こんにちは、ナガタです。
本日2021年6月25日にASTERIA Warp 新バージョン2106が登場しました!
今回はどんな機能がアップデートされたのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
目次
新機能の一覧は、プレスリリースをご確認ください↓
ASTERIA Warp 2106に追加された主な新機能を3つ紹介します。
リモートワークが定着しつつある今、お客様からフローデザイナーやFSMC(管理画面)をSSL/TLSで接続したいというご要望を数多くいただき、ついに今回の新バージョンでSSL/TLS接続に対応!外部からも安心してフローデザイナーやFSMCに接続できるようになりました。
FSMC上で証明書を事前に設定しておけば、フローデザイナーからサーバー接続時に「SSLで接続」にチェックをいれるだけ。
セキュリティ対策ができ、リモートワークでも安心してお使いいただけます。
FSMCもHTTPS通信できるようになりますよ。
詳しい設定方法はこちらをご確認ください。
続いてはHCS機能のパフォーマンス改善です。HCSとは、大容量データを扱うときにメモリ消費を抑える機能で前バージョン2012で追加されました。
そのHCSが「2106」でさらにパワーアップ!パフォーマンスが改善し、従来より2倍の処理速度を実現しています。
実際に試してみましょう!
バージョン「2106」と「2012」で同じフローを作成し、実行します。
扱うデータは500万行あるCSVです。 実行して比較すると…
処理時間は1/2以下、つまり処理速度が2倍以上に向上しました!
大容量データを扱うと処理時間が長くかかりがちなので、このパフォーマンス改善は嬉しいですね。
3つ目に紹介するのがMapperのフィールド非表示機能です。
こちらも前バージョンで追加されたフィールド非表示機能の改善です。
こうすることで、加工変換が必要な項目だけレイヤーを分けて表示することができるので、マッピングが見やすくなりますね。
非表示にするフィールドを毎回設定するのは大変…という場合には、毎回行う非表示設定をファイルにエクスポートしておけば、次回以降は読み込むだけで設定完了。
同じMapper内であればファイルを経由しなくても他レイヤーからコピーすることもできます。
他にも新バージョンでは、リモートワーク下で必要不可欠なコミュニケーションツールへの連携でご要望が多かったSlackやMicrosoft Teamsとの連携機能が追加拡張されました。
さらに、kintoneコンポーネントやPlatioコンポーネントの機能強化、Gravioコンポーネントの追加など、新機能が盛りだくさん。
「どんな機能か気になるなぁ」という方はぜひ体験版『手ぶら de ASTERIA Warp』でお試しください!準備不要で、5日間『ASTERIA Warp 2106』の新機能を体験できます。ぜひご活用ください!
ASTERIA Warp製品の技術情報やTips、また情報交換の場として「ADNフォーラム」をご用意しています。
アステリア製品デベロッパー同士をつなげ、技術情報の共有やちょっとしたの疑問解決の場とすることを目的としたコミュニティです。