ASTERIA Warpを止めない仕組み─LifeKeeperによる冗長化構成

ASTERIA Warpを止めない仕組み ─ LifeKeeperによる冗長化構成ASTERIA Warpを止めない仕組み LifeKeeperによる冗長化構成

ASTERIA Warpには止まらない運用が求められます

国内シェアNo.1のデータ連携製品として広く使われているASTERIA Warpは、100種類以上のデータソースに対応しており、Oracle等のデータベース、SAP等のERP、SFDC等のCRM、JP1/AJS3等のジョブ管理、SVF等の帳票システムなどの基幹系で使われる各システムと連携が可能です。ASTERIA Warpはこれらの数多くのデータソースとの間をハブとしてつなぐ役割を担っています。

※出典:テクノ・システム・リサーチ「2025年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」による

ASTERIA Warpは複数のデータソースとの間をハブとしてつないでいるため、ASTERIA Warpが万一の障害で停止してしまうと、その影響は各データソースとの連携へ及んでしまうので、影響範囲は広くなってしまいます。
このため、予め停止に備えるために待機系ノードを用意しておき、障害発生時には自動的に稼働系から待機系に切り替えることで、最小限の時間で復旧できる仕組みが必要です。

HAクラスター製品の「LifeKeeper」を使ってASTERIA Warpの冗長化構成を構築することで、ASTERIA Warpを高い信頼性の下で運用することが可能になります。

HAクラスター製品LifeKeeperによる高可用性構成

LifeKeeperはサイオステクノロジーが提供するHAクラスター製品です。グローバルで約30年間・9万ライセンスが導入されている実績の多い製品です。LifeKeeperは長年オンプレミスのお客様に多く使われてきましたが、近年はAmazon EC2を中心にクラウド(IaaS)上で使われるケースが一般的になっています。
クラウド環境では、クラウドが提供する障害対策機能(例:AWS CloudWatch)が提供されています。これらの機能の多くは、物理ホストの障害時に仮想マシンを別の物理ホストで復旧する機能を提供しています。例えば仮想マシン上で動いているアプリケーションの障害を検知して自動的に復旧することはできません。

<可用性対策の例:クラウド環境機能による障害対策>

クラウド環境で提供される障害対策機能

LifeKeeperは、サーバーの死活監視とソフトウェアの障害監視を並行して行います。

  • サーバーの監視はハートビート通信を数秒毎にクラスターノード間で相互に行うことで行います。ハートビート通信が途絶えた時にノード障害として障害を検知し、待機系に切り替わります(フェイルオーバー)。
  • ソフトウェアの監視は、一定間隔(デフォルト設定で2分)で制御スクリプトが実行されてソフトウェアを監視し、障害が検知されれば待機系に切り替わります(フェイルオーバー)。
  • ユーザー(クライアント)は、今どちらのクラスターノードがActiveかを知らなくても、仮想IPに向けて通信することで、現在Activeなクラスターノードに通信ができます。

<障害の検知と復旧の概要>

ノード障害にはクラスターノード間のハードビート通信により、ノードを相互に監視し、障害を検知すれば待機系へ切り替えて復旧します。

LifeKeeperはAmazon EC2環境の場合、AZ(可用性ゾーン)を跨いだHAクラスター構成を構築できます。AZを跨ぐことで、1つの可用性ゾーンで大規模な障害が発生した場合でも、自動的に別のAZに切り替えて最小限の時間で保護対象のソフトウェアを復旧させることができます。クラスターノードの間のデータの引き継ぎは、データレプリケーション製品の「DataKeeper」がブロックレベルのリアルタイムな同期を行うことで、切り替わった先でも最新のデータが引き継がれます。
これにより、Amazon EC2環境でASTERIA Warpの高可用性構成が実現します。

<Amazon EC2環境でASTERIA Warpを冗長化するイメージ>

Activeノードのソフトウェアの監視

ASTERIA Warpは既にLifeKeeper for Windows上で検証を行っており、検証レポートが公開されています。下記から検証レポートをご参照下さい。

事例:国内大手食品メーカー様のケース

国内の大手食品メーカー様では、SAPの周辺システムにASTERIA Warpが採用されています。SAPの周辺には数多くのシステム(データベースやBI、ジョブ管理、ファイル連携、帳票など)が連携して動いています。これらのシステムの間をASTERIA Warpがデータ連携することで、少ない工数でSAPの周辺システムの連携が実現します。
ASTERIA Warpは周辺システムのハブ的な役割となりますが、一方でASTERIA Warpが障害で止まってしまうと、それが単一障害点となりシステム全体に大きな影響が出てしまいます。
こちらのお客様では、ASTERIA WarpをAmazon EC2環境でLifeKeeperを使って冗長化構成を組むことで高可用性を実現しています。冗長化構成の実績や検証レポートが公開されていることが採用のポイントになっています。

<連携イメージ>

ファイル選択ダイアログ-api.github.com.json 開く

Amazon EC2環境上でASTERIA WarpをLifeKeeperを使って冗長化した検証レポートが公開されています。ぜひダウンロードしてご覧ください。

ASTERIA WarpとLifeKeeperとの連携ユースケースページは下記をご覧ください。(サイオステクノロジーのWebサイト)



クラウド版

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執筆者:ASTERIA Warp チーム

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ASTERIA Warp チーム

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