はじめまして、アイ・エス・アイソフトウェアーの片岡です。
2024年5月22日よりASTERIA Warp専用 「楽楽精算アダプター」をリリースしました!
目次
「楽楽精算アダプター」は、「ASTERIA Warp」とラクス社が提供するTVCMでもおなじみのクラウド型の経費精算システム「楽楽精算」との連携機能を担う専用アダプターです。アダプターを使用して連携を自動化することにより、経理業務のDX推進や業務効率化、迅速な経営判断に貢献します。
今回リリースした「楽楽精算アダプター」にはどのような機能があり、どのように活用できるのか、開発元であるアイ・エス・アイソフトウェアーが2回に分けてご紹介します。
今回は「仕訳連携」についてです。
では、さっそく連携方法を見ていきましょう!
「楽楽精算」には、計上仕訳や支払仕訳などの仕訳データを自動でファイル出力する便利な機能があります。
しかし、毎回「楽楽精算」にアクセスして仕訳データのファイルを出力、ダウンロードするのは手間がかかってしまいますよね。
「楽楽精算アダプター」の「FileGenerate」コンポーネントを使用すれば、「楽楽精算」の仕訳データを指定フォルダへ自動で保存することできます。
処理に必要な情報は4点です。
「楽楽精算」ログイン後、管理タブ>自動ファイル出力の設定で確認できます。
「楽楽精算」ログインページURLの①に該当する文字列です。
「楽楽精算」ログインページURLの②に該当する文字列です。
楽楽精算管理タブ>システム設定より生成したAPIトークンです。
楽楽精算コネクションに先ほど確認したドメイン・アカウント・APIトークンを設定します。
※プロキシサーバー・クライアント証明書を使用する場合は別途設定が必要です。
※フローデザイナーからもコネクションを設定することができます。
完成したフローはこちらです。
プロパティの設定を完了し、フローを実行すると、保存先ファイルパスに指定した場所に楽楽精算の仕訳ファイルが保存されました。
各記事の前月PV数と前々月からの順位の変動なども表示させ、毎月1日にSlackへ自動投稿できました。これで、どのような記事が読まれているのか毎月チェックできますね。
今回は簡易なフローでアダプターの説明をしましたが、「ASTERIA Warp」には様々な形式のデータフォーマットやシステム、プロトコルに対応したコンポーネントが用意されているので、データ加工をおこなって他システムに仕訳データを連携することも可能です。
たとえば、アダプターを使用して仕訳データ出力ファイルを自動でダウンロードし、会計ソフトの取込フォーマットに合わせて、部門単位の分割処理や、連番の付与、外貨計算等を実施し仕訳データの自動連携を行うことで、データの保存や入力、確認の時間を削減し、経理業務の効率化を図ることができます。
経理業務の効率化に悩まれている方は、ぜひ「楽楽精算アダプター」で日々の業務を自動化してみませんか。
第2回目の「楽楽精算アダプター」活用法では、「楽楽精算」へのマスタ登録の方法をご紹介します。
「手ぶら de ASTERIA Warp」をお申し込みいただくと、「楽楽精算アダプター」を5日間お試しいただけます。
株式会社アイ・エス・アイソフトウェアーは、“繋ぐ、繋がる”をテーマに、企業における一連の業務フローに対応したソリューションをトータルで提供するIT企業です。各企業に最適なIT基盤を構築することで、お客様のワークスタイルの改善・働き方改革の実現をサポートします。2012年からはASTERIA Warpテクニカルパートナーとして、お客様への技術的なサポートやノウハウの提供をおこなってきました。10年以上にわたる開発経験を活かし、「楽楽精算アダプター」や「Boxアダプター」などの連携アダプターの開発・提供もしています。
このパートナーの紹介ページ
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