2018/12/07 著者:鈴木 柚花 カテゴリー: RPA体験記 , アダプター紹介
こんにちは、ナガタです。
社内業務自動化第2弾ということで、今回は経営管理部のSさんから依頼がありました。
Sさん「今、Webサイト上で公開されている為替レートを手作業でExcelファイルにまとめてみんなに共有しているんだけど、ちょっと手間がかかるんだよね。これってASTERIA Warpで自動化できる?」
ナガタ「もちろんです!」
月末や決算時に必要となる為替レートのデータ。今は必要なときに手作業でWebサイトから必要な項目を抜き出してExcelファイルにまとめているそうです。これを自動化していきます!
為替レート取得元はみずほ銀行 外国為替公示相場ヒストリカルデータです。
そして、取得した為替レートは経営管理部のみなさんで共有できるようにExcelファイルではなくGoogleスプレッドシートに追加していきます。
ヒストリカルデータ(日次データ)は毎営業日に更新されるので、毎営業日の夜に為替レートを取得してGoogleスプレッドシートを更新するフローを作っていきたいと思います。
これならささっと作れそうです。
作ったフローがこちら↓
なんとこれだけで自動化できちゃいました!
コンポーネント3つで面倒な作業もゼロにすることができるなんて、ASTERIA Warpを使わない手はないですね。
CSV形式のデータが取得できることがわかりますね。
するとGoogleSheetsPutコンポーネントで各シートの項目を選択できるようになりました!これは簡単!
ExcelというよりRDBの操作に近いですね。
あとは毎営業日の夜に実行するようにスケジューラーを設定して、完成です。
スプレッドシートを見てみると、
毎営業日に為替レートがスプレッドシートに反映されるようになりました。
Sさんからのコメント
「いままで為替データを利用するときは、まずファイルを更新してから必要な業務に取り掛かっていましたが、今は必要なときにすぐ最新のデータを使用でき、スムーズに業務を行えるのでとても助かっています。」
詳しい作成手順はこちらの動画でご確認いただけます↓
いかがでしたか。
今回はWebサイトの情報を取得して、データを整理して、Googleスプレッドシートに挿入するフローを作成しました。5つのコンポーネントを並べて設定するだけで業務が自動化でき、単純作業によって本来行うべき業務が中断されてしまうこともなくすことができました。
まだまだ自動化できる業務はありそうですね。次回は営業事務関連の業務を自動化します。お楽しみに!
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