ASTERIA Warp 製品ブログ

インフォテリア、テックビューロ社共同開催記者向け説明会「FinTech Forum」イベントレポート

FinTech Forum開催レポート 2016.1.14 thu 六本木アカデミーヒルズ 主催Infoteria、Tech bureau corp.

2016年1月14日、「FinTech Forum」と題し、インフォテリア株式会社とテックビューロ株式会社の共催で、昨年12月4日に発表された両社の事業提携に関する、記者向けの説明会を開催致しました。

当日は、会場となった六本木ヒルズ49階、アカデミーヒルズには多くの記者の方にご来場頂き、改めて「フィンテック」、「ブロックチェーン」といった分野・技術への関心の高さを強く感じることができました。

本イベントのスピーカーはインフォテリア代表取締役社長平野洋一郎、同社外取締役でFenox Venture Capitalの共同代表パートナーでCEOを務めるAnis Uzzaman(ビデオ出演)、テックビューロ代表取締役社長の朝山貴生氏の3名。それぞれの立ち位置から今回の提携およびブロックチェーンに関して説明をおこないました。

インフォテリア 代表取締役 平野 洋一郎からの説明

ブロックチェーン技術はフィンテックにとどまらず広範な利用へ

インフォテリア代表 平野写真

まず最初に登壇したのは、インフォテリア代表取締役社長の平野 洋一郎。創業から現在に至るまでのトピックにはじまり、今回の事業提携した製品「ASTERIA Warp」の製品概要について説明。ASTERIA Warpの担う「異なるコンピュータ間のデータをつなぐ」役割を「通訳」に例え、「mijin」との連携でも「既存システムにおいてノンプログラミングでブロックチェーン技術を使うことが可能になる」ことを強調しました。

そしてブロックチェーン技術の大きなメリットのひとつ「改ざんが困難な点」を活かし、金融以外でも流通、製造、公共、医療の分野などに所在する改ざんが許されないデータへの利用が今後進んでいくだろう、としてブロックチェーン技術の広範な分野での応用について言及し、説明を締め括りました。

講演資料を見る(PDF)>(約5MB)

インフォテリア 社外取締役 Anis Uzzamanからのビデオメッセージ

アメリカではフィンテック関連の投資が6年で6倍、その勢いは今後も加速

Anis Uzzaman General Partner and CEO at Fenex Venture Capital. Inc.

平野に続いてはインフォテリアにて社外取締役も務める、アメリカのスタートアップ向け投資会社Fenox Venture Capitalの共同代表パートナーでCEOを務めるAnis Uzzamanによる説明。Anisは「フィンテックとブロックチェーンテクノロジー」と題し、具体的な資料も交えながら流暢な日本語にて説明をおこないました。

ブロックチェーン技術により銀行のシステム、なかでも決済サービスが大きく変わり、規制も緩和されることで新たなサービスが生まれやすくなる、それによって既存のプレイヤーが変わる可能性すら秘めている。そしてその動向を受けアメリカでは、6年前と比較しても6倍以上の金額が投資されるなど、大手銀行などがこぞってスタートアップに対し投資をおこなっているとのことでした。

FinTech市場における世界の動向、6倍、1.2兆円

次に、アメリカにおいて注目すべき会社として、Chain、Coinbase、Blockcypherを挙げ、日本のように技術の「利用」ばかりが進む状況と比較し、アメリカのスタートアップは独自のテクノロジーを開発することに注力し、切磋琢磨していることに言及していました。

たとえば、Fenoxも出資をおこなうBlockcypherは現在のビットコインの課題とも言えるトランザクションの遅延問題を劇的に変革するテクノロジーを開発しており、これらのスタートアップが成長していくことで、技術に対する信頼性の向上や不正防止が進んでいくだろう、とフィンテック周辺技術の今後の展開を予測していました。

講演資料を見る(PDF)>(約1.5MB)

インフォテリア 平野 洋一郎とAnis Uzzamanの講演動画を公開中

テックビューロ 代表取締役 朝山 貴生氏による講演

「プライベート」であることがmijinの特長

テックビューロ代表 朝山氏写真

最後の説明はテックビューロ代表の朝山 貴生氏。まずはテックビューロ社の製品「mijin」に関する説明とブロックチェーンについて、「ゼロダウンタイム」、「消えない」、「改ざんできない」という3つの特長を中心に、巷で上がっている懸念点などに対して技術的裏付けを含めて解説をおこないました。

続いてパブリック型とプライベート型の比較表を元に、テックビューロ社が開発を進めるプライベート型ブロックチェーンは、パブリック型ブロックチェーン技術における処理時間やセキュリティ部分などの懸念点を解消することができる、応用可能性の高い技術であるとしました。

そして、特長のひとつ「ゼロダウンタイム」はP2P(ピア・ツー・ピア)のアーキテクチャを採用していることで実現しており、ノード同士がコンセンサスをとり、同期をとることで、仮にどこかのノードがダウンしてもそれ以外のノードが同期対応をおこなうためダウンタイムが発生しないと強調しました。

既存のシステムと比較して大きなメリットを享受することができるため、今後さまざまな既存のデータベースとの入れ替えが進むことになる、と予測。その対象としてポイントサービスやオンラインゲームなどのアセット管理、社内稟議や企業間決済などの契約関連、そして企業間、ユーザ間などでおこなわれる決済などのカテゴリを挙げ、既に事業連携を発表している企業などとさまざまな可能性を模索していく、として説明を締めました。

 

今回の記者向け説明会では多くのメディアの記者の方にご来場頂いたこともあり、複数のメディアでその模様を掲載頂きました。本ページに記載されている以外の内容についてもさまざまな視点から言及頂いております。本稿の最後にURLを記載しておりますので、ブロックチェーン技術にご興味ある方はぜひご覧になってみてください。

インフォテリアは今後もブロックチェーン技術について、本ブログだけでなく、さまざまな形で技術の普及に向けた取り組みを進めて参ります。今後の取り組みにも引き続きご期待ください。

参考記事:

【ASTERIA Warp 事例集】業務自動化/RPA、EAI、マスターデータ管理、クラウド連携・・・業務効率化・データ活用事例をまとめ読み

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