
夏ですね。毎日暑い日が続いています。
夏休みも終盤にさしかかり、そろそろ宿題に取りかかろう、というお子さまもたくさんいるのではないでしょうか。
ただ、最近はネットがあるおかげで、1ヶ月分の天気を思い出してテキトウにまとめて絵日記を書いてしまう、などということはやらないんだろうなと思ったりしています。
ネットから天気の情報が取得できるということは当然、気温などといった、いろいろな情報もとれたりします。
そんなわけで、今回は天気ネタです。
気温や湿度の情報と、ありがちですが電気使用量をつなげて、なんか面白いグラフでもできないかと作ってみたのがこちらです。
決して某ヤシマ作戦の映画を見たからではありません。念のため。
セレンディピティってやつです。
ASTERIA Warpならそんな閃きをすぐに具現化できてしまいます!
今回はこんなサイトが出来上がりました。
このページを読み込んだ日の前日のデータが表示されます。
さて、作り方ですが、まず電気の使用量について、以下のサイトでAPIを公開している方がいらっしゃいました。
■東京電力電力供給状況API
tepco-usage-api.appspot.com/どうやら毎時の情報が取れるようです。スゴイですねぇ。
で、毎時の情報が取れるということは、気象情報の方も毎時のデータが欲しいところです。
そんなわけで探してみました。
■OpenWeatherMap
openweathermap.org/天気情報サイトというよりは、とてもきれいな気象地図がメインですが、過去の気象情報も取れるAPIが用意されてます。
これらからデータを集めて、それっぽくビジュアライズすれば目的達成です。
今回作成したのは、いずれも簡単な3つのフローです。
まずはメインのフローです。

2つのサブフローから、それぞれ気象情報と電気使用量を取得します。
そして、これらをマージし、Google Chartを使ったHTMLを作成して出来上がりです。
サブフローについては、まず気象情報を取得します。

はじめにOpenWeatherMapから昨日のデータを取得します。
取得したデータは、気温が華氏での表記だったり、現在時刻がUNIX表記だったりするので、マッパーで整形してから返します。
続いて電力使用量の取得です。

こちらはJSONの配列形式で24時間分のデータが返ってくるので、JSONコンポーネントで受け取ります。
先ほどの気象情報と後でマージしたいので、マージの「キー」となる日時の情報について、フォーマットを合わせました。
これですべて完了です。いかがでしたでしょうか?
作った時は気温と電力消費量のグラフがキレイに並んでいて、気温との関連性はありそうですが、湿度はとくに関係なさそうですね。
もしかすると、季節が変わると傾向も変わるのかもしれません。
今回は2つのAPIから取得したデータのマージでやってみましたが、2つ以上に増えてもできそうです。気象情報などのオープンデータをさらに企業内のデータと組み合わせることで、また新たな発見があるかもしれませんね!
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東京電力のAPIとオープンデータである気象情報をマッシュアップしました。
Google Chart をつかったグラフのサンプルにもなると思います。
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