2025年10月30日

マンガでわかる生成AI【第15話】イベントのアイデアを企画してみよう

一人暮らしを始めたばかりの沙織の心強いパートナーは「生成AI」!? 日常や仕事で起きるさまざまなピンチを、生成AIと共に乗り切れるのか!? 「ChatGPT」などでおなじみの生成AIを使いこなすためのヒントをマンガで解説します。





(企画・原作:森一弥 作画:佐倉イサミ

マンガで分かる生成AI【第16話】に続く・・・ 前回【第14話】はこちら

キーワード解説

漫画の原作者である、アステリア株式会社 ノーコード変革推進室 エバンジェリストの森が、今回のお話の概要や会話に登場したキーワードについて簡単に解説します!

生成AIを使ったアイデア出し
最近では珍しくもなくなったが、生成AIを相談相手として使う方法。特にプロンプトのテクニックも必要なく、同僚や友だちと話す感覚で使うことができる。一度のやり取りで正解を出してもらうような聞き方でなく、生成AIに足りない情報についての質問を促したり何度もやり取りするほうが良い結果を得られやすい。

トト先生の生成AI塾

生成AIは既存の仕事を奪うなどと言われておるようじゃが、今回の話ではむしろ昔ならではの仕事を掘り起こすことに使えたようじゃな。
アイデア出しに使えば、今まで目がいかなかったところにも改めて気がつけるといった例じゃな。
ふむ。齟齬にせよプライベートにせよ、何かしらの過去のデータが誰しもあるはずじゃ。デジタル化されていなくても、写真や書類などスキャナーやカメラで取り込めばAIがそれなりに解釈してくれる時代になってきておる。過去の積み重ねが資産になっておるはずじゃ。
今回のように人材の掘り起こしにもつながるかもしれんの。
そうじゃな。生成AIで業務の自動化ももちろんあるが、そんな使い方もあるかもしれんの。

原作者のおまけ裏話

本編とは違いますが、数年前に連載していて、小学館から書籍化もしていただいた「マンガでわかるブロックチェーン」の新しいお話を久しぶりに書きました。

◆「ステーブルコイン」ってなに?|マンガでわかるブロックチェーン特別編
https://www.asteria.com/jp/inlive/social/7854/

だいぶ久しぶりに書くということもあり、全話のシナリオ原稿とキャラ設定や技術に関するメモなどなど関連ドキュメントをNotebookLMに全て入れて質問できる環境を作ってみました。

すっかり忘れてましたが、書籍「マンガでわかるブロックチェーンのトリセツ」では、実は以前にもMetaのリブラ(Libra は 後にDiem と改名し2022年に公開を断念した)というステーブルコインが話題となった際に書いてたのが判明したり、その仕組みにも言及してたりしたんですね。今読んでもブロックチェーン界隈の結構詳しい話が出てきたりしていると思いますので、読んだこと無い方、ちょっとでもブロックチェーンやWeb3に興味ある方は手にとっていただけるとありがたいです。

また、私のXアカウントではマンガの裏話や日々のつぶやきも更新中です。
さらに「@DIMEアットダイム」では、生成AIの新機能や新サービスを「やってみた」レポートとして紹介するコラムを連載しています。最新回のテーマは、AIを自分のパソコンで動かせる「LM Studio」に注目。情報漏洩のリスクを気にせずに使える、自分だけのローカルチャットをサクッと作ってみました。興味のある方はぜひご覧くださいね!

◆【生成AIやってみた!LM Studio編】自分だけのローカルチャットを作ってみた!
https://dime.jp/genre/2035285/

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人
森 一弥 アステリア株式会社 ノーコード変革推進室 エバンジェリスト。 2012年よりインフォテリア(現アステリア)勤務。2017年3月までは主力製品「ASTERIA WARP」のシニアプロダクトマネージャーとしてデータ連携製品の普及に務め、特に新技術との連携に力を入れる。 ブロックチェーン技術推進の一環として実証実験やコンサルティングなどを実施。ブロックチェーンを活用した株主投票では特許を取得。またブロックチェーン推進協会(BCCC)では技術応用部会を立ち上げ、技術者へブロックチェーンアプリケーションの作り方を啓発している。現在はAIやIoTなど先端技術の調査、普及啓発に努めている。