ノークリサーチの調査結果を基にした『クラウドとスマートデバイス、業務システムの違いを意識した取り組みが重要』を見ると、スマートデバイス活用のために投資を厭わない中小企業のユーザの姿勢と、システム全体を俯瞰した「スマート化」や「連携」への期待が感じられます。
記事は提供者側の視点に立っているため、『東建、Office 365を利用したコミュニケーション基盤を導入』のような動きが販社やSIer、ベンダの収益を下げる懸念についても触れています。
しかしこの動きは止まらないでしょうし、止めようもないため、業務システムの違いを意識した「提案」が、より重要になってくるでしょう。
また、マーケット(ユーザ)に向けたアンテナの「送受信感度」、そして「増幅力」を意識することも大切です。
『サイボウズ、kintoneにサードパーティ製プラグイン取り込み機能を追加』というニュースと同時に、『iPad対応見積支援アプリ「Smart at estimate」、サイボウズクラウド「kintone」との連携ソリューションの提供開始』、『kintoneをGUI操作で企業内のシステムやクラウドに接続する「ASTERIA Warp kintoneアダプター」発表』としたメッセージングは、その好例ではないでしょうか。
「ASTERIA Warp」は、社内システム同士を連携する企業内の連携基盤、あるいは社内システムとクラウドの連携基盤として、多くの企業のシステムを支えている製品です。
その「ASTERIA Warp」と「kintone」との連携により、社内システムや社内に置かれているファイルとkintoneを連携したり、kintone上のデータを別のクラウドサービスと連携したりするなど、様々な連携の可能性を広げていくことができます。
例えば、kintoneで管理している顧客リストを元にメールを送付したり、kintoneを入力画面としてSalesforce.comと連携したりするなどといったことが簡単にできるようになるのです。
ますますクラウドが盛り上がる中、このような社内システムの「スマート化」や「連携」も今後さらに重要になってくるでしょう。
PM・SE・マーケティングなど多彩なバックグラウンドを持つ「データ連携」のプロフェッショナルが、専門領域を超えたチームワークで「データ活用」や「業務の自動化・効率化」をテーマにノウハウやWarp活用法などのお役立ち情報を発信していきます。
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