2026年8月10日
一人暮らしを始めたばかりの沙織の心強いパートナーは「生成AI」!? 日常や仕事で起きるさまざまなピンチを、生成AIと共に乗り切れるのか!? 「ChatGPT」などでおなじみの生成AIを使いこなすためのヒントをマンガで解説します。
マンガで分かる生成AI、前回【第17話】はこちら
漫画の原作者である、アステリア株式会社 ノーコード変革推進室 エバンジェリストの森が、今回のお話の概要や会話に登場したキーワードについて簡単に解説します!
MCP(Model Context Protocol)
Claudeの開発元であるAnthropicが提案・公開した、AIが外部の情報やサービスと接続するための共通規格。「生成AI拡張のためのUSB-Cポートのようなもの」と説明されていることも。2026年現在、主要なSaaSサービスでもMCPへの対応が進み、AIからメールやスケジュール、データベースなどへ直接アクセスできるようになってきている。AIエージェントによる業務自動化を支える重要な技術として注目されている。
フィジカルAI
AIがロボットや自動車、ドローンなど現実世界の機械を認識・判断・制御する技術や考え方。従来の生成AIが文章や画像などデジタル空間を扱うのに対し、フィジカルAIはカメラやセンサーから周囲の状況を理解し、現実世界(フィジカル空間)で自律的に行動することを目指している。自動運転や物流ロボット、工場の自動化などへの活用が期待されており、NVIDIAなどが関連技術の開発を積極的に進めている。
なお本編で描いている「MCPでフィジカルAIも連携する世界」は作者の妄想である。2026年現在、そのような仕組みは一般的ではないが、もし実現したら面白いという未来予想として読んでいただきたい。
全18回連載してきた「マンガでわかる生成AI」ですが、シーズン1は完結となりました。作画担当の佐倉イサミさん、編集のTさん、なによりここまで読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました。
開始当初は「ChatGPT」もまだ出始めたばかりの状況でした。最近では「プロンプトエンジニアリング」なんて言っている人もほとんど見なくなりましたよね。2024年2月の初回から、約2年半。生成AI関連は本当にものすごいスピードで私たちの日常になっています。
日頃からAIに関わる仕事をしていると、「どうやって情報収集しているんですか?」と聞かれることも多くあります。昔であれば本で勉強していたかもしれませんが、基本的にはネットの記事を中心にし、海外のメディアや技術者ブログなども毎日のようにAIに拾ってきてもらうようにしています。
そんななかで今回のマンガにするネタは、なるべく一時的な流行ではなく、長く役に立つ考え方やテーマを選んできたつもりです。とはいえ、それでも今読み返してみると、初期の話は時代を感じる部分もあります。生成AIの進化の速さを、あらためて実感しますね。
生成AIの関連サービスや機能はこれからもどんどん変わっていくでしょう。今話題になっているサービスも数カ月後には姿を消したり、別のサービスへ形を変えているかもしれません。半年後も全く同じということはほぼ無いでしょう。しかしながら、「AIとどう付き合うか」「人は何を考え、何を判断するのか」といった本質的な部分は、そう簡単には変わらないと思っています。
このマンガが、皆さんが生成AIと向き合うきっかけや、「ちょっと使ってみようかな」と思う後押しになっていたら、原作者としてこれ以上うれしいことはありません。シーズン2は果たしてあるのか?全く違った話を作るのか?そのあたりはまだ決まってませんが、「おもしろかった」と思ってもらえるような企画を考えていきたいと思います。
シーズン1、最終回までお付き合いいただき、ありがとうございました。
全18話にわたる『マンガでわかる生成AI』をご愛読いただき、誠にありがとうございました。シーズン1はこちらの第18話で一旦完結となります。作画を担当してくださった佐倉イサミ先生、そして最後まで温かく見守ってくださった読者の皆さまにも、編集部一同心より感謝申し上げます。
『マンガでわかるブロックチェーン』『マンガでわかる生成AI』と連載が続いた in.LIVE ですが、今後も皆さまの知的好奇心を刺激するシリーズを企画中してまいります。さらにパワーアップしてお届けできるよう準備を進めておりますので、今後の展開にもぜひご期待ください!