こんにちは!アステリアのショウジです。
本日2022年6月24日にASTERIA Warp の新バージョン 2206「イコスティ」 が登場しました!
「イコスティ」は、ASTERIA Warp 誕生20周年を記念してつけられた愛称です。ギリシャ語で「20番目」を意味する「εικοστή」から名付けられました。「ASTERIA」もギリシャ語で「星座」を意味する「Ἀστερία」から名付けられましたので 、まさにASTERIA Warp 誕生20周年にふさわしい愛称ですね!
それでは、今回追加された機能をみていきましょう!
新機能の一覧は、プレスリリースもあわせてご確認ください。
ASTERIA Warp 2206「イコスティ」に追加された主な新機能をご紹介します。
目次
一部のクラウドサービスでは、ID・パスワードを使用した従来型の「基本認証」から、2要素認証やOAuth 2.0を利用した認証などの「先進認証」への置き換えが進んでいます(※1, ※2)。これによりセキュリティが向上しますが、同時にクラウドサービスを利用する立場から見ると、先進認証に対応するために追加のシステム開発が必要になるということです。
そこで今回のバージョンアップでは、先進認証の一種である「OAuth2.0」に標準機能として対応しました。それにより、先進認証が必須となるクラウドサービスとの連携もスムーズに実現できるようになりました!
設定方法はもちろん簡単。コネクションのプロパティに、クラウドサービス側で発行したクライアントIDなどの必要情報を記入するだけです!
たとえば、メール送信で使う「SMTP」コネクションであれば、以下のような設定方法になります。認証プロパティで「SMTP認証」を選択すると表示される認証方法プロパティで、「OAuth」を選択できるようになっています。
Gmailを利用したメール送信を実施するためのSMTPコネクションの例
詳しい設定方法は、後日あらためてご紹介する予定です。
※1 マイクロソフト社の発表
※2 Google 社の発表
つづいて、 AWS、Azure、Googleとの連携を強化する新機能についてご紹介します。
GCSコンポーネントが「均一なバケットレベルアクセス」に対応しました。
これまでは「均一なバケットレベルアクセス」が無効に設定されているバケットのみ接続可能という制限がありましたが、その制限がなくなりました!
AWS関連の各コンポーネントが「Assume Role機能」に対応しました。
これにより、S3やEC2などへ接続する際にAssume Roleによる一時的な権限情報を用いて接続することができるようになりました!
Azureファイル共有コンポーネントが新たに追加されました!これは、Azureファイル共有とのファイルのダウンロード/アップロードを実現するためのコンポーネントです。Azureファイル共有を使った他のシステムとのファイルのやり取りが、簡単にできるようになります。
「どんな機能か気になるなぁ」という方は、体験版『手ぶら de ASTERIA Warp』でお試しください!準備不要で、5日間『ASTERIA Warp 2206「イコスティ」』を体験できます。ぜひご活用ください!
ASTERIA Warpのプロダクトマネージャー。システムエンジニアや情報システム部員としての経験も活かしながら、ASTERIA Warpをわかりやすくお伝えしていきます。
ASTERIA Warp製品の技術情報やTips、また情報交換の場として「ADNフォーラム」をご用意しています。
アステリア製品デベロッパー同士をつなげ、技術情報の共有やちょっとしたの疑問解決の場とすることを目的としたコミュニティです。