こんにちは。インフォテリアのミカワです。
そろそろ梅雨入り、と思っているとあっという間に今年も夏がやってきますね。
そろそろ夏休みの計画を始めたという方も多いのではないでしょうか?
私は、青空の下でお酒を飲むことが大好きなので、屋外でお酒が飲める音楽フェスなどのイベント調査にいそしんでいます(^^)/
イベントといえば、先月ASTERIA Warpのパートナー企業様が一同に集まる年に1度のビッグイベント「ASTERIA Warp Partner Summit 2018」が行われ、裏方としてミカワもプチ活躍してたんです。
実はこのイベントの裏側ではインフォテリア製品が様々な場面で活用されていて、イベントのスムーズな運用をサポートしていました。
先日はモバイルアプリ開発ツール「Platio」を使った受付管理システムをキクちゃんが紹介していましましたが、それだけではないんです!
イベント内でASTERIA活用の優秀事例を選ぶための「リアルタイム投票システム」なんかも自社製品で作っちゃっいましたv
今回はその作成方法をご紹介したいと思います。
※参考記事:イベント受付の混雑解消!受付管理システムをサクッと作ってみた
「Gravio」はエッジコンピューティングミドルウェアです。
センサーからデータを取得して簡単に渡すことができるので温度の可視化なども簡単に行えます。
イベントでは、ASTERIA活用の優秀事例を選ぶために、会場で投票を行いました。
具体的には、当日のパートナー各社のプレゼンをもとに良かったと思うものにコインを使って投票する、というシステムです。
通常の投票では、締め切り後に集計することが多いので、結果がわかるまで時間がかかります。
そこを何とかしようと、IoTとセンサーを活用して、コインの投入枚数を即時に集計・グラフ化できるようにしました。
ソリューションのイメージはこんな感じ↓
投票箱は手作りしました!
「おもちゃみたいwwww」や、「素人感満載だな!」と突っ込みを社内でも受けていますw
コインの通過によって磁石を動かし、開閉センサーを動作させる仕組みです。
データを確実に取れるようにすることが大変でした(^^;
センサーから情報が来たタイミングで、GravioがASTERIA Warpのフローを叩きます。
今回作成した、DBへの書き込みフローはこちらです↓
簡単ですね!
フローの中では、DBのデータをみてカウント方法を判断します。
3パターンのカウント方法があり、
BIツールの分解能とみやすさを考えて、1分1レコードのデータをDB上で追加、更新することで即時集計・即時グラフ表示を実現しました。
作成したデータをBIツールで表示すると、このように投票の様子が推移します。
これで投票結果を即時にグラフ化して閲覧することができました!!
当日も「結果がリアルタイムでPC画面に表示されて、面白い!」と興味を持たれたパートナー様もいらっしゃり、大好評でした。
センサーデータのグラフ化は、例えば温度データとかもできますよね。
同じ室内にいても
A君:少しあついな・・・
Bさん:エアコンが効きすぎで寒い・・・。
という状況でもめることがあるかもしれません。
温度の変化を可視化しておくことで、人それぞれ体感温度が違うことで起きる小さなもめごとが解消できるかもしれませんね。
ASTERIA Warpパートナーサミットの裏側パート2、いかがでしたか?
ASTERIA Warpは、システム間のデータ連携だけと思われがちですが、IoTデータを簡単にDBへ格納する仕組みも簡単に作れます。
コードをがっつり書けないミカワにとっては、とてもありがたいことです。(ASTERIAさまさま!)
もしASTERIA Warpがなかったら、コードで書いて・・、exeファイル作って・・、URLを作って・・・・・となりますが、できる気がしません(T_T)
こーんなIoTのデータ連携にも、ASTERIA Warpは大活躍します!
また、Gravioもコードを書かずに、簡単にIoTでやってみたいことを実現できるので、
ASTERIA Warpと合わせてぜひ体験してみてくださいね!
今回のフローはこちらからダウンロードしてお使いいただけます↓
Gravioのプリセールス担当。エッジコンピューティングはもとより、主力製品「ASTERIA Warp」との連携を含めたソリューション構築に注力している。
Related Posts
ASTERIA Warp製品の技術情報やTips、また情報交換の場として「ADNフォーラム」をご用意しています。
アステリア製品デベロッパー同士をつなげ、技術情報の共有やちょっとしたの疑問解決の場とすることを目的としたコミュニティです。