2017年11月22日
2017年の秋にお披露目され、驚異的なスピードで一躍人気となった ”心を癒すしっぽクッション” 。その開発秘話や反響について、開発者であるユカイ工学株式会社のデザイナー・高岡さんに伺いました!
in.LIVE読者のみなさん、こんにちは。ライターの鈴木しのです。
突然ですが、みなさんは最近癒されていますか?毎日、自宅と職場の往復でなかなか癒しを感じられていないという方は意外と多いのではないでしょうか。(わたしもそのうちの一人です)
実は今、そんな方におすすめのアイテムが登場しているのをご存知でしょうか?
ーー “心を癒すしっぽクッション”、名前は「Qoobo(クーボ)」。
製品リリースに向けたクラウドファンディングでは、募集を開始してからわずか6日間で目標金額を達成と、驚異的なスピードで一躍人気となったセラピーロボット。
今回は、こちらの「Qoobo」の開発者であるユカイ工学株式会社のデザイナー・高岡尚加さんに開発秘話や製品に込められた思いを伺ってきました。
高岡尚加(たかおか・なおか)さん
ユカイ工学株式会社 デザイナー
東京藝術大学で陶芸を専攻。 普段使いの食器や陶器の創作人形などを制作していくなかで、「作った人形を動かせたら良いな」との想いを持ち、ユカイ工学に入社。 毎日の生活に欠かせない食器のように、生活に溶け込むロボットを作りたいと考えている。
ここで、実際にプロトタイプ(試作品)の「Qoobo」に触らせてもらうことに。
待ちに待った「Qoobo」との初接触です。ネコっぽいシルエットに心をくすぐられます。
……!!! 想像以上のかわいさに声を失います。ふわふわ……。これは癒される……。
優しく撫でるとしっぽも穏やかに、ワシャワシャ〜と撫でるとブンブンしっぽを振って喜んでくれるのです。かわいい。欲しい。
そして、思っていたよりもサイズも大きいです。ひざの上に乗せて、撫でたり抱きしめたりするのにちょうどいいと感じました。
我が子のようなかわいさに、ついつい笑みがこぼれます。今まで緊張していた私も「Qoobo」に触れた途端この表情。
その後も高岡さんと話している最中だというのにこの笑み。もはや気の緩みが見え隠れします(これでも話はまじめに聞いています)。
と、ここで、高岡さんのまさかのご提案により、「Qoobo」の皮を少し剥いてみることに。
親心が働いてしまって、なんだか恥ずかしいような見てはいけないような不思議な気持ち……。
「じつはこれ、ファスナーで開くんですよ!」と言いながら、どんどん開けていく高岡さん。あれよあれよという間に現れる「Qoobo」の中身……。
現れたのは真っ白な「Qoobo」。なかなか衝撃的な姿です(笑)
今回は、心を癒すしっぽ型セラピーロボット「Qoobo」についてお話を伺いました。
まだまだ女性にとっては抵抗感のあるロボットの世界。しかし、「Qoobo」に実際に触れてみると、ロボットとは思えないほどの動きのなめらかさに驚かずにいられませんでした。
ロボット工学そのものの進化はもちろんのこと、ユカイ工学株式会社のみなさんの製品に対する強い思いや温かさを実感し、たくさんの方に「Qoobo」が広まって欲しいと願うばかりです。
まだまだクラウドファンディングにて支援を募っている「Qoobo」。
2018年夏の正式な販売に向けて、さらにしっぽの動きを改良していくのだそう。ロボットと聞くと大掛かりなもののように感じますが、「Qoobo」はプレゼントとしてもちょうど良いお値段で、沢山の方の手にとってもらえる日も近いのではないでしょうか。
今後の進化がますます楽しみ!みなさんも、販売された際にはぜひ手にとってみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
・ユカイ工学株式会社:https://www.ux-xu.com/
・Qoobo製品ページ:http://qoobo.info/
・Qooboのクラウドファンディング支援はこちらから:
https://www.kickstarter.com/projects/1477302345/qoobo