際にAIカメラを使って判別をすると、待ち切れない様子で「あれもやりたい!」「これも置いてみたい!」と積極的に参加してくれました。

そして、みんなが実際に選んで置いたアイテムを使ってAIカメラが物語をつくると、それまで賑やかだったのが嘘のように、AIが読み上げるお話に聞き入る子どもたち。長い物語を読み上げ終わると、「おお〜〜」「すごい!」と拍手が湧きました。

「これは認識したけど、あれは反応なしだね」と答え合わせができるのが、すごいところ。「こんなものを置いてみたら、こういうお話になるかも!」とみんなの想像力は止まりません……!

たくさんのアイテムを置いてみたり、逆に一つだけのアイテムで試してみたり。さらに組み合わせるアイテムだけではなく、置き方にも工夫してみたりと、柔軟な発想でAIカメラによる物語づくりを楽しんでいました。

「AIカメラを使うとどんなことができるのかな?」「もしかすると、みんなのお父さんお母さんのスマホにもAIカメラが搭載されるかもしれないね」と、みんなで未来のテクノロジーを想像しながら、小学生向けのワークショップは終了。

どうだった? と聞くと、「楽しかった!」「次はこれも試してみたい!」と前向きな声をたくさんいただきました。 子どもたちの嬉しそうなキラキラした表情に、ワークショップを設計したメンバーたちもほっとひと安心です。

地域の交流を育むコミュニティの一員として

これまで中学生や高校生向けのワークショップやハッカソンなどを開催してきたアステリア。しかし今回参加するのは、未就学児〜小学生(!)という、当社としてはおそらく最年少を対象としたワークショップになりました。

実は、アステリアの社員の中には小さい子どもを持つパパ&ママも多く、今回このワークショップを実施することが決まった際には、「こういう内容ならキッズでも楽しめるかも」「自分の子だったらこういう体験をさせたい」など、パパママ社員が前のめりにSlackでの議論に参加する姿もありました。普段の仕事とは少し違う視点で自分たちの事業やサービスを見直すことにもなり、私たちにとっても、非常に刺激的な時間になりました。

地域の交流を育むコミュニティ施設としてオープンした「Karuizawa Commongrounds」。
アステリアも同じビジョンを持つ一員として、これから地域を巻き込んださまざまな活動をしていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人
in.LIVE 編集部 アステリア株式会社が運営するオウンドメディア「in.LIVE(インライブ)」の編集部です。”人を感じるテクノロジー”をテーマに、最新の技術の裏側を様々な切り口でご紹介します。