こんにちは。 アステリアのチャです。
今回はFacebookとの連携処理が簡単になる「Facebookアダプター」についてご紹介します。
Facebookアダプターを利用するとFacebookページに企業のキャンペーン、事例、広告、セミナー等の配信や投稿したメッセージに対して「いいね!」数、「コメント」などのデータを自動取得できるため、企業のマーケティング活動にも柔軟に活用できます。
コンポーネント | 説明 |
---|---|
FacebookへSELECT文を発行して結果セットをストリームとして出力します。 | |
Facebookのテーブルに対して更新を行います。 | |
Facebookに任意のSQLの実行を行います。 |
FacebookアダプターではRDBのようにSQLでデータを処理する手段を提供しています。
そのため、基本的な使い方はRDB系(RDBGet、RDBPut、SQLCall)のコンポーネントと同じです。
それでは、早速アダプターを使ってみましょう。
Facebookアダプターでは、指定したFacebookページへメッセージを投稿することができます。
メッセージの投稿時には画像や動画を一緒に投稿することができます。
以下のCSVファイルから投稿するメッセージを取得し、指定したページへ投稿するフローを作成してみます。
ここでは、メッセージの投稿時にローカルにある画像、動画を一緒に投稿する処理を行うフローを作成します。
ローカルのファイルパスだけではなくURLを指定してウェブ上に公開されている画像や動画を一緒に投稿することもできます。
作成したフローは以下の通りです。
FacebookGetコンポーネントを使ってページIDを取得し、FacebookPutコンポーネントでメッセージを投稿します。
フローの実行結果下記の通り、「ASTERIA Warpチーム」の「一般」チャネルにメッセージが正常に投稿されていることが確認できます。
Facebookアダプターを利用すると投稿メッセージの本文、いいね!数、コメント数、コメント内容を簡単に取得することができます。 Facebookより、以下の投稿メッセージを取得してファイルへ出力する処理を行うフローを作成します。
作成したフローは以下の通りです。
FacebookGetコンポーネントを使ってメッセージとコメントを取得し、ファイルへ出力する処理を行います。
ファイルへの出力結果は以下の通りです。
いかがでしょうか。
Facebookアダプターを利用しますと複雑なAPIの実装が不要で、データベース連携と同等のSQLを利用して連携することができますし、スキーマ情報の自動取得によりGUIでSQLを自動生成する支援機能もございますので、皆さんも是非活用してみてください。
ASTERIA Warpのプロダクトマーケティングを担当。ADNブログへの執筆も行っています。こちらのブログへはオプション機能の紹介や便利な使い方などの情報を配信していきます。
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