クラウドサービスには様々なものがありますが、1つのサービスを導入して会社の業務が全て回るわけではありません。
クラウドサービスを複数利用する場合もあるでしょうし、社内システムも相変わらず残っていると思われます。
もしかすると、複数のサービスや社内システムからエクスポートしたデータをExcelに貼り付けて会議資料を毎週作っていたりしませんか?
ASTERIA Warpはこんな場面でも業務効率化が可能です。
今回はWebのアクセス情報を管理するクラウドサービス「Google Analytics」と営業情報を管理する「Salesforce.com」からデータを取得してタブレットで見る会議資料を作成してみます。
今回作成する会議資料は「Google Analytics」からWebの訪問者数を、「Salesforce.com」から営業リード数、商談数を取得し、それぞれ地域別、業種別、売上規模別で表示します。
この資料をタブレットでドキュメント閲覧するため「Handbook」へと送信します。
「Google Analytics」からはRESTコンポーネントを使用してデータを取得します。
「Google Analytics」との連携については、サンプルと使い方を説明した記事が以下にありますのでそちらをご参考にしてください。
asteria.jp/showcase/20121217-130000.html
続いて「Salesforce.com」からのデータ取得です。こちらはSOAPを利用し、データを取得します。
「Salesforce.com」にログイン、マッパーでSOQLを設定、実行するだけの簡単なフローです。
すべての情報、今回は9種類の情報を集めてVelocityコンポーネントにて表示情報であるHTMLを生成します。
最後にタブレットへ配信するため、Handbookコンポーネントにデータを渡します。
すべてをまとめたメインのフローはこんなかんじです。
タブレットからHandbookアプリを開くとデータが届いていることが確認できます。
毎週、毎月行われる会議資料の作成に時間を取られていたりしませんか?
ASTERIA Warpを使ってクラウド連携すれば、業務効率の向上につながることをおわかり頂けたのではないでしょうか?
ASTERIA Warpシリーズ担当のシニアプロダクトマネージャー。ホワイトペーパーの執筆のほか、開発経験を活かしたASTERIA Warpを使ったデモ作成等を実施。
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