この日を待ち望んでいたユーザ企業は多いのではないでしょうか？
『本日より法人向けOffice 365が日本データセンターから提供開始』。
これによって、国内エンタープライズ向けクラウド市場の勢力図と、ユーザのクラウド利用実態とが大きく変わる可能性がありそうです。
何と言っても圧倒的シェアを誇るオフィス業務アプリを、データの保存先を懸念せずに安心して使えるようになるのは、とてもうれしいですね。
同じMSのニュースですが、ゲーム業界では、『クラウド向け分散プログラミングモデル「Orleans」をオープンソース化へ』に沸いたかもしれません。
が、そんなゲーム開発会社の事務作業でも、Office Suiteを使っているのではないでしょうか。
MSにとってOfficeが如何に重要であり、ビジネスの核になっているかは、来日したCOOへのインタービュー記事『「マイクロソフトは沈まない」 米ＣＯＯが語る 』で読み取ることができます。
記者に語られた内容は、いまのMSを知る上で、とてもよくまとまった資料になっていますので、情報を整理するためにも是非一読するといいでしょう。
基幹業務アプリ分野では、『ブライト・ビジネス・パートナーズ、中堅向けにSAPのクラウド型ERPを販売』と、SMBでの利用を促進する「ファインチューニング」とでも言えそうな動きが出てきました。
こうした動き、パートナーシップも勢力図と利用実態に一石を投じそうです。ただし、上記Office365による影響とは別次元でのことですが。
そしてASTERIA Warpでは、SAP ERPアプリケーションと周辺システムをシームレスに連携可能にすることができる「ASTERIA ERP Adapter for SAP」をASTERIA WarpのマスターパートナーであるSCSKよりご提供しています。
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