はじめまして!
西日本でASTERIA Warpの普及活動をしている木下です。
西日本のASTERIA Warp体験セミナー※の講師もしているので、あー、アイツかと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね(笑
※ASTERIA Warp 体験セミナーは、現在WEBセミナーでの開催のみ受付中です。
日々ASTERIA Warpの便利な使い方を模索していますが、今後みなさんにも【つないでみたブログ】内でご紹介していきたいと思います。お楽しみに!
目次
さて早速ですが今回のつないでみたのテーマは「IoT × ラズパイ × ASTERIA Warp」です。
※ラズパイ3(Raspberry Pi 3)との連携は前回の「【つないでみた】ラズパイ3(Raspberry Pi 3)が出たので早速つなげてみた」でご紹介しているので、そちらをご覧ください。
そして”IoT”部分ですが、こちらは昨年11月にIoT技術をソフトウェア、ハードウェア問わずに実験できるスペースとしてインフォテリアが入るオフィスビルの1Fに新設された「IoT Future Lab.(通称:イフラボ)」に展示しているIoT水耕栽培キット「やさい物語」を使ってみたいと思います。
↓こんな感じのもの↓
ちなみに、イフラボには100個以上のさまざまなIoT機器が設置されており日本最大級らしいです。そしてイフラボの所長はASTERIA Warpの開発担当もしており、東京R&Dセンター長でもある田村 健がやっています。もしご興味がある方は見学もできますので気軽に問い合わせしてみてくださいね。
そんなイフラボには田村がIoTを駆使し精魂込めて育てている植物や果物、野菜たちがあちこちにありますが(毎日水やりとか大変そうです)、気温や水の量によっては大事な野菜達が萎えてしまうこともしばしば・・・。
※「やさい物語」は、気温、湿度の管理機能に加え、水が閾値を切ったらアラートを挙げてくれる機能もあり、なおかつアプリでリモート監視もできます。
そのため、基本的にはこれだけで大丈夫です。
では、なぜ萎れてしまったのか・・・・理由は後述します。(笑
・・・ということで、気温や湿度に異常が発生した際に検知できる仕組みを作成してみました!
これで田村の心配も少しは軽減できますかね。。
方法は色々あるかと思いますが、今回はざっとこんなイメージです。
まずは、Raspberry Piに[気温]、[湿度]、[気圧]を取得するセンサーを取りつけます。
次に、Raspberry Piにてセンサーから取得したデータをCSVファイルで出力する処理を作成。
そして、Raspberry Pi上に出力されたCSVファイルをASTERIA Warpが取得し、
状況報告メールを送信する処理を作成しました。
気温、湿度に閾値を設けて条件によってメール本文が変更されるように設定しています。
↓作ったフローはこんな感じ↓
育てる野菜によって各閾値が異なってきますので、閾値判定の処理を条件分岐やサブフローで
簡単に設定できるようにしておくと、より便利になりそうですね!
あとは、スケジュールトリガーの【間隔】を設定し、
完成です!!!
気温が高く、湿度は順調な場合は、こんなメールが来るように設定してます!
野菜達から連絡が来るとなったら、なんだか愛着がわきそうですねー!
田村の野菜栽培熱がさらに加速しそうです(笑
あと、前述していますが、「やさい物語」は、それ単体で温度も湿度も管理してくれる製品です。
そのため、なぜ萎れてしまったのか田村に聞いたところ、GWで水を足せなかっただけのようです。
うーん、これはしょうがないですね。(笑
ASTERIA Warpは、最新技術やIoTとも簡単に”つなげる”ことができるので、今後さまざまな場面で活躍しそうです。
30日間無料体験版もご用意していますので、ぜひこの機会に簡単連携を試してみませんか?
西日本地域を活動拠点としている、ASTERIA Warpシリーズのプリセールスエンジニア 兼 営業担当。
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