みなさん、こんにちは。
インフォテリアのキクチです。
暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか?
インフォテリアでは今年も猛暑テレワークの通知サービスを行っています。
気象庁の発表する予想最高気温が35度以上の日は、LINEで通知してくれるようになっていてとても便利なので、ぜひ使ってみてくださいね!
<インフォテリア LINE公式アカウント「テレワークしよう!」への登録方法>
※現在は「テレワークしよう!」の登録募集を行っていません。
さて、本題です。
実はすでにリリースされているGoogleドライブアダプターに今回、新機能が追加されました。
機能追加されたら、お試しするのがキクチでしょう!
ということで、早速追加された機能を試してみました。
今回のアップデートでは、Google Workspace(旧称 G Suite)の機能「チームドライブ」に対応したGoogleドライブアダプターがリリースされました。(ご要望いただいたみなさまお待たせいたしました!!)
チームドライブは、仕事や研究などの仲間同士で共有するファイルを保存しておくことができるスペースです。使い勝手はLAN内に置かれているNASなどのファイルサーバーによる「共有フォルダー」と同じですね。
今までのGoogleドライブアダプターで対応していたのはGoogle Driveの「マイドライブ」でした。マイドライブは、基本的には個人のファイルなどのコンテンツを管理しておくスペースだったので、ファイルの所有者はアップロードした人でした。
チームドライブでは、保管されるコンテンツは個人のものだけではなく、チームに属することができますですので、メンバーの入れ替わりなどでファイルがなくなって混乱を招くことがなくなります。
それでは早速試してみたいと思いますが、まずはアダプターの適用作業から始めましょう。今回のようにアダプターがアップデートされた時には、オンラインアップデートが便利です。
下図↓のように、管理コンソール(FSMC)の画面から、①システム ②アップデート ③アダプターと進んでいくと適用できるアダプター一覧が確認できます。
あとは、適用したいアダプターをダウンロードすればいいだけですね。
これでサーバーへのアダプター適用作業は完了です。
いちいちユーザーサイトを開いてモジュールを探してダウンロード、なんて手間がなくなります。
続いてデザイナー側にも適用してきましょう。
フローデザイナーにログイン後、ツールメニュー「コンポーネント/マッパー関数の取得」を選択します。
開かれた一覧画面から該当(青色)のライブラリを選択し、ダウンロードを実行
すると、デザイナーの再起動後に更新されたコンポーネントを利用することが出来ます。
チームドライブに接続する時にはコネクション設定に少し注意してください。
詳細オプション「Team Drive Support」に”true”を指定する必要があります。
ではASTERIA Warpからチームドライブに接続してみましょう!
今、チームドライブには一つのファイルが保管されています。
これをGoogleDriveGetコンポーネントで見てみると…
おぉ!きちんコンテンツデータが見えています。
ちなみに、GoogleDriveGet上のFilesテーブルとTeamDrivesテーブルをJOINしていますが、これはマイドライブのコンテンツを参照しないようにするためで、チームドライブに格納されているデータだけを取得できるようにしています。
TeamDriveIdを指定せずに確認をするとこんな感じになります。
チームドライブもマイドライブも関係なくデータを取得することが出来るので、よりシームレスにコンテンツデータを連携していくことが出来そうですね!
アップデートしたGoogleドライブアダプターはいかがでしたか?
今後もASTERIA Warpのアダプターは進化を続けていきます。
もしかしたら、みなさんからご要望いただいた機能が実装される、なんてこともあるかもしれませんので、追加してほしい機能があれぜひお声掛けくださいね!
ASTERIA Warpのプリセールスエンジニア&体験セミナー講師。関係各所から舞い込んでくるASTERIA Warpに関するご依頼になんとか応えながら日々鍛えてもらっています!
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