リリース後の検証で見えてきた性能向上の実力とは?

2025年12月18日にリリースされた最新バージョン「ASTERIA Warp 2512」。
本バージョンでは、HCS(High Capacity Stream:大容量ストリーム)機能の実行性能が向上しています。今回、その改善効果を定量的に確認するため、代表的な処理条件においてベンチマーク検証を実施しました。
検証の結果、最大約46%の処理時間短縮が確認されています。本記事では、実測データをもとにその改善内容をご紹介します。
目次
今回の改善は、特定の処理のみを対象とした個別の最適化ではなく、HCS機能の実行基盤レベルでの見直しによるものです。そのため、既存フローの構成を変更することなく、バージョンアップによって処理性能の向上が期待できます。
検証では、以下の点を確認しました。
表1:100万件処理における処理時間比較(2506=従来版/2512=最新版)
100万件処理では、処理時間が55.185秒から29.949秒へ短縮されました。改善率は約45.7%であり、本検証における最大値です。従来約55秒を要していた処理が約30秒で完了する水準まで改善されていることが確認できます。
表2:1万件処理における処理時間比較(2506=従来版/2512=最新版)
1万件処理においても、処理時間は0.852秒から0.589秒へ短縮されました。改善率は約30.9%であり、小規模データにおいても改善が確認されています。
表3:100万件処理における処理種別別の処理時間比較
100万件処理では、複数の処理種別において処理時間の短縮が確認されています。特にCSV→CSV(CSV参照コード変換)およびCSV→CSV(文字列結合)では、40%台半ばの改善が見られます。
他の処理種別においても、20%台から30%台の改善が確認されています。
今回の検証結果から、ASTERIA Warp 2512におけるHCS機能の最適化により、実行基盤レベルでの性能向上が実現していることが確認できました。
1万件処理から100万件処理まで一貫した改善が見られ、特に100万件処理では最大約46%の処理時間短縮が確認されています。
HCS機能をご利用中の環境では、ASTERIA Warp 2512へのバージョンアップにより、処理効率の向上が期待できます。
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