2026年5月29日

マンガでわかる生成AI【第17話】AIアバターで動画を作ろう!

一人暮らしを始めたばかりの沙織の心強いパートナーは「生成AI」!? 日常や仕事で起きるさまざまなピンチを、生成AIと共に乗り切れるのか!? 「ChatGPT」などでおなじみの生成AIを使いこなすためのヒントをマンガで解説します。


(企画・原作:森一弥 作画:佐倉イサミ

マンガで分かる生成AI【第18話】に続く・・・ 前回【第16話】はこちら

キーワード解説

漫画の原作者である、アステリア株式会社 ノーコード変革推進室 エバンジェリストの森が、今回のお話の概要や会話に登場したキーワードについて簡単に解説します!

AIアバター
AIが生成したデジタル上の人物・キャラクターのこと、またはそれを生成する技術を指す。写真や音声データをもとに表情・動作・口の動きを再現できる。実在の人物だけでなくイラストにも適用可能。マンガでは所長の写真と音声から作ったPR動画用の人物と、ユキちゃんが描いたキャラクターの両方が「AIアバター」にあたる。

リップシンク
音声や台本に合わせて、映像上のキャラクターや人物の口の動きを自動的に同期させる技術。AIの進化により、精度が大幅に向上している。マンガでは「写真と録音した声だけで喋って動く」という沙織の説明がまさにこれ。アバター生成とセットで使われることが多い。

AI吹き替え(AI Dubbing)
動画内の音声を別の言語に翻訳し、口の動きに合わせて自動的に吹き替える技術。アバター作成サービスではすでに対応していることが多く、上記のリップシンクと合わせて自然な形に近づいている。

トト先生の生成AI塾

最近は小さい子でもAIを使いこなしておるのぉ。
そうじゃな、凝り固まった大人より使い始めれば吸収も早いんじゃろう。小さい頃からスマホやAIが普通に使える環境にいた人が学生となっておるから今の教育も大きく様変わりしていく途中なんじゃろう。先生は自分たちが子供の頃にはなかった教え方をせねばならん。苦労も多かろう。さらに社会にもすぐに出てくるから企業での教育も変革を求められておる。
今は社内でAIをいかに使っていくかということに悩んでいる企業も多いじゃろうに、更に悩みは増えそうじゃな。
新入社員のほうがよほど使いこなしているなんてことも多くなるじゃろう。いまインターネットの使い方を教える企業もないように、常識になっていくだけなのかもしれんのぉ。

原作者のおまけ裏話

動画やアバターを作成するサービス、本当に増えましたよね。しかも機能追加のスピードもかなり早くて、少し前まで「日本語が微妙だなぁ」と思っていた海外サービスでも、今では自然に多言語対応しているものが増えてきました。ただ、普段聞き慣れない言語だと「これ本当に合ってる?」となって、別のAIで翻訳し直して確認する。。。みたいな、AIをAIでチェックするAIループ?みたいなことも普通に起きています(笑)。

最近ではAIエージェント的に、ざっくり目的を与えるだけで複数のアバター動画を自動生成するような仕組みも出てきましたね。こういう話をすると、「じゃあ人間は不要になるの?」みたいな話にもなりがちですが、実際には「何を作るか」とか「どれを採用するか」とか「それで本当に伝わるか」などを判断する役割はやはり人間側にあります。

先日、企画審査をする機会が複数あったのですが、長い資料をAIに読ませて要約してもらうのはかなり便利でした。でも結局、AIにツッコミを入れたり、相談しながら考えたりするには、自分でもちゃんと全文を読んで理解していないと気づけないことが多いんですよね。概要で全体感を把握してから全文読むといった使い方が良いのかもしれないなと思っていたりします。

いろんな仕事があると思いますが、AIで単純に省力化する、というよりは、AIがあることで仕事の進め方そのものや、アウトプットの質を変えていける。そこが一番面白い変化なんじゃないかなと思っています。




私のXアカウントではマンガの裏話や日々のつぶやきも更新中です。
さらに「@DIMEアットダイム」では、生成AIの新機能や新サービスを「やってみた」レポートとして紹介するコラムを連載しています。最近は、急成長中のbotを使わないAI議事録ツール「Granola」を実際に使ってみた感想を書きました。お時間のある方はぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

◆【生成AIやってみた!Granola編】急成長中のBotを使わないAI議事録ツールの実力 https://dime.jp/genre/2045872/

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人
森 一弥 AI活用変革センター 副センター長 エバンジェリスト。生成AI協会(GAIS)エバンジェリスト。 アステリアの主力製品「ASTERIA WARP」のシニアプロダクトマネージャーとしてデータ連携製品の普及に努めたのち、2017年よりブロックチェーン技術の推進、コンサルティングなどに従事。同技術を活用した株主投票で特許を取得し、2020年には『マンガでわかるブロックチェーンのトリセツ』(小学館)を出版。現在はAIやIoTなど先端技術の調査、普及啓発に努めている。