
2026年5月20日、アステリアは「Asteria Partner Summit 2026」を会場とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。申込総数は1,800名超にのぼり、ホテル椿山荘東京には234名のパートナーの皆さまをご招待しました。ASTERIA Warp・Platio・Platio Canvasの製品戦略発表、熱量あふれるプロジェクト発表、新設された個人賞「Asteria People of the Year」、そして夜の庭園に舞う幻想的な蛍の光まで、参加者の心に深く刻まれる、特別なひとときとなりました。
本レポートでは、パートナー企業の皆さまとともに創り上げた、熱気あふれる1日の模様をお届けします。
「Asteria Partner Summit 2026」の事後アンケートでは、どのセッションにおきましても大変高い評価をいただくことができました。製品戦略の理解にとどまらず、他社の先進事例や登壇企業との交流を通じて、今後の提案活動や新たな協業のヒントを持ち帰っていただける場となりました。中でも「今後の顧客提案に直結するような、深い学びと気付きを得られた」といったご感想が多数寄せられており、充実した内容となったことが伝わってきます。

今年から新たな会場となったホテル椿山荘東京は、都心に広がる3万坪の日本庭園を有する、格別の趣をもつラグジュアリーホテル。昼は四季折々の自然美に包まれた庭園が訪れる人を日常から切り離し、夜は幻想的な蛍の光と美しいライトアップが出迎えてくれる、静謐で豊かな空間です。歴史ある佇まいと洗練されたホスピタリティが融合したこの会場は、本イベントにふさわしい格調と特別感を演出していました。

開会の挨拶として、常務執行役員 ELGグループ管掌 熊谷 晋が登壇しました。昨年度の業績の報告と今年度の方針を示すとともに、経営戦略の一環として、パートナーの皆さまとのエコシステムをさらに強化していく考えを伝えました。

マーケティング本部長 東出 武也より、AI時代における各製品の方向性や全体像、これからの時代に求められるプロダクトのあり方と、ビジネスの成果につなげるための考え方が示されました。

ASTERIA Warpプロダクトマネージャー 東海林 賢史より、19年連続シェアNo.1(※)を達成し、さらにシェア率も伸長していることも報告。あわせて、ASTERIA Warpを「AI-Ready(AIが使いやすい状態)」から「AI-Powered(AIを業務に活かせる状態)」へと進化・発展させていく方針が示されるとともに、今後の機能アップデート内容が共有されました。
※テクノ・システム・リサーチ「2025年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」による

Platioプロダクトマネージャー 大野 晶子より、Platioが現場データをAIで活用するための起点・基盤となることを目指していく方針を説明。続いて、具体的な機能強化の解説と新機能のデモンストレーションが披露されました。

Platio Canvas プロダクトマネージャー 東出 武也より、最新の機能アップデートを発表するとともに、今後の製品戦略についても説明しました。
Platio Project Awardとして、アイコムソフト株式会社様の取り組みが発表されました。


熊本県人吉市様における「有害鳥獣捕獲報告業務のデジタル化」。現場の課題に寄り添った丁寧な語り口で発表が行われました。利用者の大半が60〜70代のハンターであることに配慮し、無理に「Platio」へ一本化せず、「スマートOCR」と「ASTERIA Warp」を活用して従来の紙の報告ルートも残すというアプローチを採用。紙とアプリの双方のデータをPlatio上で一元管理し、自動集計や入力不備の自動通知を実現。現場の利便性を守りながら月に約50時間の業務削減を達成した、優しさと実用性を兼ね備えたDX事例でした。



株式会社アグレックス様、株式会社システナ様、フリーダム株式会社様(写真左から順)がファイナリストとして選ばれ、各社代表による発表が行われました。三社がそれぞれの視点から行ったプレゼンテーションは非常に魅力的で、来場者の関心を集め、会場は終始熱気に包まれていました。
いずれのプロジェクトも、お客様の現場課題に深く向き合い、高い技術力と伴走型の支援で成果を生み出した取り組みばかりで、「新たなビジネスのヒントを得られた」という刺激を参加者に与えるセッションとなりました。
大手情報システム会社における内製化支援プロジェクト。組織の課題を「内製化 健康診断(総合判定C・要治療)」として可視化し、解決のための設計方針を「処方箋」として提示するという、ユニークなストーリー仕立てで発表されました。有識者不足という課題に対し、正解を与えるのではなく「一緒に作りながら学ぶ」伴走型支援を“処方”した結果、開発経験1〜2ヶ月の担当者でも複雑な処理が実装可能に。年間約140時間の工数削減を実現し、最終的な「再検査」では総合判定B・要経過観察へと大きく改善。「使えるツール」を「組織で回る仕組み」へと昇華させました。
大手建設・エンジニアリング会社様におけるプロジェクト支援管理システムの構築。「プロジェクトS ~複雑化するデータ連携に挑んだ者たち~」と題し、壮大なドキュメンタリー番組のような物語風の掛け合いで発表されました。現場の声を形にする「kintone」と、データをつなぐ「ASTERIA Warp」という“2つの武器”を駆使し、3ヶ月という短期間で500本以上のインターフェース構築に成功。年間8万時間の工数削減と、わずか2年での投資回収を見込むという圧倒的な成果が発表されました。
大手食品メーカー様におけるSAP基幹システム刷新プロジェクト。長年運用した古いSAPからパブリッククラウドへの移行という高難度な課題に対し、ASTERIA Warpをデータ連携のハブとする「サイドバイサイド開発」を採用しました。突発的な要件変更や会社の追加といった予想外の事態にも柔軟に対応し、スケジュール遅延ゼロでの稼働と大幅なコスト削減を達成。発表の終盤には、AGI時代に向けた展望が語られたほか、プロジェクト完了を共に祝う会を、お客様に企画いただいたという、心温まるエピソードも披露されました。

営業本部 パートナー営業部 部長 栁谷 理恵より、昨年度の実績およびエコシステムの拡大状況が報告され、パートナー企業様とともに着実に成長を続けていることが改めて示されました。また、今年度からはそのエコシステムをさらに活かした新たな販売プログラムの始動も発表しました。

続いて、エコシステムサクセス室 副室長 森 慶輔より、パートナー企業様との共創をさらに加速させるための新たな取り組みが紹介されました。

代表取締役社長CEO 平野 洋一郎より、昨年度、ASTERIA Warp / Platioのビジネスに大きく貢献いただいたパートナー企業様を表彰し、盾を授与。また、今年度から企業だけでなく、ビジネスに大きく貢献いただいた個人を称える「Asteria People of the Year」の表彰も実施しました。
今年度から新設された個人賞「Asteria People of the Year」は、職種や役職を問わず現場の最前線で積極的に協業を推進した個人を選出するものです。今年度は以下の10名が受賞されました。
| 企業名(50音順) | 氏名 |
|---|---|
| 株式会社アイ・エス・アイソフトウェアー | 非公開 |
| SCSK株式会社 | 髙木 幹也 様 |
| SCSK Minoriソリューションズ株式会社 | 村山 聡 様 |
| NECソリューションイノベータ株式会社 | 蒲地 大気 様 |
| 株式会社クレヴァシステムズ | 佐藤 貴憲 様 |
| JFEシステムズ株式会社 | 安田 剛久 様 |
| トーテックアメニティ株式会社 | 英山 亜里紗 様 |
| パナソニック デジタル株式会社 | 伊東 美奈 様 |
| パナソニック デジタル株式会社 | 後藤 歩惟子 様 |
| リコージャパン株式会社 | 林 敏行 様 |
Platioを用いたソリューションの構築・展開、セミナーなどの企画運営に取り組んだ販売・開発パートナー企業様に贈られる賞で、今年度は京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社様が受賞されました。
京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社
取締役 石川 泰文 様
Platioを用いたプロジェクトで最も優れたソリューションを開発したパートナー企業様に贈られる賞で、今年度はアイコムソフト株式会社様が受賞されました。
アイコムソフト株式会社
ソリューションシステム部 民需ソリューショングループ
大野 有以 様
Platioの年間販売実績第1位のパートナー企業様に贈られる賞で、今年度は株式会社クレヴァシステムズ様が受賞されました。
株式会社クレヴァシステムズ
代表取締役社長 加藤 徹郎 様
ASTERIA Warpを用いたソリューションの構築・展開、またはセミナーなどの企画運営に取り組んだ販売・開発パートナー企業様に贈られる賞で、今年度は株式会社アグレックス様、JFEシステムズ株式会社様、鈴与シンワート株式会社様の3社が受賞されました。
株式会社アグレックス
副社長執行役員 CX/イノベーション管掌 鶴田 規 様
JFEシステムズ株式会社
取締役 常務執行役員 ERPソリューション事業本部長
三澤 義博 様
鈴与シンワート株式会社
システム開発事業本部 デジタルビジネスソリューション事業部・事業部長
藤村 剛 様
ASTERIA Warpを用いたプロジェクトで最も優れたソリューションを開発したパートナー企業様に贈られる賞で、株式会社システナ様が受賞されました。
株式会社システナ
ビジネスソリューション事業本部 DX推進部 担当課長
笠掛 貴彦 様
ASTERIA Warpの年間販売実績第2位のパートナー企業様に贈られる賞で、今年度はSCSK株式会社様が受賞されました。
SCSK株式会社
上席理事 ITインフラサービス事業グループ データ・AI基盤事業本部 本部長
冨永 剛 様
ASTERIA Warpの年間販売実績第1位のパートナー企業様に贈られる賞で、今年度はパナソニック デジタル株式会社様が受賞されました。
パナソニック デジタル株式会社
代表取締役 社長執行役員
阿部 裕 様

最後に、代表取締役社長CEO 平野 洋一郎から閉会の挨拶がありました。AIには簡単に作れない「人とのつながり」を大切にし、パートナーの皆さまとの協力関係を活かして、これからも新しい価値を届けていくという力強いメッセージとともに、イベント第1部を締めくくりました。

はじめに、執行役員 研究開発本部長 田村 健より、懇親会開宴の挨拶がありました。日頃よりアステリア製品をご支援いただいているパートナー企業様への感謝の言葉とともに、この場に集まった皆さまとの交流をこれからも大切にしていきたいという思いが語られました。

JFEシステムズ株式会社 取締役 常務執行役員 ERPソリューション事業本部長 三澤 義博様の乾杯の挨拶で懇親会がスタートしました。パートナー企業様同士、テーブルのあちこちで会話が弾み、普段はなかなか顔を合わせる機会のない企業様同士が自然と交流を深める場となっていきました。登壇企業への質問や情報交換から新たな協業に向けた会話まで、各テーブルで活発なやり取りが生まれ、美味しいお料理とともに、つながりの輪が広がる特別な夜となりました。
懇親会の様子
料理や飲み物

本イベントの中締めとして、トーテックアメニティ株式会社 代表取締役社長 水野 克己様にご挨拶をいただきました。会場全体で一本締めが行われ、参加者の皆さまが心をひとつにして、特別な1日に幕を下ろしました。
パートナー企業様とアステリアのつながりを、改めて深く感じさせられる1日となりました。会場にご来場いただいた皆さま、オンラインでご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
皆さまとアステリアがともに生み出す挑戦と成果こそが、パートナーエコシステムを支える原動力です。本イベントがパートナー企業様同士の新たな協業のきっかけとなり、これからの活動につながれば、これに勝る喜びはありません。アステリアはこれからも皆さまとともに歩み、新しい価値を創り続けてまいります。来年の会場でも、より多くの皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
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